2011年12月27日火曜日

ダンボール・バットの逝く年、狂う年。

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ダンボール・バットNEWアルバム発売記念イヴェント
★特殊系総出演!
『馬鹿ヌーヴェルヴァーグの夜』

2012年2月16日(木)

@東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺」駅下車徒歩3分

出演(敬称略)▼出演者名クリックすると動画観れます
[スペシャル・ゲストDJ]
根本敬(特殊漫画家)

[ライヴ]
ダンボール・バット
feat.MARI(from BLACK&BLUE)with AYAKO
犬彦(JON<犬>+HIKO<from ガーゼ>)
蜂鳥あみ太=4号+佐藤真也(ピアノ)
装置メガネ

PM18:30OPEN / PM19:00過ぎDJ-START / PM23:00 CLOSED
前売り¥1500/当日¥2000 いずれも+要ドリンク代¥500

★ご来場の方全員に粗品(非売品「缶バッジ」)プレゼント!
★当日はニューアルバムを千円で販売!&ご購入の方に特典ご用意!

前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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ニューアルバムのレコーディングで年が明け、間にかの大震災を挟みつつ、ジャケットの入稿作業のドタバタでもうすぐ年が暮れようとしています。たかがアルバム1枚作るのに結局のべにして約1年と3、4ヶ月も要したことになります。といいますか、戦いはまだ終わっていないのであります。実はジャケット・データのCDプレス業者への本年最終の入稿日が昨日だったわけですが、今回ジャケットの制作をお願いしている常盤響センセイも多忙を極める方、必死で作業を進めていただいてはいたのですが、業者指定の昨日午後14時の最終タイムリミットに間に合わず、年明けの入稿に持ち越しになってしまったのです。昨日は昼頃からPCの前にへばりつき、14時のタイムリミットを目指して、オレ、業者、常盤さん、の三つ巴で、まるで時限爆弾と人質とを引き換えに多額のカネを要求する犯人との交渉を続ける刑事のような気分で緊迫したメールのやり取りをしばらく続けたわけですが、死闘もむなしく午後14時直前で常盤センセイからタオルが投げ込まれギヴアップ!(笑)。まあ、慌てて入稿して万が一のミスが発生などしたら元も子もありません。それを考えればこれで良かったのだと思います。とは言え、海外の工場でプレスするため実際CDが手元に納品されるまでに輸送期間を含め2~3週間程度かかるとのこと。最悪発売日の1月31日に間に合わない可能性も!なんとも予断を許さない状況になってまいりました。あとは全て運任せ、年を越しても当分は枕を高くして眠れない日が続きそうであります。

そして、おとといの晩はダンボール・バットの本年最後のステージでありました。前半、上手くノリが掴めず歌詞も間違え反省点は山のよう。たかが3,40分のステージ。せっかくエンジンがかかってきたな、と、思った頃に時間切れ。切ない。しかし、それは言い訳であって、本来なら1曲目からスイッチを切り替えフルスロットルでぶっ飛ばさなければいけない。いちロッカー、いちシンガーの端くれとして。しかし、こと最近それが辛くなるときがあります。昼間のゴミ労働でのストレスやら疲れ、そのほかにも日頃の音楽とは全く関係のない悩みや不安、ゴタゴタによる心労が積もり積もって、それらが芥のようにオレの精神をよどませ、毒花のツルのように絡みつき根を下ろし、振りほどこうと思っても簡単に振りほどけず、いざ、ステージを目の前にしても、それらの芥やツルや根っこが、オレのエンジンに火が点火しようとするのを邪魔するのです。さらに、週1ぐらいのペースでライヴをやっているならともかく、いや、理想は週1ですが・・・まあ百歩譲って月1でライヴをやっているならともかく、現状は年に数本。昨晩のステージも8月以来のごぶさたステージだったわけです。いくらもうかれこれ20年以上もライヴ活動をやっているとは言え、やはり何ヶ月も間が空くとそれだけで勘が鈍ると言うか上手くノリを掴むのに時間がかかってしまうのです。情けない。昨晩も100円ショップで買った紙パックの得体の知れない「楽園」という商品名(凄いネーミング!)の赤ワインと濁り酒(日本酒)のチャンポンを煽ってステージに上がったわけです。昔はシラフでステージに上がったものですが、最近は少々「ガソリン」を注入しないと火の付きが悪く、このままエスカレートするとアル中になって、例えばイギー・ポップの場合ヘロイン中毒でボロボロになっているのを見るに見かねてデヴィド・ボウイが助け舟を出してくれ見事カムバックしたという美談もあるわけですが、オレには助け舟を出してくれるようなデヴィッド・ボウイのような存在もいなさそうだし、この先々が心配です。アル中は大袈裟としても、とにかく、オレをライヴに、音楽に集中させてくれない、オレを悩ます「音楽以外」のくだらないゴミのようなことが日々多過ぎます。ガスターを何錠飲もうがパキシルを何錠飲もうが根本を断たなければクスリだって効きやしない。いや、オレが勝手に様々な事態を重くして自分を追い込んでいるだけなのかもしれない。軽く流せばいいようなことも軽く流せない性分のオレです。もっと、流れる水のように生きられたら、と、頭では分かっているのですが・・・。いずれにせよ、もっと音楽に集中したい。ゴミに振り回されずにもっと音楽浸りの生活が送れたら、オレにとってステージは今よりもっと刺激的でクリエイティヴで楽しい「戦場」へと変わるだろうに!!心ん中から爆発できないライヴなんて!!なんだか今年最後のブログなのにしんみりチックになっちまいました。塩を舐めながらちびりちびり独り手酌でやるぬる燗(かん)のようなシミッたれたブログ、お許し下さい。クリスマスだ、紅白だ、正月だ、と浮かれているアンポンタンもいれば、苦虫を噛んでどん底に突き落とされているトンマもいるから世の中バランスが保たれているのかもしれません。

最後に、昨日、常盤響センセイから届いたばかりの(オレも昨日初めて見た!)ダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」の表ジャケを初公開して本年最後の日記とさせていただきます。ロキシーミュージックの「カントリー・ライフ」とスパークスの「キモノ・マイ・ハウス」という歴史的2大ジャケを合体させて21世紀に再生させるという時代錯誤なコンセプトの元、モデルさん選びから写真、デザインに至るまでを常盤センセイに全てお任せして作っていただいたものです。これをエロと捉えるかポップと捉えるかは貴方次第。いずれにせよ、イイ意味でCDの中身とジャケが合致していないという(笑)アンビリーバブな仕上がりではありませんか?勘違いしたオシャレ雑誌の編集者が新譜コーナーに間違えて載せてくれることを祈ります。このジャケと1200円という安さに釣られて買うおバカさんがいてくれることを願ってお開きにさせていただきます。あとは、このCDが無事に1月31日の発売日までに完成し店頭に並ぶことを祈るのみであります。 それではみなさん、良いお年を。南無。
(←クリックで拡大。拝んでください。)








▼今夜のBGM▼
大晦日に「第九」を歌うというアノおぞましい風習はいつから始まったのか?あの音楽を聴いて自分を鼓舞できる輩の気が知れない。オレが粛々と新年を迎えるにあたって道連れにするのは、偽善と欺瞞に満ちた歓喜の大合唱ではなく、苦渋にまみれたドロんこのぬかるみと重たい「棺おけ」。シャット・ユア・マウス。黙って新年を迎えやがれ。
♪映画「続・荒野の用心棒」('66/イタリア/監督:セルジオ・コルブッチ)テーマ曲と予告映像





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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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