2012年7月31日火曜日

三原じゅん子とタカノ・フルーツ・パーラーでR&Rは死んだという話。

  
  昼過ぎTV付けけたらいきなり国会の激しい質疑応答やっていて、質問してるのが、えーと?あん?三原じゅん子・・・?。ミハラジュンコって、あの金八先生の?ああ、そうだ、そうだ、確か選挙に出馬していたのを思い出した。ところが、この三原じゅん子が凄いんであります、なかなかに。議員としてはまだ日が浅いはずですが、元・女優ってぇのが効いているんでしょうか、妙に堂々として肝がすわっているんです。そして相当勉強しているのでしょう、理路整然と次々に繰り出される鋭い突っ込み(質問)に場内騒然。質疑応答が何度もストップし、紛糾。しかも決して感情的にならずきちんと自分をコントロールできているところがまたすごい。若い時にドラマん中でスケバンはってたのも伊達ぢゃないって感じです。野田総理も体育館の裏に呼び出されてボコボコにされる前に謝ったほうがいいと思います。そのカマイタチのような切れ味、見直しましたゼ。白のスーツが眩しかったっス。それに比べて父ちゃんがヤクザの組長っていうんでスッカリ有名になった元柔道選手のナントカちゃんはどうなんでしょうか?カノジョが質疑応答をしているシーンは見たことないんでなんともいえないんですがなんかダメダメな感じがしますね、恐らく。小沢一郎の尻にくっ付きまわっているだけでなんの政治理念もポリシーも持って無さそうに見えるんですが、言い過ぎかしら?果たしてカノジョの実力は如何に?クルリンパ(野田総理)の腕の2,3本でも寝技でへし折ってくれればオレの中での株も上がるんですけど。期待しております。
  さて、今日はこのクソ暑い真っ昼間に新宿まで出かけてのバンドのリハでございました。20年以上バンドやってますけど真っ昼間のリハって多分初めてであります。メンバー多忙のため、今度の8月5日(日)のライヴのリハがなかなか出来ず、なんとか調整がついたのが今日の昼間だったわけです。西新宿の超高層ビル群を見上げつつホームレスに絡まれそうになりながら昼飯時で街に這い出してきたサラリーマンどもを横目にゲタをつっかけてカランコロンとスタジオへ。平日の真っ昼間にゲタつっかけてスタジオってぇのも、まあ、新鮮というか悪い気分はしませんでしたヨ。クソ暑いのはいやだったけど、むしろ、なんか、こうただでさえイイ歳こいたダメ人間のオレが、よけいダメ人間に堕ちてゆくような心地よさ(笑)といいましょうか、ゲタが地面を蹴る振動やゲタの表面の木のツルっとした肌触りが素足の足の裏から体全体に昇って来て頭ん中で覚醒するような、なんともいえないヴァイヴレーションを感じたわけであります。ゲタは人間を弛緩させる、精神を解放させてくれるハキモノかもしれません。ゲタをはいて行ったのが正解でした。サラリーマンもこれからは全部ゲタはきゃいいんじゃないでしょうかね。みんなダラーンと解放的な気分になってやる気なくなって大麻吸っているわけですよ、そうしましょうそうしましょう。平和んなりますよ、兄貴。というわけで、みなさんもたまにはゲタはいてお出かけなどいかがでしょうか?
  ロンドン・オリンピックにも、なでしこジャパンの“レズ疑惑”にもミミズのツメのアカほどの興味もありませんが開会式凄かったそうですね。「炎のランナー」をオーケストラが演奏しミスター・ビーンがそれをお茶で濁し、片や、かのマイク・オールドフィールドがこともあろうに稀代の名曲・・・この曲が無かったらヴァージンの社長もアホ面して今頃宇宙旅行なんて売り出せなかったんじゃないかってくらいのいろいろな意味での(売り上げ・内容・偉業という点を含め)ギネス級名曲「チューブラベルズ」を本人自らが生演奏っていう流石英国やることがイキやわって、誉めているんですよ、オレ。日本で言えば、武満徹の曲をオーケストラで演奏中に白木みのるが鼻の頭に五円玉くっつけてドジョウすくい踊って、三波春夫がNHKホールで太鼓叩いてチャンチキおけさ歌うような豪華さでしょうか。例えが古くてヤングのみなさんゴメンなさい。まあ、とにかくムダな演出だらけで辟易する最近のオリンピックですが、オレにちょっとホットな話題を提供してくれました(そういえば、カナダのオリンピックん時にはDEVOが出ていたっけ!)。
  ついでに全く興味の無い夏フェス。フジにサマソニ、etc。興味がない最大の理由はウチのバンド「ダンボール・バット」が出れらないから!!(笑)来年こそはオファーをお待ちしております(それまでバンドが存在していたらですけど!!)で、ところで、スペシャルズはどーだったんですか?なんか以前2009年だかに収録されたらしいテリー・ホールのインタヴュー映像とやらを観たんですが、目はうつろ、顔色悪く、覇気が無く、ただジジイんなったからっていう理由だけでないようなまるでシャブ中のようなヤバイ雰囲気でしたが。往年の好青年のイメージは今いずこって感じで。とくにファンってわけではないですが心配になったもんです。きのう、在庫はいっぱいあるけどケースはボロボロで歌詞カードも入ってなく黙ってコピーコントロールCDを貸し出す上にロクなCDが揃っていない新宿のツタヤへ行って(サン・ラのCDが2枚だけあってビックリした)、ON-UのダブもののCDやら、浜田省吾の昔のやら、原田芳雄のベスト盤やら何枚か借りてきたんですが、店内の目立つところに夏フェスに来日するアーチストらのCDが面出しして飾ってありまして、当然、スペシャルズも飾ってあり、店員の手書きのポップには「スカコア・シーンの原点、フジに来る!」なんて書いてあるわけです。はあ、そうですか。今の時代、そういう見方されるわけですね。スカトロでなくスカコアですね?なんて感慨深く観ていたら、店内にさっきから流れているBGMに脱力→不快→うすら寒さを通り越しだんだん殺意を覚えている自分に気付いたわけです。アドレナリンだけが空回りして威勢だけは凄いとにかく歌詞を聴いてもIQマイナス5億くらいのおバカそうな日本の若者(もしかすると歳喰っているかも?)のバンドがロックンロール・イズ・ノット・デッド!ノット・デッド!ノット・デッド!と青筋立ててノドから声を振り絞って虚しく連呼しているわけです。そう言っている自分たちがロックンロールを殺している張本人なんじゃないの?と、誰か注意して目を覚まさせてあげる人は周りにいないのでしょうか?親とか兄弟とか友人とか先生とかプロデューサーとかレコード会社の受付嬢とか自分んちで飼っている犬とか金魚とか。「なんだかかわいそうな人たちなんだナ」と、つい裸の大将こと山下清画伯のような口調で吐き捨てオレはツヤタを後にし、隣のビルのタカノ・フルーツの涼しげなショーケースを覗きながらあの高そうなフルーツ・パフェをいつか食してやろうと目論むオレの耳の中ではブラック・ユフルーのクールだがどこか寂しげなDUBがグワワワワ~ンと鳴り響いていたジャマイカン新宿の熱帯夜にて。かしこ。

追伸:今週の日曜日(8月5日)はライヴ!!詳細は下記(今夜のBGMの下)!!前売りご予約は当日のお昼12時まで受付け中!!下の専用フォームよりどうぞ!!

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▼今夜のBGM▼
そのテリー・ホールがスペシャルズ解散後に黒人メンバー二人をそのまま引き連れて結成したのがこのファン・ボーイ・スリー。スカのスの字も見当たらない南洋趣味溢れる奇怪でローファイな宅録ポップ風情にそれまでのファンは脱糞したことでしょう。個人的にはこっちのほうが好きなくらいで、この次に出た地味な2作目にして最終作はかのデヴィッド・バーンのプロデュース。日なたで死にかけているミミズのようなこの1stがベストであります。アルバムにはブレイク前のバナナラマがコーラスで客演。
 ♪The Lunatics Have Taken Over The Asylum('81)/THE FUN BOY THREE



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ダンボール・バット【NEXTライヴ情報】
8月5日(
 ■東高円寺UFO-CLUBにて
■イベント名「夜のまにまに」
■18:30 OPEN / 19:00 START
※ダンボール・バットはPM9:30~の出演
80年代初頭から活動している伝説の「コンクリーツ」と80年代後半から活動している知る人ぞ知るわが「ダンボール・バット」が初の夢の顔合わせ!!
■出演者(出演順に)
▼バンド名クリックすると動画観られます
①サロメの唇
②日比谷カタン
③コンクリーツ(from テレグラフ・レコード)
④ダンボール・バット
■前売り予約¥2000+1drink(¥500)
/当日¥2500+1drink(¥500)

 ご予約はここをクリックして専用フォームからお名前、枚数を明記の上どうぞ!

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急募!

★AMIのソロユニット<ネオン警察>始動に向け、鍵盤奏者(ピアノ、キーボード、アコーディオン)急募。その他にも、ヴァイオリン、アコギ、バンジョー、etcも募集中。年齢性別国籍テク不問。できれば杉並、中野や新宿あたりでリハ出来る方。テク不問。男女年齢不問。お気軽に!

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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)


2012年7月24日火曜日

マーク・スチュワートが緑のたぬきに水没した午後。

 
 猫ひろしってどうしてあんなにイラっとするんでしょう?それは観ている者をイラっとさせるように工夫されているからでしょう。じゃあ、しょーがないや。 
 と、意味不明の前振りはさておき、先日、JR高円寺駅から電車に乗ったら乗った瞬間オレの鼻腔を刺激する超異臭になんじゃこりゃ~ああああ!と危うく奇声を上げるところでしたがなんとかとどまり冷静に車内をグルっと見渡せば、斜め向かいの天井近くの棚の上にテイクアウトの牛めしだか牛丼らしきものが5,6個ほど入ったと思われるビニール袋を発見!!薄いビニール袋から透けて牛のイラストが見えたので牛関係の食い物だと判明したわけですが、こいつが匂いの元凶だったわけです。肉嫌いのオレにとっては、あの牛の死肉の匂いを助長する甘ったるい醤油ベースのタレ・・・いわゆるスキヤキのタレの匂いは吐き気をさそう以外の何者でもなく電車に酔ってゲロ吐くならまだしもなんで他人が買った牛丼の匂いでゲロ吐かなきゃならないのか、と、シャクにさわり隣の中野駅まで我慢しようかと思ったものの途中でギブアップ、人並みをかきわけ隣の車両へと退避したのでありました。夏の電車なんてただでさえ汗だのワキガの匂いで充満しているのにそこへ牛の匂いまで持ち込むってのはほんと迷惑。好きなやつにしてみればワキガの匂いも性欲を誘い、牛の匂いも空腹感を助長する匂いってことになるんでしょうが遠慮していただきたいものです。・・・・と、くだらない話題を書き綴りながら時計を見ればもうこんな夕方でしたか!外では今年初めて聴くセミの声が!ごくろうさんです。今年も無事土の中から生まれて来たのですね。セミよ!いや、オレの同志よ!今年の夏は乗り切れるだろうか!オレは生き抜くぞ。オマエも短い命だろうが最後まで全うしてくれ!と、セミに、引いては自分自身にエールを送ったところであります。本当に阿呆です。
  さて、これもちょっと前の話ですが(まだ梅雨が明けるか明けないかの頃)、いつものように、貧しい昼食を会社の近くの公園のベンチで一人わびしく喰おうかと思っていた時のことです。商品名を言えばマルちゃんの緑のたぬきです。シャツの胸ポケットに入れている愛用の中国製のショボイmp3プレイヤー(4ギガ仕様)を取り出し、貧しい昼食のBGMをセレクトしてレッツ・プレイ。そして、緑のたぬきを食そうかと割り箸を取り出しフタを開け七味とうがらしを投入したたその瞬間、胸ポケットにちゃんと収めたつもりのプレイヤーが途中でひっかかっていたらしく、ヒョイっ!とポケットから落下!「あっ!」と短い声を漏らすのが精一杯で次の瞬間にはトプンっ!と軽やかな音とともに緑のたぬきの汁の中に飲み込まれておりました。「ファック!何やってんだ!!」と叫んだところですでに後の祭でした。勿論、防水加工などされていませんから、致命傷です。ポップ・グループの「Y」をセッティングしてあったのですが、威勢よくヘッドフォンから聴こえていた悲痛に叫ぶマーク・スチュワートの声が汁に浸かった瞬間シューンとミジンコの声みたくなったかと思うと、あっと言う間にフェードアウトし、ウンともスンとも言わなくなったのです!慌てて汁の中から救助し蘇生術を駆使し四苦八苦してみたものの、電源はいつになっても入らず、結局死亡が確定。無念。汁に飲み込まれたマーク・スチュワートの怨念とともにお陀仏とあいなりました。あっけないもんです。事件の数日後、さっそく後釜のmp3プレイヤーを物色しに新宿のビックカメラへ。とにかくカネないですからね、ヤングやギャルがたむろするオシャレなI-PODだとかウォークマンのコーナーは素通りして中国製の商品が忘れられたように並んでるフロアの奥のほうの日陰のコーナーへ。で、そこで発見したのが「当店最安値」の手書きのポップの下に山積みにされていたmp3プレイヤー。なんとも今までの倍の8ギガの容量で¥2980って掘り出し物を発見、迷う理由ナシの即買いです。どう観ても見た目はダイソーで売ってる100円ライター。こんなんでもFMラジオも聴けて、ヴォイスレコーダーにもなるなかなかの優れたオモチャです。というわけで、現在は8ギガの中国野郎がオレのお供です。本日はジャパンの「武力の太鼓」を爆音拝聴しながら天国のミック・カーンと毛沢東に黙祷中。

★追伸!!
次回ライヴが8月5日(日)に迫ってまいりました!共演はバラエティに富んだ豪華メンツです!とくに、80年代初頭から活動している大先輩「コンクリーツ」は個人的にも大注目なんであります。前売りのご予約は下記「今夜のBGM」の下のライヴ詳細欄のメールフォームからどうぞ。
 ※前売りの予約はしたものの当日ご都合でおいでになれない場合のキャンセル料等は一切派生しませんのでご安心ください。またその際のこちらへのご連絡も一切不要ですのでお気軽にお申し込み下さい。

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▼今夜のBGM▼
というわけで、オレの“やさぐれ弾き語り”ソロ・ユニット<ネオン警察>の調子に乗った第3弾PV完成しました。相変わらずの低予算セルフ撮影ムービー。会社の昼休みに公園でタレサンして葉巻くわえてカメラ自分に向けて撮ったシーンもあり。近所の人に通報され警官に職質されないかとドキドキしながらの撮影でした(何やってんだろオレ?)。曲は「木霊(こだま)」という単語をイメージし作った曲。ちょっとナチュラルなテイストのナンバーが出来ました。80年代の4ADレーベルのような静謐な雰囲気も・・・無いか(笑)。自画自賛。

 ♪木霊(KODAMA)/ネオン警察('12)




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ダンボール・バット【NEXTライヴ情報】
8月5日(
 ■東高円寺UFO-CLUBにて
■イベント名「夜のまにまに」
■18:30 OPEN / 19:00 START
※ダンボール・バットはPM9:30~の出演

■出演者(出演順に)
▼バンド名クリックすると動画観られます
①サロメの唇
②日比谷カタン
③コンクリーツ(from テレグラフ・レコード)
④ダンボール・バット
■前売り予約¥2000+1drink(¥500)
/当日¥2500+1drink(¥500)

 ご予約はここをクリックして専用フォームからお名前、枚数を明記の上どうぞ!

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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
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▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
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▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

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「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)


2012年7月15日日曜日

空(そら)の巻き貝にダグマー・クラウゼの唄が重なった夏の日。


  アマゾンやその他のオンラインショップなどでウチのバンド<ダンボール・バット>のCDを買うことができるのですが、バンドの公式サイトからももちろん購入できます。送料無料で希望の方にはCDにオレのありがた迷惑な直筆サインをお入れしますというサービスを実施しておりますが、公式サイトではほとんど売れたためしがありません。年に一人、通販希望のメールが来ればいいほうです。そして、先日、その年に一人のお客さんからのメールが来たのです。前回売れたのはいつだったか記憶にありません。悲しいですがそれが現実です。そして、今回通販を申し込んでこられたお客さんはなんとも旧譜4作品をまとめてご購入という太っ腹というか物好きなというか奇特なお客さんでした。最近偶然YOU-TUBEで当バンドの最新CD【馬鹿ヌーヴェルヴァーグ】に収録のナンバー♪「シュトラウスは夜に殺せ」のPVを観て以来ファンになり、即アルバムを購入し毎日聴いていますといった旨の熱いメッセージとともに通販希望のメールを頂戴したのですが、その送信元の特徴のある名前の字面を見て一瞬「あん?」となったのです。ちょっと待てよ、なんか見たことのある名前だな、オレの記憶が間違えていなければ・・・、と、恐る恐るメールの返事も兼ねその申し込んで来られたお客さんに対しその名前のことに触れ、やんわりと「確認」させていただいたのです。が、やはりオレの記憶は正しかったのです。20代の頃毎月買っていたマンガ雑誌「ガロ」で見掛けていた名前だったのです。漫画家の「逆柱いみり」氏(後でウィキで調べて分かったのですが、奥さんもガロなどで描いていらした「みぎわパン」さん)だったのです。いやあ、まさか当時漫画を通してのみ知っていた氏と時を越えて何の因果かこのような形で再会、交流を持つハメになるとは!面白いですねぇ~、と感激も新たに、オレの汚いサインを真心込めて4枚のCD全部の盤面にお入れし、お送りさせていただいたわけですが、その後、今度は、いみり氏のほうから“AMIさん江”の直筆サインの入った『空(そら)の巻き貝』という自身の著作本・・・本の帯には町田康氏の推薦コメント付・・・をご丁寧にお送りいただき、その悪いユメの続きを永遠に見せられているような内容に半分トリップしつつ半分泥酔しつつ、併読しているボルヘスの文庫本「伝奇集」の難解さに頭かかえながらもその合間合間に、ボルヘス、いみり、ボルヘス、いみり、と、とっかえひっかえ拝読させていただいている最中であります。また、ご自分もバンドを率いて音楽活動をされているとのことで、その音源を収録したCD-Rと映像を収録したDVDまで添えられてありまして、そちらもこれから拝聴、拝見させていただこうと思っております。余程ウチのCDがツボにハマッたのか、氏からは、その後も真摯な熱いメールを2,3回頂戴しました。本当に有難いことです。ただ、気がつけばこのダンボール・バットももう結成から四半世紀が経とうとしているわけですが、これまでに、誉められたり、評価されるなんてことはほんとアリの耳クソほどに稀でしたし、常に世間様からは無視、抹殺されてきたので、冷たい対応をされるのには慣れっこなんですが、たまに本気でいいですねぇ~なんて言われると、にわかに信じ難く、素直に喜べず、気が付けばカラダが拒否反応を起こすというヒネクレ体質になってしまいました。悲しいことです。とは言え、所詮オレなんかミドリムシ並みの単純な細胞で出来ているのでなんだかんだいっても誉められればすぐにうれしくなるお調子者だったりもしますから結構いい加減なヤツです。そういえば、過去にも本気でいいですね~と言って近づいて来た人がほんのわずかですが何人かいましたっけ。みなさん、その時はチヤホヤしてくれるんですが、1年も経たないうちに飽きられ去って行きやがて忘れられました。それはまるでひと夏の恋、ひと夏のアヴァンチュールのようです。そういう人たちにその後、街中でばったり逢ったり、メールで連絡したりしてもとても冷たい態度をされます。あの時はあんなにウチのバンドのこと気に入ってくれていたのにみなさん揃って180度踵(きびす)を返したようなツレない態度を取ります。面白いですね。昔はそういう態度をされるといちいち傷付いていたデリケートなボクでしたが、まあ、他人なんてしょせんそんなもんでしょう、と、40歳を過ぎ、やっと最近、大人的な感情の処理の仕方ができるようになりました。ミドリムシはミドリムシなりにちょっとは成長したようです。話が少々ズレました。とにかく、今回、偶然YOU-TUBEを見てファンになりましたという、逆柱いみり氏の件でも明らかなように、世の中にはダンボール・バットの音を理解してくれ、楽しんでくれるそんな可能性を持った潜在的な音楽ファンが案外あちこちに潜んでいるのかもしれません。いや、絶対いるはずです。ただ、露出度、宣伝力の問題からウチのバンドの存在自体がそういう人たちへ伝わっていなかったり届いていなかったりするのでしょう。だとすれば、それはとても残念なことだし歯痒いことではありますが、今のオレの力ではどうにもならないのが現実です。今朝、YOU-TUBEのトップページを開くと「くるり」の公式チャンネルが開設されました、と、大々的に動画が3本ほど紹介されていました。あれもトップページの枠を取るためにそれ相応のカネが動いているんでしょうか?やっぱりなににせよカネですかね?カネでしょう、カネ。というわけで、当たりもしないロト6でも明日買いに行きます。当たりやがれコン畜生!ああ、狂気の夏はすぐそこまで近づいております。去年はレコーディングに無我夢中でくたばりかけながらもなんとかやり過ごせたわけですが、やることなすことが全てが糞詰まりで再び行く方向を見失いつつある今、この夏を乗り切る自信がありません。

▼逆柱いみり氏のブログでダンボール・バットのCDを紹介していただきました。
http://d.hatena.ne.jp/nkpmkp/20120712/p1



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▼今夜のBGM▼
さわやかに晴れ渡る朝の通勤時間帯のここ新宿は歌舞伎町。路上の片隅に着ているスーツもヨレヨレに財布はスッカラカンでうつ伏せんなってぶっ倒れて死んでいるのはオレ。傍らには競馬新聞とゲロと生ゴミとそれをついばむカラス。道行くサラリーマンたちはオレのことなど見てみぬふりでみんな足早に会社へと急ぐ。ぶっ倒れているオレの背中を真上から撮っているカメラが少しずつ上空へ昇ってゆきながらズームアウトしてゆき映画のエンドロール。そしてこの曲が流れ出すって演出。オレの葬送曲はこいつでお願いします。クルトヴァイル作曲、三文オペラより。ダグマー・クラウゼのヴァージョンで。
 ♪メッキー・メッサーのバラード/Dagmar Krause('86)




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ダンボール・バット【NEXTライヴ情報】
8月5日(
 ■東高円寺UFO-CLUBにて
■イベント名「夜のまにまに」
■18:30 OPEN / 19:00 START
※ダンボール・バットはPM9:30~の出演

■出演者(出演順に)
▼バンド名クリックすると動画観られます
①サロメの唇
②日比谷カタン
③コンクリーツ(from テレグラフ・レコード)
④ダンボール・バット
■前売り予約¥2000+1drink(¥500)
/当日¥2500+1drink(¥500)

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▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
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▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
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「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


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「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)


2012年7月10日火曜日

渋谷・宇田川町で船酔い。雨の糞尿綺譚。


  まさか大都会渋谷のど真ん中、宇田川町のど真ん中の陸の上で船酔いに見舞われるとは!!・・・反省しています、先週金曜日の渋谷ge-geeでのライヴ。普段からそんなに酒は強くはないとはいえ、体調がすぐれなかったのか、空きっ腹に飲んだのがいけなかったのか、いつもより若干度数の高いアルコール飲料をゴクゴクとステージ前に飲んでいたらいざ本番って時に足はふらつくは、なんだかムカムカと吐き気がしてくるは、脂汗は出るはで、こりゃマズイと思いながらも、その日、自分で選曲した1曲目が皮肉にも“奴隷船”をテーマにした船乗りの歌と来たもんで、ホロ酔いならぬ本当にリアルな“船酔い”状態での本番スタートという笑うに笑えない状況に。こんなことならエチケット袋(ゲロ袋)をステージに用意しておくんだったと後悔しつつ、その後、嵐のような吐き気との戦いを顔の表情には出すまいとミラーのサングラスに隠しつつなんとかやり過ごし、3曲目あたりからようやく落ち着きを取り戻せたものの、さぞかしお客さんの目にはぎこちなく映っただろうと、お見苦しい醜態をさらしてしまったことに対しダンボール・バット号のダメ船長として猛省中であります。(▼写真:船酔いと只今葛藤中のキャプテン)



  さて、その日のイヴェントの主催者でもあり、「イーガルとロヮゾー・ナイフ」という自ら率いるバンドのヴォーカリストとしても出演したイーガル君と、ライヴ後に会場の外の非常階段に腰掛けそぼ降る雨の渋谷の街を見下ろしながらほんの少しだけ話を交わしました。「毎月ギリギリですよ」、なんて苦笑いしていましたが、うらやましいことに彼は音楽だけを生業として生活をしているとのこと。自分の得意分野である音楽を仕事にし、いくらギリギリとは言えそれだけで生活が成り立つという状況はオレなどからすれば夢のまた夢のそのまた夢の夢の夢。尊敬の念を抱かずにはいられません。しかし、どうして音楽だけで喰えるんだろうか?などというオレの低レベルな疑問も、ライヴの次の日に彼の公式サイトに載っていたプロフィールを見て一瞬で吹き飛ばされたのです。なんともかの天下の名門「バークリー音楽院」で学位を取得と書いてあるではありませんか。その日のライヴで披露していたジャズをベースにしながらもどこか間の抜けたユーモア溢れる演奏とは対照的に、実にアカデミックで難解そうなクラシック~現代音楽作品なども多々作曲されている旨がその公式サイトには紹介されていました。そうか、オレなんかとは元々の血統、出来が違うわけだ、と、心の底から納得したわけです。これからは気安くイーガル君なんて呼べません、ボク。センセイと呼ばないと失礼だな、と、気持ちを新たにしたところであります。ちょっとピアノが上手いただのヘンな兄ちゃんだとずっと思っていたのに(笑)、本物だったのです。失礼しました。前出の自身のバンドの他に、ソロのピアノ弾き語り、歌手のバッキング、さらには演劇や映画などに曲を提供したりもしているそうです。曲を提供!!カッコいいですねぇ~。提供できるもんならオレも提供してみたいものですよ、ベルナルド・ベルトルッチの映画にでも!!が、どう土下座したって逆立ちしたって誰も貰ってくれませんよ、オレの曲なんて(大昔、自分の書いた曲のDEMOを平山美紀の事務所に送りつけたことがありますがね!(笑)・・・)。ましてやカネ出してまでオレに曲を書いてくれなんて頼みに来る阿呆もおりますまい。バークリー出の天才と譜面の読み書きも出来ぬ自称“高円寺のブライアン・フェリー(オレのこと)”とではまるでサラブレッドと牝馬。比較の対象にすらなりえませんが、片や、作った曲がカネになり(金額の多い少ないの問題ではなく)、聴く人の心のヒダを震わせ、歴史に名前を残すことも可能でしょう。しかし、片や曲を作っても作っても尻の穴から毛穴からヒリ出してもヒリ出しても1円のカネも生み出せず、それどころか、大部分が陽の目も見ずに闇に葬られ、歴史のすき間の下水溝に流されていくだけ。それはまるで自己満足の果ての消化されないまま肥溜めに溜まってゆくウンコみたいなもんです。今のオレは便所の糞ツボの中から女の尻を見上げて切ない気持ちで一杯になった金子光晴爺の気持ちです。いやいや何言っているのか分からなくなってきました。しかし、ウンコだって畑に撒けば肥料として立派な役目を果たしますからね、オレの作る曲など糞尿以下ってことになるでしょう。糞尿以下なら糞尿以下らしく糞尿相応のしかし出来れば糞尿以上のダンディな糞尿とならんがための無意味な糞尿ミュージックを追求しこれからも誰からも見向きもされない必要とされない糞尿歌をたとえ尻拭くトイレットペーパーが無くなろうとも独りヒリ出し続ける所存だし、ヒリ出し続けなければ「死」あるのみです。小学校の音楽の時間に習ったクレッシェンドとデクレッシェンドの違いさえとうの昔に忘れましたが、感情のおもむくまま、ひらめきと気合と努力と根性と血と汗と涙と反逆心と負けず嫌いの性根がオレの創作の原動力。なんでピアノの鍵盤には白鍵と黒鍵があるのか?そんなもん全部真っ黒に塗っちまえ、と、きのう見た夢の中でミック・ジャガーがオレに耳打ちしたのです。



追伸:仙台在住の知人が発行している「拡散希望」というフリーペーパーの臨時増刊号(6月末に発刊)に原稿を1本書きました。「日本脱出という生き方」というテーマで1本書いて欲しいとの依頼があり、生まれてこのかたパスポートの所持はおろか飛行機すら乗ったことのないオレにしてみれば依頼する先を間違えたのでは?と、一瞬首をかしげたのは事実ですが、ブログのいつものノリで是非とのことでしたので、楽しく書かせていただきました。都内ですと、渋谷・PARCOパート1の4階にある「オンリー・フリー・ペーパー」というフリーペーパー専門店(もちろんタダです)などで手に入る模様です(←写真参照)。興味のある方は探してみてください。






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▼今夜のBGM▼
♪DANSEPARC/MARTHA & THE MUFFINS ('82)
カナダにゃニール・ヤングと鹿とリスぐらいしか住んでねーべという誤った認識のアナタへ。日本じゃほとんど認知度ゼロなカナディアンおNEWWAVEバンドの82年のヒットナンバー。痙攣しているようなヘンなダンスはジンジャエールの飲みすぎでしょうか?10回20回と聴くうちに味が沁み出てくる派手さは無いが禁欲的なメープル味のスルメの如し。

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ダンボール・バット【NEXTライヴ情報】
8月5日(
 ■東高円寺UFO-CLUBにて
■イベント名「夜のまにまに」
■18:30 OPEN / 19:00 START
※ダンボール・バットはPM9:30~の出演

■出演者(出演順に)
▼バンド名クリックすると動画観られます
①サロメの唇
②日比谷カタン
③コンクリーツ(from テレグラフ・レコード)
④ダンボール・バット
■前売り予約¥2000+1drink(¥500)
/当日¥2500+1drink(¥500)

 ご予約はここをクリックして専用フォームからどうぞ!

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★AMIのソロユニット<ネオン警察>始動に向け、鍵盤奏者(ピアノ、キーボード、アコーディオン)急募。その他にも、ヴァイオリン、アコギ、バンジョー、etcも募集中。年齢性別国籍テク不問。できれば杉並、中野や新宿あたりでリハ出来る
方。テク不問。男女年齢不問。お気軽に!

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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)


2012年7月1日日曜日

セロニアス・モンクに文句あっか?と、たてついた夜。


  梶井基次郎の短編に「冬の蠅」という話があります。今となっては話の内容は全く覚えていませんがそのタイトルを拝借した曲を今から20年近く前に作りました。当時よく聴いていたピクシーズに影響を受けたつもりで作った曲だったと記憶していますが久々にバンド(ダンボール・バット)の当時のライヴ音源のカセットを引っ張り出してきて聴いてみたのですがとくになんの感慨も浮かばず、なんとも陽気なだけの稚拙な曲でした。今回、なぜか同じタイトルで新曲を作りました。歌詞も曲も全くの別物です。といってもダンボール・バット用の曲ではなくてソロ・ユニット用の曲ですが。
   実はバンドの曲なんかこの1年以上全く作っていないのに、最近新しく始めたオレの“やさぐれ”ソロ・ユニット「ネオン警察」用の曲をバンドそっちのけで作ってる今日この頃。なんと言いますかバンドの曲作るより楽しいんですわ、正直(笑)。肩肘張らずに作れるといいますか、ダンボール・バットは、まあ、ご存知のようにけして万人向けのサウンドではありませんが、オレの中のスタンスとしては一応はエンターテイメント指向(!)なバンドなわけです。ですからエンターテイメント性を第一に考えた曲作りを常に心がけ頭を悩ませ試行錯誤をしているわけです。それに対してソロ・ユニットのほうはというと、“オレの歌とピアノ1本でも再現可能な楽曲”という表現上の制約はあるものの、エンターテイメント性は二の次で、バンドでは出来なくて悶々としていたオレの欲求のはけ口、つまりより実験的で内省的な世界を追及しようというスタンスで始めたユニットなので、なんの気兼ねもなくいろいろな冒険ができるという魅力があります。もう今年一杯でバンドなんか辞めて来年からソロ・ユニットに転向してもいいかなってぐらいの気分になっています、ボク(調子いい奴!)。とは言え、ライヴやるにもピアノを弾き語れるほどの技量を持っていないオレは、オレの歌に伴奏をつけてくれる相方を探す必要があり、引き続きワールド・ワイドに鍵盤奏者の方を募集中です。坂本龍一やセロニアス・モンク並みの演奏能力は全く不要ですが、譜面の読み書きもできないオレの作る曲を演奏するにはオレの汚い手書きの象形文字のようなコード譜と恐山のイタコのような口伝えによるメロディを解読、理解できる能力が必要かと思われます。演奏能力は二の次で結構です。広い菩薩のような心持ちで接していただける方を希望します。世露死苦どうぞ。       
  さて、曲を作るときはバンド、ソロ問わずだいたいキーボードで作ることが多いのですが、とくにこのソロ・ユニットの場合はピアノの伴奏を想定して作りますので、音色もグランド・ピアノを選んでピアニストが憑依(ひょうい)したような気分になってデタラメに鍵盤鳴らして一人悦に入って作ります。気分を出すために目の前にいろいろなジャケットを飾ってニラメッコしながらポロンポロン弾いたりもします。矢野顕子だったり早川義夫だったり浅川マキだったりルイス・フューレイだったりジョン・ケイルだったりダグマー・クラウゼのクルトヴァイルやハンス・アイスラーのカヴァー集だったり、たまに五輪真弓だったり(笑)、エトセトラ。あとは膨大な書きかけの歌詞の中からその断片を口ずさみながらポロンポロンやったりします。作曲の際に使っているキーボードも最近買い換えました。今までは「ミニ鍵盤」という一つの鍵盤の大きさが標準鍵盤(一般的なピアノの鍵盤)の三分の一ぐらいしかないオモチャのような鍵盤が付いたキーボードでチマチマ作曲していたのですが、今回のソロ・ユニットを始めるに当たり標準鍵盤のキーボードに変えてみたのです。最終的にどうしても伴奏者が見つからなかったら自分で弾かなければならないということを考えると今のうちからピアノと同じサイズの鍵盤に慣れておいたほうがいいのでは?、というシロウト的な考えもあったのですが、変えたのは大正解でした。なんかですね、鍵盤のサイズが変わっただけでこうも気分が変わるものかと驚いております。鍵盤のサイズに比例して気が大きくなるというか鍵盤に向かって曲を作る際の気合の入り方がまず変わりました(笑)。そして、なんだか曲が無限大に作れそうな錯覚に陥ったりもします。膨大な数のCM曲や番組テーマ曲を生み出した浪花のモーツァルトことキダ・タローにでもなった気分です。   
  とにもかくにも、バンドをバックにしか歌ったことのないオレです。ピアノ1本をバックに歌うとはどんな感覚なのか?一度体験してみたい、と、ダンボール・バットのライヴでコーラス隊として参加してもらっているMARIに打ち明けたところ、今度一度いっしょにスタジオに入ってもらえるということになり・・・あ、彼女、本業は自分のソロ・ユニット「BLAC&BLUE」で歌とピアノやっているのでフツーにピアノが弾けるわけです。というわけで、8月あたりにでも一度スタジオに入ってピアノのセンセイにシゴかれながら歌ってまいります。出来ることならそのままカノジョにライヴのお供をお願いできればなどとムシのいいことを考えてもいるのですがなにせ忙しい方ですからその先のことは分かりません。とりあえず、オレはオレで引き続き伴奏者を探してみます。最悪、テメェーの尻はテメェーで拭かなくちゃならなくなった時は自分で弾くまでですが、先日もピアノをたった15分弾いただけで腕がつりそうになる屁っぷり具合。まずは腕立てふせから始めねばならないようです、ボク。   
  さて、そんなこんなで、調子に乗ったついでに早くも「ネオン警察」名義の第二弾手作りセルフ撮影低予算PVが完成しました。伴奏はオレが自分で弾いているのでかなり拙いですが大目に見てやってください。すでにPVもご紹介済みの先のソロ・ユニット曲第1弾♪「ルーム・サーヴィス」はムーディーでアーバンな匂いもするバラードでしたが、今回の曲は少々趣を変え荒ぶる心情が包んだオブラートから滲み出てくるような攻撃性を匂わせてみました。ダンボール・バットのサウンドとの差異という点で言えば今度の曲の方がより明確になっていると思われます。いかがでしょうか?   
  
  追伸です。
  今度の金曜日、ダンボール・バットのライヴが渋谷のge-gee(ジージー)というハコであります。久々のアウェイLIVE、渋谷へ遠征です。知人のイーガル氏の企画イヴェントで、出演者の顔ぶれを見ると、在りし日の「青い部屋」の雰囲気を彷彿とさせる濃厚でラグジュアリーでショーアップされたイヴェントになりそうな予感大です。当バンドは8人編成フル・メンバーで参戦。久々にやる曲もご用意。PM7:30頃からの出番です。前売り予約は私までお気軽に。是非。

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▼今夜のBGM▼
というわけで ・・・
 ♪「冬の蠅」/ネオン警察(2012年)


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ダンボール・バット【NEXTライヴ情報】
■7月6日(金) ■渋谷ge-gee (PARCO PART1向かいのビル4階)
▲店名をクリックするとお店のHPに飛びます

■イヴェント名「宇田川サマージャンボリー」
 ★共演/
イーガルとロヮゾー・ナイフ (fromフェム・エ・フェム)、
立川亮とタンゴ・アカシアーノ
紫ベビードール
世田谷ボーイズ、
他司会:アニー(紫ベビードール)、他

前売りご予約¥2500(+1drink¥500)
開場18:30 開演19:00
※ダンボール・バットは19:30頃からの出番です!
ご予約はここをクリックして専用フォームからどうぞ!

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★AMIのソロユニット<ネオン警察>始動に向け、鍵盤奏者(ピアノ、キーボード、アコーディオン)急募。その他にも、ヴァイオリン、アコギ、バンジョー、etcも募集中。年齢性別国籍テク不問。できれば杉並、中野や新宿あたりでリハ出来る
方。テク不問。男女年齢不問。お気軽に!

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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)