2016年1月30日土曜日

らっきょうの皮をむきながら太宰にシビレ金子光晴を肴に「あぶらだこ」のLPに静かに針を落とした高円寺の夜。

 
 
▲次回ダンボール・バットLIVE!
2月11日(木・祝)@新宿JAM
詳細はブログの下のほうです。



 クラフトワークをちゃんと聴いたことがないっていうウチのベース君に、夕べ、これを寝る前にヘッドフォンして最初から最後まで爆音で一気に聴くように、と、「放射能」を強制的に薦めておいた。ちゃんと聴いたかな、アイツ?オレ、クラフトワークで一番好きかもしれないな、あのアルバム。なんだかドンヨリしていて聴いてるうちに自分がそれこそウラニウムとか電子とか電波の一部にでもなったような落ち着かない気分になるのがいい。なんか冷たい「こんにゃく」で顔をペロリと撫でられている様なそわそわするような気分になるのがいい。1年に2回くらい無性に聴きたくなるアルバムである。


人生とは、(私は確信を以って、それだけは言えるのであるが、苦しい場所である。生まれて来たのが不幸の始まりである。)ただ、人と争うことであって、その暇々に、私たちは、何かおいしいものを食べなければいけないのである。
(<如是我聞>より)

近所のブックオフで「太宰治 不滅の至言451」とかいう本を200円で見つけた。太宰のいろいろな著作の中からおいしい部分だけを451個抜き出して1冊にまとめた本なのだが、ヤバイ。しびれっぱなしなのだ。太宰治などこれまでまともに読んだことはなかったが、いちいち共感してしまう自分が怖くなった。太宰に共感している時点でもうダメダメってことじゃあないか。太宰に共感している無職のビンボー中年ロッカーって時点でもう終わってるってことじゃあないか。
たまたまこの本を読んでいたら知人の若い女子に
「なに読んでるんですか?」
と聞かれた。
「太宰ですか?いいですねぇ~」
ドン暗な人間と思われたか。
「たしか、マタヨシも太宰が好きでしたよね?」
あん?マタヨシ?誰だっけ?ああ、あのお笑いの・・・。
そうか、太宰に共感するような輩はみんなダメダメなのかと思ったのだが、あの人はなんかの文学賞とったもんな、たしか。たいしたもんだな。オレは一生ダメダメだけどね。

らっきょうの皮を、むいてむいて、しんまでむいて。何もない。きっとある、何かある、それを信じて、また、べつの、らっきょうの皮を、むいて、むいて、何もない、この猿のかなしみ、わかる?
(<秋風記>より)

分かるね。オレには痛痒いほど分かるよ、そのかなしみ。


つい先日、地元は高円寺の「U-HA」という小さなライブ・バーでダンボール・バットのライヴがあった。この店でやるのは初めてだったのだが、店長にいたく気に入られ、ライヴ後も音楽談義に花が咲き、
「ダンボール・バット、いいのになぁ~、なんで売れないのかなぁ?」
って、結局そこに話は落ち着き(笑)、
「まあ、みなさんにそう言われ続けてン十年、このまま死んでゆくわけですな、オレは」
なんて翌日、自分のフェイスブックに投稿したら、U-HAの店長から
「売れないなんていっちゃダメですよ。もっとポジティブになれば、きっと良いことがあります。」
なんて励ましとも説教ともとれる書き込みを頂いたのだった。すみません、ネガティヴの塊のような男なもので。だいたい太宰にいちいち共感しているような阿呆ですから。

その日のライヴの後、店の前でみんなでたむろしてたらウチのドラムのヒロエが急に走り出して100mほど向こうの路上の暗がりで誰かと立ち話しを始めた。
「誰と話てんの?」
とオレが聞くと
「吉田達也らしいですよ」
と誰かが答える。
ほんと?!(笑)
たしかに吉田達也氏といえば長年高円寺に住んでおられるハズ。まあ、フツウにパル商店街とか歩いていてもおかしくはないよな。オレは直接は面識ないけど。でも、よく分かったなぁ、吉田達也だって。ドラマーの嗅覚か。たしか、RUINSもあぶらだこも知らないハズだけどなぁ、アイツ。え?1回だけライヴ見に行ったことがあるんだ?へぇ。オレは「吉田達也」と聞いただけで恐れ多くって遠くから二人のやりとりをただ見守るだけだったが、それにしても初対面のハズなのに長々と何しゃべってんだ?
しばらくして息を切って走って戻ってきた。
「吉田さん、ダンボール・バットのこと知ってましたよ」
・・・だって(笑)。
「もう活動長いよね」
とも言っておられたそう。
うむ。そうですか。こんなボロクソバンドでも長くやってりゃ、天才ドラマー吉田達也の耳にもその名前ぐらいは届いていたということか。うれしいような切ないようなちょっとイイ話。
それにしても、帰宅途中のクソ寒い夜の路上で、ド派手な服(ステージ衣装)着たモヒカン刈にタレサンした見ず知らずの女に呼び止められた挙句立ち話につき合わされ握手までせがまれた吉田さんの災難、お察し申します。メンバーに代わってお詫びいたします。


ある日。
「今年中に日本は終わる気がしませんか?」
と、友人で漫画家の逆柱いみりセンセからのメール。センセとはこんなメールばっかりやりとしている()。センセにこんなこと言ったら迷惑がられるかもしれないけど、多分「似たもの同志」なんです、僕たち。初めてお逢いしたときから同じ血の匂いのようなものを感じていました。
で、日本、やっぱり終わりますか、センセ?
いや、オレもそう思いますよ。オレの場合、どういう場面でそう思うかというと、例えば、駅のホームなんかで電車待ってると99パーセントの連中がみ~んなうつむいてスマホを夢中になっていじってるあの光景・・・今では当たり前の光景だけど、あれを目にするたびに薄ら寒くなり、なんだかしらないけど、もうじきこの国は終わるんじゃなかろうかって気がして仕方ない。「気がする」というようり「確信」に近い。
まあ、他にも、北朝鮮からミサイルが飛んでくるとか、首都直下型地震が来るとか、原発がぶっ壊れるとか、オリンピックの最中にテロで壊滅的な被害を受けるとか、アベが狂って戦争をおっぱじめるとか、この国が終わってしまうシナリオはいくつでも思い浮かぶけど、スマホはおろかケータイすら持っていない都会に紛れ込んだ原始人かサルのようなオレの目には、あの、ホームの上で同じ方向を向いて無言でひたすらスマホをいじり続ける群集から立ち昇るヘンなオーラが気持ち悪いし、それが終末的な光景として映るのだ。我が師、金子光晴の「おっとせい」って詩を、つい思い浮かべた。
それはそうと、今、日本が終わっちゃうのはちょっと困る。30年近くもバンド(ダンボール・バット)を続けてきながら、納得の行くまともな録音物(アルバム)を1枚もリリースしない(できない)うちに日本が終わってしまうのは非常に心残りである。とはいえ、この先何年か生き延びたとしてもまともな録音物を残せるチャンスや機会に恵まれるとも思えない。音楽という魔物に取り付かれて気がついたらなんの成果も答えも出せないまま人生の半分以上を棒に振ってしまった阿呆である。いっそのことここで全て終わってくれたほうがいいのかもしれない。限られたこれからの余生をどう過ごそうか、会社をクビになって無職になった今、どうやってこれから口を糊して生き延びてゆこうかと迷いあぐねている今日このごろではあるが、まあ、日本が終わってしまうんじゃアレコレ悩む面倒もないな。みんな終わっちゃうんだから。みんな死んじゃうんじゃあね。
根津甚八のアルバムで、ベルリンのハンザ・スタジオで録音された「+B」(84年リリース)というアバンギャルドで壮絶なアルバムがある。B面最後の「根津版 オドウ」(作詞:三上寛!!作曲:佐久間正英!!)という曲で根津甚八は絶叫する、というより発狂する。
「死ねばいい!死ねばいい!みんな首つって死ねばいい!!!!」
と、何度も絶叫する。
日本が終わる瞬間、どんな形で終わるのかは知らないけれど、TVに映し出される崩壊するスカイツリーや国会議事堂の映像を見つめながらその時オレの耳の奥ではニーナ・シモンが歌う「マイ・ウェイ」だとか、きっとこの根津甚八なんかが荘厳に爽やかに晴れやかにリフレインされていることだろうと思う。

せめて1枚、せめて最後に1枚、悔いのないアルバムを残してからこの世から消え去りたい。



今夜のBGM


♪「ハロー!ニューヨーク」/ダンボール・バット(LIVE 2012年)

なんだか盗撮のような裏ビデオのようなひどい映像を発見しました。ダンボール・バットの前のアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」のレコ発の時の映像(@東高円寺UFO-CLUB)。たぶんオレの知り合いが勝手に撮って勝手にUPしたやつらしいです。曲は2002年のアルバム<未来ブティック>に収録のおなじみ「ハロー・ニューヨーク」。意外にもこの曲のライヴ映像は残っていないのである意味レアですね、これは。





通販のお知らせ
2000年前後に録音したデモ音源とライヴ音源計14曲(71分)を収録したCD-R「モンドセレクション」、同じく2002年~2003年頃に録音したデモ音源とライヴ音源計13曲(62分)を収録したCD-R「モンドセレクション2」販売中です。注文受けてからの受注生産です。古い録音によるチープな音源ですのでどうぞご了承ください。税込み各1000円。送料はサービスいたします。振込み手数料はご負担ください。ご希望の方はご一報ください。




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             ニューアルバム情報!
「壊れたカセットはAOR」/ダンボール・バット
発売中!(2015.6.25発売)

全14曲(約1時間収録)/1500円+税/
見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI
ジャケ画:逆柱いみり
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫

解説:岡村詩野、湯浅学
寄せ書き:
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)、
大田譲(カーネーション)、ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:
蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donutfromアメリコ)<敬称略>






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▼今後のLIVE予定▼

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2016年【ダンボール・バット】ライヴ


◆2月11日(祝)@新宿JAM
        「キャプテン・トリップ・ナイト」
出演(出演順):
①SISTER PAUL
②ダンボール・バット※18:40~
③イライザ・ロイヤル&総括リンチ
④ケン・マツタニ・バンド(社長:松谷さんの新バンド)
PM 17:40 OPEN PM18:00 START
前売り予約¥2500 当日¥2700 各+1d代

ダンボール・バットがかつて所属していた伝説のレーベル「キャプテントリップレコード」(ゆらゆら帝国も在籍していた!)の同窓会的ライヴ!

◆3月19日(土)@大久保ひかりのうま
        「漏電バット」
  共演:漏電銀座(漫画家:逆柱いみりバンド)

PM19:00 OPEN PM19:30 START
当日券のみ¥2000+1drink代
ダンボール・バット、ヒカシューの新作のジャケ画を担当した漫画家・逆柱いみりさん率いるニューウェイヴバンド「漏電銀座」との2マン!




ライヴのご予約、お問い合わせは▼こちらのフォームから。当日お昼まで受け付け!




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追伸:ダンボール・バットの告知・事務作業を手伝っていただける「ボランティア・スタッフ」募集中(ネット環境に慣れている方。)
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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから

2016年1月14日木曜日

デヴィッド・ボウイの鼻毛にもなれないオレはメキシコ人に変装しベルリンの壁に頭を打ちつけながら追悼した夜。

 


 「ゲスの極み乙女」のヴォーカルの彼みたく、オレもモテモテになったらどーしよう?(笑)。ベッキーみたいなオネーチャンに言い寄られたらどーしよう?・・・うむ。大丈夫。その心配はない。オレの書く曲聴いてポ~ッとなるような婦女子などこの世にはおらん。こんな貧乏中年を相手にする婦女子などこの世にはおらん。うむ。残念だがそれが現実。昼のワイドショーの芸能ニュースを鼻ほじりながら見てて思ったこと。あと、船越栄一郎はやっぱり離婚するんかね?まあ、どーでもいいことですが・・・
 あ、これ、夕べのオレの衣装(隣はコーラスのAYAKO)。なぞのメキシコ人かね。それとも女と夜逃げしてきたマリアッチの楽団員か。オレの頭に乗っかってんのは古着屋で1000円で見つけたソンブレロなんだけどさ、ちょうど今ほらオレさヒゲ生えてるでしょ?なんかいい感じよね。
そう、夕べは大先輩バンド「シネマ」と恵比寿のクレアートってハコでライヴだったのだ。当然お客さんの大半はシネマ目当ての人たちばっかりだったからね、アウェイ感は毎度のことだけどさ、夕べも前半はきつかったねぇ(笑)。ライヴが始まっても「なんじゃ、コイツら?」「で、だれ?」的なヒンヤリとした視線と空気感に押しつぶされそうになりながら(こういうプレッシャーに弱いのよ、オレ!!(笑))、イスに座ったまま誰も身動き一つせず、水を打ったように静まり返る会場の中(やりずれぇ~ったりゃありゃしない!!(笑))、歌うのに、キーボード弾くのに、MCしゃべるのに必死。それでもライヴ中盤からはなんとか開き直って約1時間ちょっとのステージ、空回りしながらも最後はハッスルで着地。途中、ダンボール・バットのステージでSAXプレイヤーとしても参加してもらっているシシハラさんこと「こまどり社」による”獅子舞”が客席に乱入するというお約束のハプニング演出も功を奏し、新春一発目のライヴ、めでたい気分のうちに無事終了したのであった。
 それにしても、シネマのドラマチックでプロフェッショナルなステージの前では、丸腰フリチンで敵陣に突っ込むしか術を知らないポンコツな我われのステージなぞ風にそよぐ鼻毛の如くであった。いろいろ勉強させていただいた。
 ライヴ終了後、楽屋で一色さんとちょっとおしゃべり(シネマの他のメンバーの方たちは一色さんだけ一人残して、とっととお帰りになられました(笑))。「今日、<コンピュータ・ベルリン>やらなかったね」と一色さん。もう1年以上前に一度対バン(一色さんのバンド「ジャック達」と)した時にやっただけなのによく曲名を覚えているなあ、と、ハッとしたのであった。ただの飲んだくれのように見せかけておいて実はやっぱり凄いオヤジなのかもしれない(笑)。ギターもベースも饒舌だしなぁ。MCは微妙だけどなぁ。「シネマのお客さんも、ダンボール・バット面白いって言ってたよ」「<赤テント>みたいって言ってた人もいたよ」と、一色さん。赤テントって(苦笑)。唐十郎のアレですよね?(何のことか分からない人はウィキってください)。いや、いいじゃないですか。褒め言葉として頂戴いたします。
 「コンピュータ・ベルリンやらなかったね」って、一色さんに言われて、ああ、と思ったのは、オレ夕べのライヴの冒頭でちょっとまじめなMCやっちゃってね、「今日はボクの中ではデヴィッド・ボウイの追悼ライヴみたいなもんです」みたいなこと言ってさ、でも、ほんとうに、そういう気分だったの(後半はもうそんなこと吹っ飛んでたけど!!)。デヴィッド・ボウイといえば「ベルリン」でしょ?(そうだっけ?)。いや、「ベルリン」はルー・リードのアルバムタイトルだけど、いやね、オレの一番好きなボウイのアルバムはベルリン3部作って言われている中の「ロウ」だからさ、A面にゴチャっと並んだポップでキッチュな楽曲はどれも素晴らしいのだけれど、ことあのアルバムのB面のねあの荘厳な世界観がたまらんわけですよ。ダンボール・バットの「コンピュータ・ベルリン」って曲はまさに、ボウイから来るベルリンという街をイメージ(当然オレの勝手なイメージを多分に含む・・・)して作った曲(実際は、それプラス、なぜかZZ-TOPのブギー感が合体させてあるんだけどね。ボウイ=ベルリンってイメージはまあ分かるとしても、なんでそこにZZ-TOPがプラスされるかは作者であるオレに聞かれても分からないので聞かぬよう!!その意味不明の無国籍感、折衷感がダンボール・バットの魅力なのだから!!(笑))だからさ、ああ、やれば良かった、やらねばならなかったのだ、と、非常に後悔したのだった。
 
 そして、今もオレは涙が止まらない。デヴィッド・ボウイの訃報を知ったその直後から。おい!!アンタ!!宇宙人だろ?!宇宙人も死ぬんか?!しかも69歳って、ロック(69)のつもり?!ダジャレ?!そして、オレはぬるい缶ビールすすりながら正月にもらった羊羹をかじりながら(ビールと羊羹は全く合わないことが判明!(笑))さっきから「ヒーローズ」1曲を何度もリフレインして聴きながら涙が止まらないのだ。「ヒーローズ」で好きなのは、正規のアルバムに入ってるヴァージョンでなく、ドイツ語で歌われたヴァージョンだ。あのゴツゴツとした座りの悪いドイツ語の語感があのロマンチックで勇壮な曲には合っている気がする。なんたってベルリン録音だしね。しかし、それ以上に今ジーンと来ちゃうのが2枚組みのライヴアルバム「ステージ」(’78)に収録のヴァージョンだ。1曲目の重厚なインストからの流れもいいし、何といってもライヴならではの生ナマしさが鼓膜を伝わって聴く者の全身に伝わってくる。それにしてもオレは今まであまりにも有名なこの曲とこれほどまでに真摯な気持ちで真剣に対峙したことがあただろうか?いや、無い。だいいち、ウチのレコード棚にもオリジナルアルバムの「ヒーローズ」はあるが、あのアルバムに収録されている「ヒーローズ」以外の曲のメロディ、いやそれ以前に、なんの曲が収録されていたかも全く思い出せない。そう、オレなんて所詮その程度なのだ。ボウイのボの字すら語る資格の無いエセ・ファンなのだ。いや、エセ・ファンと名乗ることすら口幅ったいただの通りすがりの愚か者にすぎない。
 ど田舎の高校生だった頃、オレがはじめて聴いたボウイは当時ヒットしていた「レッツ・ダンス」だった。そのアルバムに入っていた「モダン・ラヴ」なんかも大好きであのアルバムは当時よく聴いたがそれ以降、真剣にボウイを聴くことはなかったし、ハマることもなかった。(蛇足だが、アルバム「レッツ・ダンス」に収録の「クリミナル・ワールド」は元々はモダン・ポップ・グループ「メトロ」のカバーであるが、オリジナルヴァージョンの持っている隠微さが薄れてしまっているという点においてボウイのヴァージョンは残念だし、さらに言えばもともとはイギー・ポップのアルバム「イディオット」に収録されていた「チャイナ・ガール」の再録バージョンも、やはりイギー・ポップの艶っぽいぶっ壊れ気味のヴァージョンの前では愛欲の演出が足りていない) 
 オレがボウイをきちんと意識して聴くようになったのは、20代後半ぐらいではなかったか?もともとロキシー・ミュージックやスパークスは好んで聴いていたが、それ以上に当時グラムロックにハマリ、その流れで当然ボウイの古いアルバムにも手を伸ばし聴くようにはなったが、やはりロキシーミュージックやスパークスほどにリスペクトすることはなかった。先にも書いた通り、ボウイのアルバムで一番好きなのはブライアン・イーノなどと組んでベルリンで録音された「ロウ」だ。いわゆるボウイの代名詞とも言われる「ジギースターダスト」だの「ハンキードリー」なんてアルバムも、それほどオレの興味を誘うことはなかった。が、それなのにこんなに悲しいのはなぜなのか?
 たまたまYOU-TUBEで見つけたこの映像。クイーンのトリビュートライヴ(?)で、かつてフレディー・マーキュリーとデュエットした「アンダープレッシャー」をここではユーリズミックスのアニー・レノックスと「難波恋しぐれ」よろしくデュエットしている。薄っすらと情を滲ませながらも凛とした表情で涼しげに歌うボウイの姿を見ていたらなお泣けてきた。
 まあいいさ、理由はなんであれ、気がすむまで泣き崩れようじゃあないか。そして、これを契機に、ボウイのアルバムをエリを正して改めて1枚1枚聴きこんでみようかと思う所存。




  直接の面識はないのだがフェイスブックでつながってる中原昌也さんがボウイ訃報のニュースの直後にこんな印象的なコメントを投稿していたので引用させていただく。

「というか、マジかボウイ・・・知り合いでもなんでもないし、熱心なファンでもないけど、さすがに涙出て、なんにも希望なんて持てないね。・・・。こりゃ人類なんか終わるね。ロクなヤツ残ってないもん。」

 まさに同感だ。いや、「ほぼ同感」にしておこう、現時点では。というのも、まだブライアン・フェリーやらレナード・コーエンやらオレのアイドル数人が生存しているから。まあ、それも時間の問題だが。そして、中原さんも言ってるけど、ほんとになんにも希望が持てない。ロックに。人類に。未来に。ほんともうロクなヤツ残ってない。どうでしょうか?このへんでお開きにしませんか?この人類とやらを・・・。

拝啓、デヴィッド・ボウイさま。
あなたとは何の縁もゆかりもないちょっとだけ音楽ををかじっていい気になってる甲斐性ナシの阿呆ですが、どうか涅槃で待っていてくださいまし。
オレもじきそちらに伺います。
                                                          敬具





追伸1:
次回、ダンボール・バットのライヴは1月27日(水)にJR高円寺駅南口にあるライヴ・バー「U-HA」でございます。なんでもカレーが自慢のお店らしいです。カレー喰いながら見るダンボール・バットもまた一興かと。ライヴ詳細、今後のライヴ予定については下記「ライヴ情報」の項をご覧ください。

追伸2:
ダンボール・バットの公式サイトをこちらに移転しました。まだ制作途中ですがよろしくおねがいします。



通販のお知らせ
2000年前後に録音したデモ音源とライヴ音源計14曲(71分)を収録したCD-R「モンドセレクション」、同じく2002年~2003年頃に録音したデモ音源とライヴ音源計13曲(62分)を収録したCD-R「モンドセレクション2」販売中です。注文受けてからの受注生産です。古い録音によるチープな音源ですのでどうぞご了承ください。税込み各1000円。送料はサービスいたします。振込み手数料はご負担ください。ご希望の方はご一報ください。



















今夜のBGM

今夜のBGMもボウイ追悼。原曲は言わずもがボウイの「FAME」。宮沢りえはどういう意図でこの曲を歌うことになったのか?作詞は糸井重里とのこと。




前売りのご予約お問い合わせはここをクリックして専用フォームからどうぞ



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             ニューアルバム情報!
「壊れたカセットはAOR」/ダンボール・バット
発売中!(2015.6.25発売)

全14曲(約1時間収録)/1500円+税/
見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI
ジャケ画:逆柱いみり
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫

解説:岡村詩野、湯浅学
寄せ書き:
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)、
大田譲(カーネーション)、ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:
蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donutfromアメリコ)<敬称略>






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▼今後のLIVE予定▼

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2016年【ダンボール・バット】ライヴ

◆1月27日@高円寺U-HA
出演:(出演順)        
①スカイブルー100バンド
②ダンボール・バット※19:40~
③メヒカブレスタンダード 
④akey
PM18:30 OPEN PM19:00 START
当日券のみ\2000+1drink
JR高円寺駅南口より徒歩5分のこじんまりとしたライヴCAFEです

◆2月11日(祝)@新宿JAM
        「キャプテン・トリップ・ナイト」
出演(出演順):
①SISTER PAUL
②ダンボール・バット※18:40~
③イライザ・ロイヤル&総括リンチ
④ケン・マツタニ・バンド(社長:松谷さんの新バンド)
PM 17:40 OPEN PM18:00 START
前売り予約¥2500 当日¥2700 各+1d代

ダンボール・バットがかつて所属していた伝説のレーベル「キャプテントリップレコード」(ゆらゆら帝国も在籍していた!)の同窓会的ライヴ!

◆3月19日(土)@大久保ひかりのうま
        「漏電バット」
  共演:漏電銀座(漫画家:逆柱いみりバンド)

PM19:00 OPEN PM19:30 START
当日券のみ¥2000+1drink代
ダンボール・バット、ヒカシューの新作のジャケ画を担当した漫画家・逆柱いみりさん率いるニューウェイヴバンド「漏電銀座」との2マン!




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解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


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2016年1月7日木曜日

直枝政広プロデュースを夢見ながら新年にヒゲを伸ばしエセ無頼派を気取る無能の男に明日はナシと悟った夜。




▲いよいよ1月13日(水)!
「2016年のシネマとダンボール・バット」
今年最大のメイン・イヴェント!
詳細はブログの下!!





 年が明けても「無職」には変わりないし、新年だからって気分を新たにだとか、どうこうしようって特別な意気込みもなにもない。今年は・・・というか、この先一体オレはどーなるんだろうかという漠然とした不安がただ横たわっているだけ。まあ、毎年この時期、同じ不安に襲われるのだが。
唯一変ったことといえば、ヒゲが伸びたことくらいか(笑)。前の会社はうるさかったからね、伸ばしたくても伸ばせなかった。ヒゲっていっても鼻とクチの間にちょびっと生えてるくらいだよ。YMO以前の細野さんってヒゲ生やしてたじゃない?あんな感じ。ヒゲをちょっと伸ばしただけで憧れの細野晴臣に近づいた気になってる(笑)。そういえば、中上健次も伸ばしてたときあったよな。いいねぇ。悪い感じだねぇ。中上だよ。無頼派だよ。仕事もしないで、分かりもしないくせにマイルスのビッチズ・ブリューなんか聴いて、陽の高いうちから立ち飲み屋行って、ちょっとヒゲ伸ばしたくらいですっかり無頼派気取りだよ。ろくにケンカもしたことないフヌケのくせに。阿呆だねオレ。ほんとうはね、眉毛も剃りたいくらいなんだけどね、憧れのジャパンのミック・カーンみたいにさ(「憧れ」が多いんだよ、オレは!)。いや、でも冷静になってみれば眉毛ツルツルにする勇気はないね、さすがに。近所の目もあるし、それにハローワークの窓口のオバちゃんにもビックリされるだろうしね。仕事探さないでいいんなら、音楽だけで生活できるんなら、眉毛もツルっといさぎよくいっちゃうかもしれないけどね。

 「無頼派」で思い出した。去年の暮れに、グランドファーザーズの西村さんとかカーネーションの大田さんとかと一緒にライヴやったでしょ?ほら、オレのソロのネオン警察のほうで。そのライヴの前日の合同リハの後に、みんなで軽く飲み行こうってことになって、スタジオの近所の居酒屋に行ったの。結局、「軽く」のはずが、開店と同時の夕方5時に入ってオレが開放されたの11時だったからね、リハより長い(笑)。けっこうしんどかったね。みんな酒強いしね。大田さんには絡まれるし(笑)。
で、西村さんと大田さんは酔っ払い過ぎて8時前に帰ったんだけど、それと入れ替わるようにして同じスタジオの別の部屋でリハーサルをやってたカーネーションの直枝さんとマネージャーさんがいらっしゃって、それでオレは直枝さんと初対面だったにもかかわらずなんだかんだ話がはずんで11時になっちゃたわけです。直枝さんもマネージャーさんもこれまた酒が強いんで参ったのだ。オレは氷で薄まったチューハイをちびちび舐めてたんだけど、最後の頃はただの「緑茶」飲んでたからね(笑)。情けない。
 とはいえ、面白かったなあ、直枝さんとのトーク。てっきり気難しい人なんだろうと思っていたの。大田さんも帰っちゃったし、初対面だし、どーしようって、最初は緊張していたたまれない気分だったんだけど、直枝さんのほうからいろいろ話しかけてくれて、なんだ、気さくな人なんじゃん、ってのがすぐに分かって、オレも安心して打ち解けたのだった。大田さんからは常々、直枝さんが相当な音楽(レコード)マニアだって話は聞かされていた。そういえば、大田さんと飲みに行ってもあんまり音楽の話とかしないよなぁ。時代劇とか戦争の話とか、せいぜい、オレ(←大田さん)スージー&ザ・バンシーズみたいなバンドをやりたいんだよ、って話くらい(笑)。それに比べて、直枝さん、のっけからマニアックなレコードの話をぶつけてくる。しかも、オレの趣味とも微妙に重なっている部分が多いので感激したのだ。オレの周りじゃ誰も評価していないようなアルバムの話でも盛り上がった。主にパンク/ニューウェイヴ期のレコードの話だけどね。
 たとえば「ブルー・ナイルの1st最高だよね」って話になって、オレはあのアルバムは高校の時にド田舎から東京に一人で映画を観に来た帰りに渋谷の今はなき伝説のレコード屋CSV渋谷で買い求めて以来の隠れた愛聴盤なのだが、これまでに、あのアルバムの奥深さについて語り合える人間と出会ったことがなかったものだから、直枝さんの「ブルー・ナイル1st最高だよね」の一言で、30年近いオレの心の中のわだかまりがその夜氷解したのであった。あの直枝政広が「いい」って言うんだからオレは間違っていなかったのだ、と。同様にジャパンのデヴューアルバムの素晴らしさにおいても意見が合致し、気がつけばふたり、ししゃもの南蛮漬けやら食いかけの冷奴の載った皿が散乱するテーブル越しに熱い握手を交わしていたのであった。
 ええと、なんだっけ、あ、「無頼派」だよね。そうそう、音楽の話で盛りあがってたら唐突に「どんな本読むの?」と直枝さん。オレは一瞬躊躇したのだ。この場で正直に「ブコウスキー」の名を出していいものかと(笑)。相手によってはその名を出しただけで「引かれる」可能性が大だ。せっかくここまで音楽の話で盛り上がったのにここで引かれてしまっては全て台無しではないか。せいぜい村上春樹・・・じゃなくて村上龍の名前ぐらいにとどめておくべきではないだろうか?と。
 が、結局オレは5秒間頭の中で葛藤した末に正直に「ブコウスキー」の名をクチにした。そして返ってきた直枝さんの意外な答えに面食らったのだった。
「オレも好き!」と、直枝さん。「うわぁ、よかった!」(←オレの心の声・笑)。すると続けざまに「じゃ、中上健次も好きでしょう?」と、直枝さん。「ええ、中上好きです!」と、意表を衝かれているオレに、「ああ、やっぱり・・・」と言って、「無頼なんだよ、AMI君は」と、オレの顔を見たままニヤニヤしている。
 はあ。直枝さんに無頼だなんて言われて正直こっ恥ずかしくなる。まあ、たしかにオレが敬愛するミュージシャンや作家や芸術家や俳優、映画やドラマの主人公のキャラクターに至るまで、いわゆる無頼(あるいはアウトロー)と呼ばれる人間が多いのは確か。自分があまりにもフヌケだからそういう偉大な先達やヒーローに惹かれるのだろう。オレなんて、ただそういう偉大な先達たちに憧れてエセ無頼を気取ってるだけの、結局はただのフヌケなのだ。
 なんでも直枝さんも中上健次がお好きなんだそう。オレも昔愛読した中上の短編集の名前を挙げておられた。他にもこれまたドンピシャリな深沢七郎の名前なんかも出てきたりして、いやあ、音楽にとどまらず、文学の話でも直枝さんと趣味が合うなんて感激の一夜だったなあ。ちなみに、「村上春樹は読んだことないけど好きじゃない」っておっしゃっておりました(笑)。うむ。オレもロクに読んだことがないのに村上春樹はダメなのだがそこもまた趣味が合ってしまった(苦笑)。
 直枝さんいわく、「会うまでは、もっと悪そうな奴だと思ってった」って、オレのこと(笑)。「全然違うじゃん・・・」って。まあ、そうでしょうね、日ごろフェイスブックだのに投稿してるオレが写ってる写真は、たいていガラ悪そうな写真ばっかり上げてるからなぁ。タレサンかけて葉巻きくわえてたり(笑)。

 まあ、そんなこんなで、実に有意義だった直枝さんとの初対面の夜。うむ。これでダンボール・バットの次のアルバムは直枝政広プロデュースっていう道が開けたわけだな?え?開けていないって(笑)。ああ、そうですか。でも、それちょっと理想だなぁ。で、お互いまたマニアックだから、トッド・ラングレンとアンディー・パートリッジ(XTC)みたいにレコーディング中に衝突して険悪のムードになって、でも出来上がった作品は素晴らしいってことになって(笑)・・・・。え?なに寝ぼけたこと言ってるんだって?すみません。妄想し過ぎました。いやね、年末に作ったダンボール・バットの新曲が素晴らしくってね(毎度の自画自賛!)、この曲をプロデュースできるのは直枝さんをおいて他にいないだろう、と!!ええ、そうですとも!!

追伸!!いよいよ来る1月13日(水)は大御所(!)「シネマ」と我が「ダンボール・バット」との2マン・ライヴ!!ダンボール・バットはPM7:30から1時間のステージを予定。日本のモダン・ポップ史の新たな夜明けとなる記念すべき一夜!!今年最大のメイン・イヴェント。これ終わったらオレの中ではもう今年は終わり!!(爆)



▼今後のライヴ情報詳細はもう少し下にあります。


通販のお知らせ
2000年前後に録音したデモ音源とライヴ音源計14曲(71分)を収録したCD-R「モンドセレクション」、同じく2002年~2003年頃に録音したデモ音源とライヴ音源計13曲(62分)を収録したCD-R「モンドセレクション2」販売中です。注文受けてからの受注生産です。古い録音によるチープな音源ですのでどうぞご了承ください。税込み各1000円。送料はサービスいたします。振込み手数料はご負担ください。ご希望の方はご一報ください。



















今夜のBGM

Sound of The Suburbs / THE MEMBERS(1979年)
この歳んなってパンクに目覚めました(ウソ)。いやあ、でも聴かず嫌いはダメですね。
名前しか知らなかったこのバンド。パンクには違いないのだけれど端々にパンクの一言では切り捨てられない絶妙なセンスと芸人魂あり。見習いたい。
馬鹿なふりして実は頭いいんだよ、こういう人って。
さっそくアマゾンにベスト盤注文しちゃった。




前売りのご予約お問い合わせはここをクリックして専用フォームからどうぞ



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ダンボール・バットのニューアルバム「壊れたカセットはAOR」、みなさんにはもう聴いていただけたのだろうか?お求めは下記の各サイト、店頭にてどうぞ。デイスクユニオンでは店頭・通販ともに特典が付く模様(右写真:缶バッヂとCD-R。なくなり次第終了)。アマゾンタワーレコード名古屋市今池の中古CD店「ワイルドハニー」さん、京都市の市役所近くの中古CD&古書店「100000tアローントコ」さんの店頭、沖縄の「CD屋」さんの店頭&通販でも取り扱い開始しました。また、京都「トランスポップ・ギャラリー」東京・中野の「タコシェ」ではCD及びオリジナルTシャツ販売中です。高円寺「円盤」にもCD入荷しました。JET SET RECORDHMV、他でも販売中!



             ニューアルバム情報!
「壊れたカセットはAOR」/ダンボール・バット
発売中!(2015.6.25発売)

全14曲(約1時間収録)/1500円+税/
見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI
ジャケ画:逆柱いみり
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫

解説:岡村詩野、湯浅学
寄せ書き:
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)、
大田譲(カーネーション)、ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:
蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donutfromアメリコ)<敬称略>






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▼今後のLIVE予定▼

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2016年【ダンボール・バット】ライヴ
◆1月13日(水)
恵比寿クレアート(元ライヴ・ゲート)
共演:シネマ(一色進<ジャック達>、松尾清憲、他)
PM7:00開場 PM7:30開演
前売り\3000 当日\3500 +drink代

大御所、シネマとの共演!!ビックリ!!




今後の予定・・・・

◆1月27日@高円寺U-HA
出演:(出演順)        
①スカイブルー100バンド
②ダンボール・バット※19:40~
③メヒカブレスタンダード 
④akey
PM18:30 OPEN PM19:00 START
当日券のみ\2000+1drink
JR高円寺駅南口より徒歩5分のこじんまりとしたライヴCAFEです

◆2月11日(祝)@新宿JAM
        「キャプテン・トリップ・ナイト」
出演(出演順):
①SISTER PAUL
②ダンボール・バット※18:40~
③イライザ・ロイヤル&総括リンチ
④ケン・マツタニ・バンド(社長:松谷さんの新バンド)
PM 17:40 OPEN PM18:00 START
前売り予約¥2500 当日¥2700 各+1d代

ダンボール・バットがかつて所属していた伝説のレーベル「キャプテントリップレコード」(ゆらゆら帝国も在籍していた!)の同窓会的ライヴ!

◆3月19日(土)@大久保ひかりのうま
        「漏電バット」
  共演:漏電銀座(漫画家:逆柱いみりバンド)

PM19:00 OPEN PM19:30 START
当日券のみ¥2000+1drink代
ダンボール・バット、ヒカシューの新作のジャケ画を担当した漫画家・逆柱いみりさん率いるニューウェイヴバンド「漏電銀座」との2マン!




ライヴのご予約、お問い合わせは▼こちらのフォームから。当日お昼まで受け付け!




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追伸:ダンボール・バットの告知・事務作業を手伝っていただける「ボランティア・スタッフ」募集中(ネット環境に慣れている方。)
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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


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