2013年2月3日日曜日

ドブ色の未来へ。体罰、そしてギリシャへ高飛び。

 
 不覚にもつい先日二日間ほど熱出してぶっ倒れておりました。医者で鼻に綿棒突っ込まれて涙目んなって検査したんですが運よくインフルではありませんでしたが、まだ若干ふらつき気味。念のためと処方してくれたインフル特効薬のタミフルを酒の肴に一杯やっていたところです。それにしても、ノドも全く痛くなかったし、鼻水、セキも出ない。カゼというよりは疲労・・・それも精神的な疲労、ストレスによる知恵熱(?)の類なんじゃないかと睨んでおるんですがね。
 今年に入ってからの精神的な不安定・絶不調未だ脱せず、このまま一生この暗澹たる暗闇から抜け出せないような気になってきました。そのうちストレスで全身の毛が抜け落ち、胃は胃酸で穴ボコだらけになって、全身やせ衰えて枯れ木のようになって死に絶えるのかもしれません。それもまた自業自得也。
 たかがブログを綴る気力も失せる中、なんとか昼間の奴隷農場(会社)へだけは這うように通ってはいるものの、そこでもこっぴどく絞り上げられ最低限の奴隷生活をこの先送るのすら危うい状況。まったく世知辛い世の中です。
 併せて自分のこれから先々のこと・・・音楽活動を含め・・・に考えを巡らせてみればバラ色の未来とは真逆のドブ色の未来しか思い浮かびません。どうせみんな福島原発の放射能やら迫り来る首都直下型巨大地震やら中国だの朝鮮半島から飛んでくる核バクダン等々で大方死ぬ運命なわけですからどーってことないって言えばどーってことないのでしょうが、いっそのこと庄野真代の♪「飛んでイスタンブール」などをBGMにこのままどこか遠く異国の地へ「ボクを探さないでください」の置手紙とともに全てを投げ捨てて逃げおおせたい気分です。そうですね、我が師、レナード・コーエンも一時期居を構えていたというギリシャの小島、イドラあたりなど一年中季節も穏やかそうでいいかも知れません。日がな一日、地中海を見下ろす丘でネコとじゃれながらボーッと過ごし、夜はピアノをポロロロンと曲作り。アホか。


 近頃辞任した例の女子柔道の監督のあの丸っこい顔に少なからず同情の念を抱くのはこんな心境の只中だからかもしれません。彼も生まれた時代が悪かったんだと思います。当事者でないわけだから無責任なことは言える立場ではありませんが、一体どこまでが体罰なのか?ソフト・タッチのビンタはありなのか? 鼻毛を引っ張るくらいならOK?もちろん暴力はよろしくないにきまっていますが体罰問題に限らず何にでも過剰・過敏に反応しエスカレート化するそれこそ“魔女狩り”のような昨今の世の風潮のほうにこそ空恐ろしさとある種の阿呆さ加減を感じるのはオレだけかしら?そのうち叱っただけでも名誉毀損(めいよきそん)とかで昨今の馬鹿生徒と馬鹿保護者に告訴されかねないジョージ・オーウェルも卒倒しそうなそれこそドブ色の近未来がやって来るのかもしれません。
 ちなみにオレの右ひざには中学1年の体育の授業中に血の気の多い金田という名のイカレ体育教師に数回蹴られて出来た傷あとが今も薄っすら残っております。



★今夜のBGM★
元々は我が師ニック・ケイヴのドスの効いた歌唱で好きになった曲でありますが、原曲がこんな健やかな、どこか文部省唱歌を思わせる佇まいの楽曲とは露知らなんだのでありました。カーニバルの終りとともに私たちの恋も終ったのね・・・。多分そんな内容の失恋歌だと思われますが、そこに暗さや微塵の陰りもありません。それどころか、これから先我が身に降りかかってくるであろう幾多の困難にさえ鼻歌の一つでも吹きながらブチ当たってやろうじゃないのといった気高い負けん気さえ感じるこの曲が好きです。ベースを弾くメガネの紳士の、けして口には出さずとも「分かってるだろう?」と言いたげなジェントルな表情に心打たれます。こんちきしょう。もうちょっと生きてやるかって気にさせてくれるのは、オレの場合、長渕とかマキシマムなんとかじゃなくって、こういう歌です。
♪The carnival is over / the seekers('67)



追伸①:
オレのソロユニット「ネオン警察」のこの春のCD発売に向け、今週、銀座の某マスタリング・スタジオへ行ってまいります。マスタリングしてもしなくても大差ないような出来損ないの内容なのですが、まあ、やるだけのことはやろうかと思っておるわけです。では。


追伸②:
▼今月2月20日(水)に東高円寺UFO-CLUBで開催される、雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画ライヴイヴェント第2弾の詳細がようやく決りました。80sの匂いもそこはかとなく、広い意味での「ニューウェイヴ」というキーワードでお送りする当イヴェント。今回もアイドル(?)からテクノポップまでバラエティに富んだ出演陣でみなさまのお越しをお待ちしております。DJは「TRASH-UP!!」編集長の屑山屑男センセイです。キーボード・レス編成になったダンボール・バットの初ライヴでもありますが、リハーサルも実に快調で、パンク・スピリットに目覚めた(?)新生ダンボール・バットにご期待ください。まことに強力な新曲2曲も投入。是非。南無。


■次回ライヴ情報

「ダンボール・バット」新年第一弾ライヴは2013年2月20日(水)!!
東高円寺UFO-CLUBにて!!
雑誌「TRASH-UP!!」との共同企画イヴェント第2弾!!
【ニューウェイヴ天下御免 VOL.2】
DJ:屑山屑男(TRASH-UP編集長)
★開場:PM6:30 DJスタート:PM7:00 開演:PM7:15頃~
★前売り予約:2000円、当日:2300円 ※いずれもプラスドリンク代(500円)要
★ライヴ出演者(以下、出演順に)
①ゆるめるモ!(PM7:15-)
②fantaholic(PM7:45-)
③ダンボール・バット(PM8:30-)
④虫博士と仲間たち(PM9:25-)
チケットのご予約はこちらからお気軽に!!
▼告知PV



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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

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