▲3月にダンボール・バットのライヴ2本決定!!3月13日(日)には恵比寿BATICAで元コレクターズのオリマコト氏のイベントに出演!3月19日(土)には大久保ひかりのうまで、ダンボール・バットのジャケ画を描いていただいた漫画家の逆柱いみりセンセのバンド「漏電銀座」との2マン!!詳細は、ブログの下のほう、ライヴ情報へ!!
新宿西口の地下の公衆トイレでホモに襲わそうになった。「新宿西口 トイレ ホモ」と入れて検索してみてください。どうやら有名なホモのハッテン場らしい。そういえば、ウン十年前、オレが東京へ出てきて間もない頃、同じトイレを使ったときも、ホモオヤジに覗かれたことを思い出した。オレは「ホモ好き」のする顔なのだろうか?(笑) それ以降めったに使うことはなかったが、またもや「遭遇」してしまった。オレの背後の洗面台の鏡越しにこっちを何度もチラ観しているオッサン。やがてこっちに近寄ってくるような素振りをみせたのでオレは身の危険を感じ小便するのをあきらめ何食わぬ顔で退散した。そっちの趣味がない貴兄は絶対近寄らないこと。C-18番出口の脇のトイレです。 合言葉は「C-18で待っているゼ」(笑)
ホモ便所を後にして地上にに出てるとすでに夕暮れで、スバルビルの前あたりで手に看板とパンフレットを持った女が二人満面の笑顔で行き交う人々に話しかけようとしていた。看板には「パラダイスで永遠に生きる」と書いてあった。新興宗教の勧誘らしい。パラダイスか。どこにあるんだよ、そのパラダイスってぇのは?思わずその女に話しかけたくなる衝動に襲われる。案外、オレみたいのがコロっと宗教に走ったりするのかもしれない。
そして、ふと視線を横にやればホームレスのオッサンが道路にうずくまっている。オレの将来の姿かもしれぬ。楽園のすぐ隣は地獄か。
ホモ、宗教、ホームレス、ホモ、宗教、ホームレス・・・・・・と、口の中でエンドレスで唱えてみる。この世とは一体なんなのさ?ホモと宗教とホームレスの歌でも作るかね。
やっぱりアレは坂本慎太郎くんだったのかなと、今にしてみれば思う。
つい先日、ウチの近所のスタジオでダンボール・バットのリハが終った後、スタジオの狭い通路でメンバーたちとボケーっとタバコ吸ったりしゃべったりしていたら、向こうからなんか見覚えがあるようなズングリとした男が近づいてきて、一瞬オレを睨んだかと思うとそのままオレの横を通り抜けてスタジオの外へと出て行った。
あん?なんだアイツ?マユ毛無いし、髪の毛モジャモジャで・・・なんだかちょっと「彼」に似ていたけど、まさかね・・・と、オレはとっさに「彼」・・・そう、オレの永遠のライバル(!)、坂本慎太郎くんの顔を思い浮かべたのだったが、高円寺にはあの手の風貌の奴なんてライヴハウスだの古着屋行けばどこでも遭遇するし、それに、まさかこんなオレんちの近所のスタジオになんかいるわけねぇだろう、と、その時は気にも留めなかったのだった。
ところが、帰り際、スタジオの前の道を歩いていると、うちのメンバーが「さっきの坂本慎太郎ですよね?」などと真顔でオレに話しかけてきたもんだから、あれ?!そうなの?!やっぱり?!(笑)ってことになったのだ。まあ、ホンモノでもニセモノでもどーでもいいけどさ、それが本当なら20年ぶりの邂逅ってことになるわなぁ(ダンボール・バットの1枚目のCD「さそりカクテル」のレコ発のゲストは彼でしたから!)。永遠のライバルとの鼻先わずか数十cmの距離のニアミス!!
今、仮に警察に捕まってニュースで紹介されりゃ、その肩書きは片や「ミュージシャン」。片や「“自称”ミュージシャン」(笑)。「自称」が付くか付かないかでなんだこの天と地の差は!!悲しいねぇ。やるせなくって放火のひとつでもしたくなるってもんだよ。クソっ!!うらやましいゼ、坂本くん。当然「音楽だけ」で喰えてるんだろうな。まあ、贅沢しなきゃ喰えるんだろうな。片や、奴隷農場(会社)クビんなって、いまだ雇用保険で生き恥さらしながら生き長らえております。彼とは歳もたしか一つくらいしか違わないはず。出身レーベルも同じだし。だけど、向こうはどんどん出世しちゃって、こっちはもう落ちるところまで落っこちた。才能の違いもあるでしょうよ。運のイイ悪いもあるでしょうよ。何事も続けることが大事だと誰かが言いました。がんばってやってりゃ神様は見ていてくださる、と誰かが言いました。笑わせないでくれ。なんの慰めにもならないさ。幸か不幸かダンボール・バットは解散のタイミングを逃したまま間もなく結成30周年を迎える(ストーンズは何周年?50周年?大した違わんね!!)。狂ってるよ。めでたくもなんともない。最近じゃ「周年」の後ろに“( )”して「執念」なんて文字を入れて半ば冗談に「30周年(執念)」などと書いてみたりする。いや、もはや冗談を通り越して悲壮感すら漂ってくるな。我ながら笑うに笑えない日々が続いている。
「え?!30年?!・・・凄いですね!!」と、皆さんおっしゃる。でも、最近では初対面の人とかに「バンド何年やってるんですか?」と訊かれても、「30」という数字を口に出すのを一瞬ためらう自分がいる。30年も続けて来ていながら未だなんの「結果」も出せていないというこの現実を恥ずかしいと思う自分がいるのだ。なんだ「結果」って?なにを期待しているのだ、おまえは?なに自惚れているんだ、おまえは?
ゲンズブールの言葉を真似て「死んで腐るまで音楽続けるぜ」とかなんとか偉そうなことをうそぶいてるくせに、所詮は尻の穴のちっさいシミッタレた男なのだ。
もしかするとまた今後スタジオで遭遇するかもしれないな、坂本くんとは。そん時は睨み返してやろうかね、マユ毛でも剃って。え?!そんな勇気もないくせにって?・・・その通り。すみません。せめてサインでももらおうかね。「“AMIさんへ”・・・って入れてください」とか言って(笑)。
さて、ダンボール・バットの新曲ラッシュが続いている。いや、ラッシュなどというのうは大げさだな。去年の暮れに3、4曲ほど作ったので、それを順次バンドでやり始めているところ。すでにそのうちの一曲「ロンサム・カウボーイ、OK?」は、先日のライヴで初披露したところ(下のライヴ映像をご覧あれ!)。これは、オレが目下一番気に入ってる曲で、次のアルバムのタイトルトラックにしたくらい気に入ってる、というのは前回のブログに書いたとおり。
そして、来る3月のライヴで初披露予定の曲が「秋は北京で」という曲で、バンドのリハではすでに完成しているのだが、これまたかなり気に入っている。珍妙なタイトルは、我が師でもあるセルジュ・ゲンズブールがこれまた師と仰ぐ、ボリス・ヴィアン著による小説「北京の秋」をただひっくり返してみただけ。「北京の秋」というこのタイトルのセンスにグッと来ちゃってね(小説は冒頭数ページで挫折(笑))、是非使いたいなと思ったんだけど、そのままじゃ芸がないなと思ってひっくり返してみたの(笑)。いい加減というか、毎度ながら分かりにくいですねぇ。こんな曲ばっか作ってるから一般ウケしないんだろうね。いや、そもそも一般ピープルにウケるような曲が書けるニンゲンじゃないのは自分が一番よく分かってるけどさ。
曲調は、ニューウェイヴ・ディスコ歌謡風とでも言えばいいのか。すすけたミラーボールとレーザービームの光もケバケバしい1980年頃の東京近郊のさびれたディスコでかかってるようなイメージ(笑)。ベースがずっとオクターブでウンベッ!ウンベッ!って刻むアノ時代によくあったタイプの曲。ノリ的にはブロンディの「銀河のアトミック」とか、ブライアン・フェリーの「東京ジョー」とか、或いは鹿取洋子の「ゴーイング・バック・トゥ・チャイナ」(笑)あたりに血筋は近いかもしれない。ちょっと哀愁もある。一風堂のオクラ入りナンバーって言っても通じそうな(通じないか・・・)オリエンタルな匂いも少々あり。ぜひ、土屋昌巳センセあたりにプロデュースしてもらって、ハードなお化粧して一緒に歌ってもらいたいッス。
もう1曲は、Bzの「ウルトラ・ソウル」に対抗して「ウルトラC」って曲(笑)。今「ウルトラC」なんて言わないよね、オリンピックでも。若者に言ったら「はぁ?」って顔されて終わりでしょ?(笑) オリンピックの体操競技で難易度の高い技のことを言ってたよなぁ、確か昔は。昔って言っても相当昔だけど。そのウルトラCです。こっちは歌詞に「ソビエト」って国名が出てくる。さっきの曲は「北京」だし・・・。最近ボク、社会主義に傾倒しています(ウソ)。たまたま偶然です(ちなみに、ダンボール・バットの曲名に世界の地名がよく出てくるのも偶然です)。
それともう1曲、JAPANを意識して作った曲があるんだけど、これはまあボツになるかもしれない。JAPANのLPレコードのジャケットを2,3枚目の前に並べてそれを凝視しながらキーボードをポロポロ弾きながらデヴィッド・シルヴィアンになりきってインチキ英語を口ずさみながら作った曲。当然、デヴィッド・シルヴィアンのようにネチっこく歌う(笑)。
この「ジャケットを並べる」って方法・・・オレが曲を作る時によくやる手法なのだ。好きなバンドのレコードジャケットを目の前にドーンと置いて、それを眺めながら「それ風」の曲を作るっていうやり方。「妄想なりきり作曲法」って呼んでいる(笑)。今日は、ロキシーミュージック風なのを作りたいなあって思ったときは、ロキシーのジャケを眺めながらブライアン・フェリーになったつもりで曲を作る。でもだいたい全く違う曲が出来る(笑)。XTCのジャケ眺めながら作ったのにスージー・クアトロみたいな曲が出来ちゃったりとかね(笑)。まあ、それはそれでオモシロイんだけれども。
今夜のBGM
▲というわけで、ダンボール・バットの最新ナンバー「秋は北京で」を、自宅録音デモヴァージョンでお聴きください。演奏は全部オレがやっているのでかなりヘナヘナですが何卒ご了承を。実際はもっと「踊れる曲」に仕上がっております(笑)。
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ダンボール・バットのニューアルバム「壊れたカセットはAOR」、みなさんにはもう聴いていただけたのだろうか?お求めは下記の各サイト、店頭にてどうぞ。デイスクユニオンでは店頭・通販ともに特典が付く模様(右写真:缶バッヂとCD-R。なくなり次第終了)。アマゾン、タワーレコード、名古屋市 今池の中古CD店「ワイルドハニー」さん、京都市 の市役所近くの中古CD&古書店「100000tアローントコ」さんの店頭、沖縄の「CD屋」さんの店頭&通販でも取り扱い開始しました。また、京都「トランスポップ・ギャラリー」と東京・中野の「タコシェ」ではCD及びオリジナルTシャツ販売中です。高円寺「円盤」にもCD入荷しました。JET SET RECORD、HMV、他でも販売中!
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「壊れたカセットはAOR」/ダンボール・バット
発売中!(2015.6.25発売)
全14曲(約1時間収録)/1500円+税/
見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI
ジャケ画:逆柱いみり
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫
解説:岡村詩野、湯浅学
寄せ書き:
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)、
大田譲(カーネーション)、ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:
蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donut(fromアメリコ)<敬称略>
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2016年【ダンボール・バット】ライヴ
◆3月13日(日)@恵比寿BATICA
【オリ マコトpresents HELLO EXCENTRICO!!!】
共演:
Francis(オリ マコト<ex コレクターズ>ソロユニット)
松江潤(ex SPOOZYS)
DJ:KINK, DUCK ROCK
PM18:00 OPEN PM18:30 START
前売り¥3000+1drink代(当日¥3500+1drink代)
◆3月19日(土)@大久保ひかりのうま
※JR総武線・大久保駅・南口改札出て右折徒歩20秒。旧店名「キューピット」の看板が目印です。
ダンボール・バット企画【漏電バット】
共演:漏電銀座(漫画家:逆柱いみりバンド)
PM19:00 OPEN PM19:30 START
出演順番は
①漏電銀座
②ダンボール・バット
です。
当日券のみ¥2000+1drink代
ダンボール・バット、ヒカシューの新作のジャケ画を担当した漫画家・逆柱いみりさん率いるニューウェイヴバンド「漏電銀座」との2マン!たっぷりやります。新曲も投入。
ライヴのご予約、お問い合わせは▼こちらのフォームから。当日お昼まで受け付け!◆3月13日(日)@恵比寿BATICA
【オリ マコトpresents HELLO EXCENTRICO!!!】
共演:
Francis(オリ マコト<ex コレクターズ>ソロユニット)
松江潤(ex SPOOZYS)
DJ:KINK, DUCK ROCK
PM18:00 OPEN PM18:30 START
前売り¥3000+1drink代(当日¥3500+1drink代)
元コレクターズのベーシストだったオリマコトさんが企画するエキセントリックなシリーズイヴェント。
◆3月19日(土)@大久保ひかりのうま
※JR総武線・大久保駅・南口改札出て右折徒歩20秒。旧店名「キューピット」の看板が目印です。
ダンボール・バット企画【漏電バット】
共演:漏電銀座(漫画家:逆柱いみりバンド)
PM19:00 OPEN PM19:30 START
出演順番は
①漏電銀座
②ダンボール・バット
です。
当日券のみ¥2000+1drink代
ダンボール・バット、ヒカシューの新作のジャケ画を担当した漫画家・逆柱いみりさん率いるニューウェイヴバンド「漏電銀座」との2マン!たっぷりやります。新曲も投入。
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追伸:ダンボール・バットの告知・事務作業を手伝っていただける「ボランティア・スタッフ」募集中(ネット環境に慣れている方。)
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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン
2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))
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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
新曲が軒並みよかった今日のライブ
返信削除コンピュータベルリンが聞けるなんて思わなかった
そして帰り道は泣けた
携帯いじるだけの電車の乗客に…
心底本気でダンボールバットが自分にとって一番真っ当で倒れそうな美しいバンドに思えた…。
ライブもアルバムもなくなったら、もう生きることもありません
だから、ずっと、好きです。