2013年3月18日月曜日

エルトポに勝新が重なった馬鹿オリンピックの夜。

 
 日本、いやここ東京がどんだけ危険な場所かというのをもっと世界に発信すべきじゃないでしょうか、某都知事氏は。オリンピック、オリンピックと浮かれている場合なんでしょうか?こんな危ない都市に来るんじゃない、来てはいけません!!と、今からでも遅くはないからIOC(国際オリンピック委員会)に申し出るべきではないでしょうか?そもそも2020年に果たして東京は存在しているのかどうかも疑わしいのが現状。さんざん囁かれている首都直下型地震に、富士山大爆発。そして、北のほうのイカれた国からは発射後7分で日本国土に着弾するという核ミサイルが東京を狙っているし、中国からは汚染物質PM2.5が大量に吹き寄せて来るは、それよりなにより原発事故による放射能のホットスポットが東京にも数多くあるというじゃないですか。誰がそんな危ない場所にわざわざ放射能を浴びにホイホイやってきますかね?それに治安の良さが自慢だったかつての日本。最近じゃ、そのへん歩いてるだけで見ず知らずのキチガイにブッ殺される通り魔事件も日常茶飯事。やめとけやめとけオリンピックなんて。そんなもんにつぎ込むムダ金があるんならまず福島原発なんとかしてよ安部ちゃん。ぶっ壊れた原子炉を冷やすのに使った非常に危険な汚染水とやらが毎日25mプール1杯だか2杯分だか発生していて、それを海に流すわけにはいかないから(いや、「東電」のことだから、もう海にコッソリ流しちゃっているかもね!)その汚染水を貯めるタンクをこれまた毎日毎日作り続けているらしいんだけどそのタンクも2日か3日で一杯になっちゃうんだとかってどっかのニュース番組でやっていたわけ(完全に“冷める”のにあと40年だかかかるらしい!)。そんなタンクが原発の敷地内にべらぼーに並んでる映像なんか観た日にゃ薄ら寒くもなりますわい。今度また地震でも来てそのタンクが崩壊したりでもしたらもうこの国は本当にお陀仏。おジャン。小松左京よろしく日本沈没。そんな非常事態の状況下にあってもオリンピックオリンピックと血眼になってる人たちの神経が知れません。馬鹿ヌーヴェルヴァーグならぬ馬鹿オリンピック。国立競技場の真横にでも原発おっ建てますか、都知事氏。


 さて、長い前置きはこれくらいにして、オレのソロユット「ネオン警察」のCDリリースに向けた進捗状況のご報告です。ライナーノートをお願いしている有名音楽評論家の岡村詩野センセイからは「明日には原稿送ります」という連絡が来たきりもうかなり日にちが経ちましたが一向に届きません。「明日」というのはもしかすると「一週間後」のことかもしれません。いや「二週間後」か?まあ、そんなやりとりは毎度のことなのでオレも慣れっこになりました。それに“ただ同然”でお願いしているのでオレも強気には言えない弱みもありますし、まあ、気長に待ちつつさり気なく催促してみます。
 それと、今回もブックレットには著名人の方々より素晴らしい“寄せ書き”を頂戴することになりました。頂けることになったのは、最近なにかとお世話になりっぱなしの雑誌「TRASH-UP!!」の編集長の屑山さん。そして、来月4月6日(土)に我が「ネオン警察」と一緒にライヴをやらせていただくことになった今年結成36周年を迎える孤高のアート・ロック・バンド「突然段ボール」の蔦木さん。突然段ダンボールとダンボール・バット、というまあ“段(ダン)ボールつながり”とでもいうのでしょうか?いずれにせよ光栄なことであります!!そしてなんと言ってもビックリは、アノ・・・アノですよ、日本が誇るモダン・ロック・バンド「カーネーション」の直枝さんからも頂戴いたしました(その直枝さんから頂いたコメントの一部をCDの帯のほうにも使わせていただくことに)!!いや、もう頂戴したというか無理矢理頼み込んで半ば恐喝、嫌がらせみたいな感じでお願いしたわけですが、もちろん顔見知りなハズもなく、こんなどこの馬の骨かも分からないようなさんぴんミュージシャンのゴミCDのために多忙な時間を割いてまでコメントを寄せていただいたその心の広さにただただ感謝であります。鬼に金棒、スリ鉢にスリコギ。なんだかこれでオレのCDの価値が一気に上がったような気がします。自主制作のいかにも安っぽいCDの「帯」に、「by 直枝政広(カーネション)」の文字はそうそうお目にかかれませんぜ、兄さん。凄い!!売れろ!!買え!!
 ところで、今回、ジャケットやブックレットに使う写真は全て自分で撮った写真を使うことにしました。時に片手に持ったカメラを自分に向けてパシャッと撮ったり、時に三脚を立てセルフタイマーでパシャッとやったりして撮った写真です。本来なら憧れの森山大道センセイあたりにジャケ写の一枚でもお願いしたいところですが、当然そんな破格の予算どこにもありませんので今回は気分だけでも“セルフ森山大道”(?)ってことで自分で撮った写真です。
 ジャケットのデザインに関しては、CDプレス業者へのデータの入稿の手順などもさっぱり分からず、素人同然のオレひとりの手には負えないと思い、ここはプロの手をお貸し願おうと、雑誌「TRASH-UP!!」の誌面のデザインなどを担当している嶋田真由美嬢に泣きついて強引に頼み込み協力していただけることになり一安心。きっとセンスのいいジャケットに仕上げていただけることでしょう。そこで、先日、屑山編集長も交えて3人で“飲み”を兼ねて高円寺の居酒屋で「干物」を肴に諸々の打ち合わせをしてまいりました。
 打ち合わせはものの10分もしないで終了し、あとはどーでもいい話に花が咲きました。世代的に近いこともありいろいろな部分で趣味が重なるオレと編集長。勝新(勝新太郎)の昔の映画の話やら、マカロニ・ウェスタンに、グラムロックにエトセトラ。そして、かつては映画製作の勉強もしていたという編集長に「屑山さん、何か映画作ってくださいよ」と、酔いにまかせて切り出すオレ。「無理、無理」と笑う編集長。「でもAMIさん主役で何か作りたいですね」と言い出す編集長に「いや、主役じゃなくていいですから脇役で・・・」とオレ。その昔、勝新が監督・主演を努めた寺山修司もぶっ飛ぶような革新的な前衛ムービー「顔役」(‘71)とホドロフスキーの「エルトポ」(‘70)が合体したようなドラッギーな映画撮れないですかね~、と馬鹿な妄想話にまでハッテン。そしたらオレ馬にまたがって日傘さして高円寺のPAL商店街ねり歩きますわ・・・などなど。電気ブランのハイボールのグラス越しにどこまでも続く砂漠が見えたような気がしたホロ酔い気分の夜でありました。
 
 さて、最後にライヴのお知らせです。今度の日曜日・・・3月24日はおなじみ東高円寺のUFO-CLUBにて我がダンボール・バットのライヴがあります。この日はお店企画のイヴェントでライヴとライヴの合間にDJも入り、全部で6組も出演する盛りだくさんテンコ盛りの夜になっております。元、デキシ-ド・ザ・エモンズのアベ・ジュリー氏や、以前TVのバラエティ番組などにも出演して一部で話題(?)になった郷ひろし&友美(→動画コチラ参照http://www.youtube.com/watch?v=J3_AEi8WE4w)なんていう珍妙な方々まで濃厚かつバラエティに富んだどちらかというと昭和臭満点な内容&出演陣となっております。我々ダンボール・バットは5番目、PM9:10頃~の出演です。詳細は下記。今回もパンクスピリットを懐に煮え切らないニューウェイヴ精神に乗っ取り結成26周年の看板に恥じぬステージを展開する所存であります。是非!!(前売りのご予約は、ライヴ当日のお昼まで受付いたします、下記専用フォームよりお気軽に!!)

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▼今夜のBGM▼
ヤスリと耐水ペーパーで削り上げたギターの弦の切れ味は上々。直角に曲がれぬイノシシの猛突進。百の衝動を一の理性で辛うじてねじ伏せているファンクネス。ヘラついているようでウサギ飛びと千本ノックで鍛えた足腰がモノを言う。ウィルコ・ジョンソンとは異母兄弟。アート・リンゼイとは遠くて近い親戚。やられる前にやれ!と言っているんじゃねーの?、コレって。
♪TO HELL WITH POVERTY / GANG Of FOUR('81)



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■次回「ダンボール・バット」ライヴ情報

2013年3月24日(日)
東高円寺・UFO-CLUBにて
【或る夜の出来事】
★開場:PM6:00  開演:PM6:30
★前売り予約:2000円、当日:2300円 ※いずれもプラスドリンク代(500円)要

DJ:イクマンテ
★ライヴ出演者(以下出演順に・・・)
①アクサンテギュー(from 前肩)
②アベ・ジュリー(exデキシー・ド・ザエモンズ)
③ソフトレスラーズ
④郷ひろし&友美
⑤ダンボール・バット(PM9:10頃~)
⑥BARKINS
チケットのご予約はこちらからお気軽に!!

※チケットの予約をしたものの、当日急用等でお越しになれない場合、その際のご連絡は不要です。また、キャンセル料金等も一切派生いたしませんのでお気軽にお申し込みください。
※お名前、枚数を明記の上、上部、専用フォームからお申し込みください。折り返し、ご確認のメールを返送いたします。

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■次回「ネオン警察」ライヴ情報
※リーダー・AMIのソロユニット
2013年4月6日(土)
八丁堀・七針にて
空のネオン段ボールは突然警察の幸
★PM7:00開場 PM7:30開演
★当日のみ(前売りナシ)2000円 ※ドリンク、軽食持込OK!!
★ライヴ出演(以下出演順です)
①海の幸(突然段ボールのメンバーによる別ユニット)
②ネオン警察(AMI:Vo/テルミン/SAX、MARI:PIANO)
③突然段ボール(結成36周年!!)

※当、ネオン警察はPM8:10頃~の出演です。


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▼ネオン警察1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
2013年6月発売予定/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

 

 

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