2013年3月28日木曜日

東京トンガリ・キッズが愛読書だという浜田省吾にテクノ・カットを勧めた夜。

 

 せっかくカーネーションの直枝さんからコメント頂いたので、PV作り直しました↑。オレのソロユニット「ネオン警察」のCD発売告知PVです。作り直したと言っても前のヴァージョンとほとんど変っていませんので悪しからず。
 しかしですねぇ、これから発売しようとしている我が「ネオン警察」のCDを果たして何枚プレスしようか悩んでいるわけです。300枚?400枚?500枚?え?ケタが違う?いや、合ってますよ。そりゃね、ゆら帝の坂本くんのソロ作クラスになりゃ、千単位とか万単位のプレスってことになるんでしょうがね、うちらのようなしがないサンピン・ロッカーのゴミCDなんぞ数百枚、いや数十枚売るのにも毎度ヒィーヒィー言ってるわけで、あちらさんとこちらさんとでは世界が違うわけです。悲しいかな。
 ちなみに去年の1月末に出した「ダンボール・バット」のCDは500枚プレスして1年経った段階で残100枚弱といったところ。ダンボール・バットのCDでもやっとその程度の売れ方ですからね。まあ、こんなクソバンドでも四半世紀もバカみたく続けていると多少なりとも知名度がスズメのツメの垢ほどはあるらしく、名前だけで買ってくれる物好き、いや、心の広い方もいらっしゃるようですが、そこへゆくとオレのソロなんて・・・いや、ソロって言ったって「ネオン警察」ですからね、名義は。ネオン?警察?一体「誰?」ってことになるのがオチなわけで、知名度的なものも全くアテに出来ない。売れる要素が全く無い。こりゃ売れねぇーなーってのが作る前から分かっている。自信を持って売れないだろうな、ということが分かる。つらいね~。つらいよ、ボクは!!でも、負けると分かっていても闘わなきゃならない時があるもんだ、男には。でしょ?出しても売れないと分かっていても出さずにはいらねない。つらいね~。
 いくらCDの帯に「名盤誕生 by 直枝政広(カーネーション)」なんて豪華な推薦文がドカーンと書いてあったとしても、解説:岡村詩野だの、寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)だのの素晴らしい文字が躍っていても(以上敬称略)、まあ、何だろうコレ?ってな具合で気になって店頭で手に取って見る自称音楽マニアのアンちゃんネェちゃんの5,6人ぐらいはいるかもしれませんが実際それをレジにまで持ってゆく勇気ある人がどれだけいるかと考えると絶望的な気分に陥ります。たとえそれがフルアルバム10曲入りで1200円(+税)という破格値だとしても!!つらいね~。ほんとつらいよ、ボクは!!ゆら帝・坂本くんのCD買ったらオマケでネオンのCD差し上げてくださいってディスクユニオン行って直談判してみようかしらとか、そんな捨て身の馬鹿な考えを起こしたとしても誰もボクを責められないでしょう。
 それでプレスの話しですが、まあ、結局300枚でも400枚でも500枚でも、もうプレスにかかる料金には大差ないんですよ。100枚違っても、せいぜい3000円くらいの差でしかないの。だからもう何枚でもいいんだけど、売れないとね、結局在庫を家で保管しなきゃならないでしょう?結構ね場所とるわけです。前の前のCD(「コンピュータ・ベルリン」)が未だに200枚だかそれ以上まだ部屋に行き場を失ったまま放置されていてこれがほんと邪魔!!(笑)。まあ、紙ジャケなら薄いので割とコンパクトに保管できるんだけど、今回予算が無いんで紙ジャケは断念して普通のプラジャケなんです。プラジャケ100枚って結構邪魔なもんですよ。これ以上我がゴミ屋敷にCDを野ざらしにするスペースなんてありません。だから、たかが100枚、されど100枚の差に思案しているわけです。なんだかケツの穴のチッサイ話で情けないやら自分でも辟易してきますな。いずれにせよ、一生かかってでも1枚1枚さばいてゆくしかありませんな。そして最後は富士山の樹海か福島第一原発の敷地内に不法投棄です。ネオンのCD無事発売の折にはみなさんどうかこうてやって下さい。お願いします。
 
 さて、先日、3月24日(日)の東高円寺UFO-CLUBでの我が「ダンボール・バット」のライヴの模様を、毎度お越しいただいている常連の小宮さんがカメラに収めてくださったので一部紹介させていただきます。メルシー、ミスター・コミヤ。
まあ、この日は、当バンドも惨憺たる集客で客席の前の方がガラアキでございました。そうなりゃもう開き直るしかなく、空いてるスペースは有効に利用すべしということで、オレも久々にマイク握ったまま客席へ降りてゆき踊ったり転げまわったり失神したり放尿したり・・・いや放尿はしとりませんが、好き勝手やらせていただきました。
 写真の通り、オレの衣裳は前回同様に白の皮ジャケ(古着屋で2千円で買ったジャケなんですが、てっきり「合皮」だと思っていたら本物の羊の皮だった!お陰で、クリーニング代がベラボーに高くて未だにクリーニングに出せません!)と、今回は赤パンツに赤シャツに黒字に白のドット柄ネクタイ。そして、青いグラサンに頭はグリーンのカラースプレーを塗布しデヴィッド・シルヴィアン的なニューロマンティックな雰囲気を演出。とは言え、なんとも見てくれが台湾かフィリピンあたりのハマショー(浜田省吾)のコピー・バンドか、1979年頃の新宿ロフトあたりからワープしてきました敵ななんとなくクリスタルな東京トンガリキッズ的な匂いもなくもない感じ(←意味不明)。奇しくも、ゆら帝・坂本くんが手掛けたというUFO-CLUBの壁面のグニャグニャな赤と黒のサイケ柄と、そんなもんに飲み込まれてたまるかというオレのニューウェイヴ魂を孕んだ反逆心とが見えない火花を散らし拮抗しているようなスリリングなショットでもあります。負けるな、オレ!!

 さて、ダンボール・バットの次回のライヴは先月その第2回目を開催して好評を博した雑誌「TRASH-UP!!」との共同企画イヴェント【ニューウェイヴ天下御免】の第3弾として5月16日(木)にまたまたUFO-CLUBで開催することになりました。詳細はまた順次追ってお知らせすることにいたしますが、その前に、「ネオン警察」のライヴがあります。去年の年末の初ライヴ以来のまさかの第2弾ライヴを来週土曜日・・・4月6日に東京は八丁堀の「七針」というハコでやります。それも、なんと、かの結成36年を誇る日本を代表するアート・ロック・バンド「突然段ボール」のバンマス・蔦木さん企画によるイヴェントに出演しちゃうっていうんだからオレもエラくなったもんです。
 前回のライヴ同様、オレは歌に専念(一部、SAXやテルミンを併用)。伴奏のピアノをダンボール・バットのコーラスでも活躍中のブラック&ブルーのマリ嬢にお願いします。なにせ初めてのハコだし、共演相手は大御所だし、と、いろいろな意味で少々ビビッています。そのくせ、今回1曲目には、アノ有名ミュージシャンの隠れたアノ名曲をオレの拙いピアノで自分一人だけで弾き語ってみようかな、などという、大胆不敵な構想・・・セロニアス・モンクとリチャード・クレイダーマンと西田敏行を敵に回すようなバカな構想を目下準備しているところであります。お楽しみに。

オレのピアノで泣いたら10円あげる。じゃ。



★今夜のBGM
「エンジェル07」('84)などという下世話な曲のプチヒットで当時ここ日本でもその名前を知られたジャーマン発・哀愁のユーロピアン・エレポップ・グループの下積み時代のおもしろ映像発見に一人で笑撃中。ピエロの化粧でおなじみニュージーランド産異能グラムロックバンド「スプリット・エンズ」がまいた精子が数年後マグマを通って地球の裏側のドイツで蘇生し、戸越銀座商店街のパチンコ屋の開店セレモニーでチンドン行列でねり歩くの図。凶悪なまでの軽さの裏のしたたかさと芸人根性。脳はすでにスポンジ状だが心は錦。もみあげをバッサリ落とした鋭角なテクノ・カットに電子音楽のパイオニアとしてのドイツ帝国の誇りも見える。
♪ROSEMARIE/HUBERT KAH(‘82)



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■次回「ネオン警察」ライヴ情報
※リーダー・AMIのソロユニット
2013年4月6日(土)
八丁堀・七針にて
空のネオン段ボールは突然警察の幸
★PM7:00開場 PM7:30開演
★当日のみ(前売りナシ)2000円 ※ドリンク、軽食持込OK!!
★ライヴ出演(以下出演順です)
①海の幸(突然段ボールのメンバーによる別ユニット)
②ネオン警察(AMI:Vo/テルミン/SAX、MARI:PIANO)
③突然段ボール(結成36周年!!)

※当、ネオン警察はPM8:10頃~の出演です。


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▼ネオン警察1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
2013年6月発売予定/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

 

 

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