2010年12月7日火曜日

ヘル・サイド・パレス。

最近、朝鮮半島情勢が怪しいぢゃないですか?平和ボケのこのニッポンにいつ北朝鮮からミサイルが飛んで来てもおかしくない今、ニュー・アルバムの制作途中にしてオレはまだ死ねないわけで、こんなことなら先の都知事選、選挙公約で北朝鮮から飛んでくるミサイル(テポドン)を阻止する画期的発明で都民、日本国民を守ってみせると豪語していたかの発明王、ドクター中松に票を投じておくべきだったと強く後悔しています。(そのドクター中松の恐るべき「発明」の詳細はこちらを参照されたしhttp://allabout.co.jp/gm/gc/292478/)。

さて、そんな北朝鮮の不穏な動きに加え、虚弱体質のオレが心配なのは、巷で大流行の兆しありと騒いでいるインフルエンザにノロ。どっちも数年前に実際に体験済みなのであの辛さは身にしみて二度とノー・サンキュー・ジーザスです。さらに昨今は、街の中をただ歩いているだけで見ず知らずのキチガイにトラックで突っ込まれたりナイフで刺されたりして命を落としかねない物騒な世の中ときたもので、日々、色々な脅威にオレのかぼそい生命は危険に晒されているわけです。この日記を書いている1分後に大地震が来て天井の下敷きになって死ぬかもしれません。バカバカしいとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんがオレは本気なんです。とにもかくにもこの糞レコーディングが終わるまではくたばるわけにはいきません。多分この調子だとレコーディングが終わったその瞬間に、土から這い出してきて一週間で命を終えるセミの最期のようにオレもパタリとその場で果てそうな気がします。昼間は馬車馬のように安給料の仕事に精を出し、クタクタんなって帰ってきて深夜寝るまでのわずかな時間が奴隷に許された自由時間。ツメのアカほどの微々たる時間のほぼ全てを費やして今レコーディング作業に取り組んでいるわけです。一分、一秒がホントに貴重に思えます。ウンコやオシッコをする時間さえも勿体なく思え、本気でオムツを着けて作業しようかと考える有様。阿呆も極まれり。

そんな苦闘のレコーディング作業。10月末に録音した7曲分のドラム・トラックの編集&修正作業が本日ようやく完了。丸々1ヶ月を費やすはめになってしまいましたが、それもこれも、ダンボール・バットのアルバム史上最も低予算なのに最も高品質なCDの仕上がりを目指しての執念の結果であります(今までのアルバムが余りにもひどすぎた!)。細かいことを言えばまだまだ修正したい箇所はあるのですが、もうこれ以上「手の施しようがない」って地点までたどり着いたような気がします。もうこの辺で許してやろう。やるだけのことはやった。・・・なんか、大手術を成し遂げた後の外科医のような気分を、今、極度の疲労感と若干の空腹感と共に味わっています。

そして、次回、レコーディング第4弾は12月中旬にメイン・キーボードです。ダンボール・バットのキーボード担当のROSEを我が家の名ばかりの自宅スタジオへ呼んでのレコーディングです。そして、このゴミやガラクタや本やレコードや喰いかけのお菓子や得体の知れないモノ・モノ・モノで足の踏み場もなくなってしまっている我が畳敷きのスタジオを「HELL SIDE PALACE(ヘル・サイド・パレス)」・・・と、本日命名することを決定。いざ、HELL(地獄)の果てまでも。南無阿弥陀仏。


▼今夜のBGM
3本足のニワトリ喰って馬鹿騒ぎ。異教徒どもの祝祭事に付き合わされる義理もいわれもないがこのヒトたちの屈託のない笑みに免じて許したる、今夜だけは。

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