2012年6月2日土曜日

超高級ヘッドフォンは脳に悪影響を及ぼすか?

  
 履き古してのびた靴下の片方が歩くたびに少しずつ脱げクツの奥へ奥へとモゾモゾもぐりこんで行く気持ち悪さを我慢しながら仕事場へ行くために今朝も駅へと向かったのであります。ところで最近は電車に乗ると面白い光景が見られますね。あっちの人こっちの人、みんな、ケータイ・・・いや、スマホを指でゴシゴシこすっているわけです。もう当たり前の光景になりつつありますが、10年前に誰がそんな奇怪な光景を想像したでしょうか?オレなんか普通のケータイすら持っていませんからね。で、最近、音楽活動の宣伝のために渋々フェイスブックも始めたんですが、ケータイ持っていないんで、出先などからこまめにチェックするわけにもいかず、友人がオレの書き込みに対して書き込んでくれたレスに返事を書くタイミングがどーしても遅くなっちゃうんです。朝書き込んでくれた返事に対して、夜やっと返事を返す。2,3日後に返すことも。飛脚とか伝書鳩のほうがはるかに早いんじゃないかって話もありますが、レスが遅くてみなさんどうもスミマセン。ご迷惑おかけしています。とはいえ、そういう若干の不便は感じるものの、それ以外の場面でさほどケータイの必要性を感じないオレはやはり石器時代のピテカントロプス以下の生き物なのかもしれません。いや、ただ単に、連絡を取り合う友人・知人がほとんどいないっていうオレの人付き合いの悪さを露呈しているだけっていうのもありますが。でもいい加減そろそろケータイぐらい持つべきなのでしょうか?と、頭の隅で悩み始めているオレは石器時代のピテカントロプスからほんの少しだけ現代人へと進化の過程を進めようとしているのでしょうか?
  と、なにわけのわからぬことをブツブツ言っているんだろ。えーと、話が逸れました。今朝電車に乗ってガタゴト揺られていると目の前のサラリーマン(多分20代)の高そうなゴッツい鬼のようなヘッドフォンがオレの顔面にぶつかりそうになりました。いかにもなオーディオ・マニア風の恰幅のいいオヤジが着けているのなら分かるのですが、最近、その手のいかついヘッドフォンを着けた若者をよく見かけます。男女問わず。彼らは一体どんなすさまじい音楽を聴いているのかが非常に気になるのです。たとえばジョン・ケージやはたまたメシアンや武満徹などのバリバリの、いやもっと超難解な人類が聴いたことないような超現代音楽、超実験音楽の類を聴いているのでしょうか?はたまたルー・リードの「メタル・マシーン・ミュージック」の如きのノイズの塊、あるいは、蚊やコウモリにしか聞こえないピーッという超高周波数のようなものをハイファイな爆音で聴いているのかもしれません。凄い。 
  さて、昼間の奴隷労働の合間の束の間の休憩時間。会社の社食で昼飯喰っていたら、空いていたとなりのテーブルに少々神経質そうな表情を浮かべた女子(多分20代)が一人やってきて、おもむろにテーブルの上を台フキンで執拗に何度も何度もゴシゴシゴシゴシ拭き続け、しばらくしてやっと気が済んだのか席に座り自分の弁当をそのテーブルの上に広げたのです。どう見ても汚れなどないように見えたのですが、その女子はなにかに取り付かれたかのようにそのテーブルを台フキンで半端無く責め続けたのです。単なる潔癖症なのでしょうが、気になったのは薬指に光る指輪です。恐らく、旦那のパンツもハシでつまんで洗濯機に放り込むようなタイプかもしれません。テーブルよりまずはアンタの尻でも拭くべし。と、腹の中でカノジョにそっと忠告してあげたオレです。

  と、どうでもいい与太話はこれくらいにして、お知らせです。雑誌「TRASH-UP!!」の最新号VOL.12が発売になりました。その号の中で2本、オレの書かせていただいた原稿が掲載されております。オレの実質のライター・デヴュー原稿です!1本は連載モノで、オレの好きなバンドを毎回1アーチスト取り上げて論じるといういい加減なロック・コラムで第1回目は「SPARKS」を取り上げています。で、もう1本は只今公開中のグラムロック・バンド「モット・ザ・フープル」の最新伝記映画『すべての若き野郎ども』のレヴューです。2本ともグラムロックがらみってことで、気分だけは偉そうに今野雄二センセイ気取りです!天国の今(こん)ちゃん許して!まったく、普段、このブログでのボロクソな文章しか書いてないので、初の商業誌への執筆ということでえらく緊張しましたが、なんとか読むに耐えうるギリギリのラインの文章にはなったのではないかと思っております。せいぜいこれが最初で最後の執筆にならないようみなさん祈ってください!!都内ですと、ジュンク堂、あゆみBOOKS、ディスク・ユニオン、タコシェなどで販売中です(アマゾンでも売ってるみたいです)。 http://www.trash-up.com/
 
  そして、もう一つのお知らせは、オレのインタヴューが本日、「ALL ABOUT」というサイトのエンタメ・コーナーに掲載されました。インタヴュアーは80sモノやテクノポップに精通しておられる四方宏明センセイであります。こちらから読めます。是非。 http://allabout.co.jp/gm/gc/394261/
  
 で、肝心なお知らせがもう一つ。あさって6月3日(日)の夜は、わが「ダンボール・バット」の爆裂GIGであります。詳細は下記。当日お昼まで前売り予約受け付けております!UFO-CLUBが熱海の、ぢゃなくてロンドンの下町の場末のパブに早代わり。熱い夜を貴方と!!

▼前売り予約受付中です!お気軽にんにん!
 【ダンボール・バット次回ライヴ情報】
2012年6/3(日)
東高円寺UFO-CLUB
地下鉄・丸の内線「東高円寺」駅下車・徒歩3分
 【発狂チカpresents抱腹絶狂!!vol.16】
サイケなバンドやシュールなバンドやGSチックなバンドが集結。
ダンボール・バットは?・・・う~ん、オシャレなバンドです!!
出演順に
1、EMERALD MEOW! MEOW!
2、蛸地蔵(from神戸)
3、瘋癲野朗
4、未練タラタラズ
5、ダンボール・バット(21:40~の予定です。)
OPEN 18:30 - START 19:00 - CLOCED 23:00
前売り予約¥2000/当日¥2500(ともにDRINK代+500円)
前売りのご予約は、こちらからどうぞ!


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▼今夜のBGM▼
さて、美空ひばりの歌で1曲と問われれば個人的には「港町十三番地」となるわけですが、売れに売れた「川の流れのように」の作曲者であり、「すみれセプテンバー・ラブ」のヒットでもおなじみ、かの土屋昌巳率いたニューロマンティックバンド(?)“一風堂”のメンバーでもあった見岳アキラ先生のこんなホロ苦いカヴァー作品で今夜はシッポリと。原曲はもちろん80sマスターピースでもあるカルチャー・クラブのアノ曲です。センセイ、こりゃないでしょ?っていう突込みはナシです。ちょっと痛いけど、嫌いじゃありませんって感じでしょうか?小指を甘噛みされているような、乳首の毛を引っ張られているようなこそばゆさ。酸いも甘いも噛み分けられる大人の男の裏ダンディズム。今夜は何も言わずに踊らせて。
♪「君は完璧さ」/見岳アキラ


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★AMIのソロユニット始動(マジ?!)に向け、鍵盤奏者(ピアノ、キーボード、アコーディオン)急募。その他にも、ヴァイオリン、アコギ、バンジョー、etcも募集中。年齢性別国籍テク不問。できれば杉並区近郊の方(高円寺でのリハに来られる方)。お気軽に!

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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)


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