■ダンボール・バット今年最後のライヴ間もなく!!
ギラギラ・ネットリ年越し!
ガレージ系から???なグループまで味のある計5バンド出演。exゆらゆら帝国の坂本くんが手掛けた内装でもおなじみ東高円寺UFO-CLUBにて!
12月26日(月) @東高円寺UFO-CLUBにて
ギラギラ・ネットリ年越し!
ガレージ系から???なグループまで味のある計5バンド出演。exゆらゆら帝国の坂本くんが手掛けた内装でもおなじみ東高円寺UFO-CLUBにて!
12月26日(月) @東高円寺UFO-CLUBにて
地下鉄「丸の内線・東高円寺駅下車・徒歩3分
前売り¥1500 当日¥1800 いずれもDRINK代別途¥500要
PM18:30 OPEN PM19:00 START
競演:
オソザキ天使
ある日蔵の中
ハニワニバイシクル、他
※ダンボール・バットの出演時間はPM9:30頃です。
前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)
※前売り予約はライヴ当日のお昼頃まで受け付けております。
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来年こそは「何とかなれ」と思い続けてン十年。結局今年も“どーにもなれず”に暮れようとしています。いや、こうして生きているということは「何とかなっている」から生きていられとも言えますが、ただただムダにメシを喰ってウンコを垂れて生きながらえているだけ、とも言えます。つまるところオレの「何とかなれ」とは自分の作る音楽がもっとたくさんの人にどうやったら聴いてもらえるのか、というただその1点なのですが、それは恐らく月から糸を垂らし地球の上に立つ人が持ってる針の穴にその糸を通すくらい難儀な問題であるということは自分が一番よく分かっているのですが、懲りない阿呆は毎年暮れのこの時期になると来年こそは何とかなれ、何とかなれ、クソっ!、と、財布の奥から出てきたシワシワの去年の年末ジャンボのハズレ券で尻を拭きながら、呪文のように恐山のイタコの口寄せのようにブツブツ心の中で唱えるのであります。人間の欲は実に奥深いものです。オレはこんなもんじゃない。来年こそは何とかなれ、来年こそは・・・、と、この年の瀬のコンクリート・ジャングルの奥底のそこかしこから、茂みのあちらこちらからオレのような名もなき無数の負け犬たちの地虫の鳴き声にも似た怨念がドス黒い蚊柱となって12月の寒空へと立ち昇って行くのです。
さて、今度の月曜日、12月26日はダンボール・バット今年最後のライヴとなります。クリスマスと大晦日に挟まれたしかも月曜日というなんとも世間から見向きもされないようなエアポケットのような日。これじゃ集客も期待できないなと早くも心折れそうになっているわけですが、ロッカーの端くれとして、また今年一年の締めくくりとして恥ずかしくないギラギラとネットリと胸焼けしながらも後味は涼やかな、そんなステージを努めたいと思う所存であります(前売り予約はライヴ当日のお昼頃まで受け付けております。ココをクリックして専用フォームよりお申し込み下さい)。ン十年前、吉祥寺のとあるライヴハウスで観た三上寛センセイの弾き語りソロライヴ。当日、オレを含め客は20人もいるかいないかのガラガラの客席。オレなら客の入りが悪いってだけでついついテンションが下がっちゃうところですが、センセイはそんな客の入りなぞお構いなし、最初から最後までノドを振り絞り、額に血管浮き立たせ、汗だくんなり、弦がブチ切れんばかりにギターをかきむしり♪夢は夜ひらくぅ~・・・などと熱唱されていた姿を今も思い出します。これがプロなんだな、と、当時まだ20代だったオレは肝に刻んだわけですが、普段、自分のライヴでも、つい客の入りばかりに気を取られステージの途中で心折れそうになると、あの時のセンセイの雄姿を思い出し心の中で自分のケツにムチ打つオレであります。
が、しかし。悲しいかな、現実問題として客の「入り」は非常に気になるわけです。なぜか?それは、「集客」が悪いとライヴ後に「小言」を頂戴するのはリーダー、つまりオレの役目だからです。10も20も歳若い店員に「もうちょっと頑張ってもらわないとネ」などと絞られた挙句マイナス分のノルマ代をしっかり吸い取られるハメに。ロッカーとしてのプライドもへったくれもありません。ノルマの前ではどんなに崇高などんなに熱いROCKスピリットもただのミミズの屁同然。「たった10人の客も呼べないバンドは路上でやれよ」、などと今は無き渋谷の某ハコの当時ブッキングをやっていた自称ルー・リードと親友な有名音楽ライター氏に罵られた経験も。あん?路上?「ゆず」?ホームレスですかウチのバンドは?(笑)。その時は正直頭に来ましたが、ライヴハウスもボランティアでやっているわけではありません。当然の言い掛かりと言えば当然なのでしょうが、バンド側だけに集客の責任を1000パーセント押し付けるこの旧石器時代からの制度もそろそろいかがなものかと、場末ロッカーは常々思うのであります。ノルマ、ノルマ、ノルマ。「今日中に契約●件取ってこい!貴様のノルマだ!」。まるでしがない保険の営業マンと同じだこりゃ。ROCKをやるにも営業のセンスが必要ってことです。ROCKとノルマ。鼻毛と陰毛。嗚呼。戦争の無い平和な世界を。ノルマの無い夢のようなライヴハウスを。ゴミ溜めロッカーの永遠の願いです。
ところで、ルー・リードとメタリカが共演しアルバムまで出してしまうなんて20年前に一体誰が予想し得たでしょうか?そんなアンビリーバブな年の瀬に、たった客の10人も呼べずに悪戦苦闘している場末なバンドがここ東京の片隅に。来年こそは「何とかなれ」と、もがき続けてオレは死んでゆくのでしょう。きっと。ニュー・アルバムのジャケットがまだ出来上がりません。1月31日の発売日に間に合うのか?何とかなれ。いや、何とかしてください。
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▼今夜のBGM▼
文字通り「何とかなれ」って歌詞がリフレイン。茶色く枯れ切った後にはすでに小さな新芽が芽吹いていたのであり、絶望しきってはいるが絞ればまだ真っ赤な血の2,3滴は噴き出るだろう、と、クソとミソにまみれながらも「気」だけで匍匐(ほふく)前進しているようなぶっきらぼうな歌に心持って行かれる。RCサクセション加入前に仲井戸麗市が加奈崎芳太郎と組んでいたフォークデュオ「古井戸」の1stアルバム収録曲で最近観た麻雀モノの某アニメのOPテーマにも使われていた。
♪何とかなれ/古井戸('72年)
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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/
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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011
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前売り¥1500 当日¥1800 いずれもDRINK代別途¥500要
PM18:30 OPEN PM19:00 START
競演:
オソザキ天使
ある日蔵の中
ハニワニバイシクル、他
※ダンボール・バットの出演時間はPM9:30頃です。
前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)
※前売り予約はライヴ当日のお昼頃まで受け付けております。
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来年こそは「何とかなれ」と思い続けてン十年。結局今年も“どーにもなれず”に暮れようとしています。いや、こうして生きているということは「何とかなっている」から生きていられとも言えますが、ただただムダにメシを喰ってウンコを垂れて生きながらえているだけ、とも言えます。つまるところオレの「何とかなれ」とは自分の作る音楽がもっとたくさんの人にどうやったら聴いてもらえるのか、というただその1点なのですが、それは恐らく月から糸を垂らし地球の上に立つ人が持ってる針の穴にその糸を通すくらい難儀な問題であるということは自分が一番よく分かっているのですが、懲りない阿呆は毎年暮れのこの時期になると来年こそは何とかなれ、何とかなれ、クソっ!、と、財布の奥から出てきたシワシワの去年の年末ジャンボのハズレ券で尻を拭きながら、呪文のように恐山のイタコの口寄せのようにブツブツ心の中で唱えるのであります。人間の欲は実に奥深いものです。オレはこんなもんじゃない。来年こそは何とかなれ、来年こそは・・・、と、この年の瀬のコンクリート・ジャングルの奥底のそこかしこから、茂みのあちらこちらからオレのような名もなき無数の負け犬たちの地虫の鳴き声にも似た怨念がドス黒い蚊柱となって12月の寒空へと立ち昇って行くのです。
さて、今度の月曜日、12月26日はダンボール・バット今年最後のライヴとなります。クリスマスと大晦日に挟まれたしかも月曜日というなんとも世間から見向きもされないようなエアポケットのような日。これじゃ集客も期待できないなと早くも心折れそうになっているわけですが、ロッカーの端くれとして、また今年一年の締めくくりとして恥ずかしくないギラギラとネットリと胸焼けしながらも後味は涼やかな、そんなステージを努めたいと思う所存であります(前売り予約はライヴ当日のお昼頃まで受け付けております。ココをクリックして専用フォームよりお申し込み下さい)。ン十年前、吉祥寺のとあるライヴハウスで観た三上寛センセイの弾き語りソロライヴ。当日、オレを含め客は20人もいるかいないかのガラガラの客席。オレなら客の入りが悪いってだけでついついテンションが下がっちゃうところですが、センセイはそんな客の入りなぞお構いなし、最初から最後までノドを振り絞り、額に血管浮き立たせ、汗だくんなり、弦がブチ切れんばかりにギターをかきむしり♪夢は夜ひらくぅ~・・・などと熱唱されていた姿を今も思い出します。これがプロなんだな、と、当時まだ20代だったオレは肝に刻んだわけですが、普段、自分のライヴでも、つい客の入りばかりに気を取られステージの途中で心折れそうになると、あの時のセンセイの雄姿を思い出し心の中で自分のケツにムチ打つオレであります。
が、しかし。悲しいかな、現実問題として客の「入り」は非常に気になるわけです。なぜか?それは、「集客」が悪いとライヴ後に「小言」を頂戴するのはリーダー、つまりオレの役目だからです。10も20も歳若い店員に「もうちょっと頑張ってもらわないとネ」などと絞られた挙句マイナス分のノルマ代をしっかり吸い取られるハメに。ロッカーとしてのプライドもへったくれもありません。ノルマの前ではどんなに崇高などんなに熱いROCKスピリットもただのミミズの屁同然。「たった10人の客も呼べないバンドは路上でやれよ」、などと今は無き渋谷の某ハコの当時ブッキングをやっていた自称ルー・リードと親友な有名音楽ライター氏に罵られた経験も。あん?路上?「ゆず」?ホームレスですかウチのバンドは?(笑)。その時は正直頭に来ましたが、ライヴハウスもボランティアでやっているわけではありません。当然の言い掛かりと言えば当然なのでしょうが、バンド側だけに集客の責任を1000パーセント押し付けるこの旧石器時代からの制度もそろそろいかがなものかと、場末ロッカーは常々思うのであります。ノルマ、ノルマ、ノルマ。「今日中に契約●件取ってこい!貴様のノルマだ!」。まるでしがない保険の営業マンと同じだこりゃ。ROCKをやるにも営業のセンスが必要ってことです。ROCKとノルマ。鼻毛と陰毛。嗚呼。戦争の無い平和な世界を。ノルマの無い夢のようなライヴハウスを。ゴミ溜めロッカーの永遠の願いです。
ところで、ルー・リードとメタリカが共演しアルバムまで出してしまうなんて20年前に一体誰が予想し得たでしょうか?そんなアンビリーバブな年の瀬に、たった客の10人も呼べずに悪戦苦闘している場末なバンドがここ東京の片隅に。来年こそは「何とかなれ」と、もがき続けてオレは死んでゆくのでしょう。きっと。ニュー・アルバムのジャケットがまだ出来上がりません。1月31日の発売日に間に合うのか?何とかなれ。いや、何とかしてください。
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▼今夜のBGM▼
文字通り「何とかなれ」って歌詞がリフレイン。茶色く枯れ切った後にはすでに小さな新芽が芽吹いていたのであり、絶望しきってはいるが絞ればまだ真っ赤な血の2,3滴は噴き出るだろう、と、クソとミソにまみれながらも「気」だけで匍匐(ほふく)前進しているようなぶっきらぼうな歌に心持って行かれる。RCサクセション加入前に仲井戸麗市が加奈崎芳太郎と組んでいたフォークデュオ「古井戸」の1stアルバム収録曲で最近観た麻雀モノの某アニメのOPテーマにも使われていた。
♪何とかなれ/古井戸('72年)
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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/
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「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
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「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
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LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011
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