▲ダンボール・バットのニューアルバムより「パーフェクトにうってつけの日」feat.碧衣スイミング
ダフト・パンク!まさかオレのブログにこのグループ名が踊るとは誰が予想していただろうか!?(笑)。いやね、先日、ケーブルTVでやってる東京の超ローカルな街ブラ歩き番組の中でかかっていたBGMが気になり、仕事行く前の朝のクソ慌しい時間にもかかわらず、思わずネットで調べてみたくなった。そして判明したのが・・・ゲゲっ!?ダフト・パンク!?2000年以降にリリースされた新譜に関しては一切聴く耳をを持たない偏屈なオレでもその名前とあのヴォーカルに変な変調モジュレーションみたいなのをけたワンモアなんとかって曲をやってたグループってぐらいの知識は持っている。チェっ!!まったく個人的に興味のないグループの曲だと判明して朝から脱力。その曲は、「ゲット・ラッキー」という曲だった。ちょっとアーバンでグルーヴィーな曲だ。YOU-TUBEでとりあえずチェックしてみると、前に二人黒人がいて片方がリードヴォーカルを取り、片方がニヤニヤしながらギターをチャカチャカ鳴らしていた。後になってギターを弾いてるのはプロデューサーとしてもかつて一世風靡したナイル・ロジャースだと分かった(ヴォーカルのほうは知らないヤツだった)。まあ、この曲の場合、かの黒人二人の功績に因るところが大きいんじゃなかろうかとオレは思う。二人がいなかったらちょっとイイだけの平凡な曲に終ってたんじゃなかろうか。と、ひがみと嫉妬の混じった評価をさせていただきたい。ともかく、ナイル・ロジャースの流麗なギターのカッティングがひときわ気持ちよい曲であるのは確か。とはいえダフト・パンクだろ!?悔しいからCDは買わない。ツタヤでも借りない。ゴメンね。
今、稲荷寿司喰ってたところ。100均の。遅い昼飯。あん?あれ?もう5時過ぎじゃん(夕方)!!もたもたしてたらアナタそろそろ夕飯の時間ですよ。只今、ダンボール・バットのニューアルバム「壊れたカセットはAOR」の極貧レコーディングを粛々と進めている最中というのは皆さんご存知のハズ。今日は、昼過ぎから一人スタジオに機材持ち込み篭ること3時間。本番の「歌」を録音してきたところ。これがもう思いの外グッタリ、ヘロヘロで、昼飯喰ってから行ったのにすっかり腹減って、で、稲荷寿司パクついてたころ。たかが5曲、されど5曲。もう最後には声枯れ果てた。果たしてこんな歌で使いもんになるのか!?ちょっと心配になってきた。OKテイクを決めるのも結局自分なわけで、プロデューサーなりエンジニアなりがいてくれれば、第三者が客観的な耳でもってOKを出してくれるわけだけど、そういう人間がいないというのは、そういう第三者とオレとの間での意見の衝突が生まれないという点では一見やりやすいようだが、実はなかなかに難問なんである。OK出すのも、NG出すのも自分。まさに自分との戦い。これでよし、という正解も無い。そんな終わりの無い自問自答は「ユーライア・ヒープ」の有名な鏡加工された『対自核』のオリジナルLPジャケットを宇宙の真っ暗闇の空間の中でわずかな月の光を照らして眺めている気分だ。ああ、ナイル・ロジャースが今ここにいてくれたら、と、どんなに思ったことか!!ああ、“あなたがここにいてほしい”・・・と、ピンクフロイドのかの曲がオレの脳裏に流れたのは言うまでもない。ウチのギターのヤツには悪いがダンボール・バットの新曲「壊れたカセットはAOR」には是非ともナイル・ロジャースのカッティングが必要なのえだ!!クソ!!しかし、「チャカッ!」とギターをワン・カッティンしただけで一体いくらのギャラ請求されるんだろうか?!ロジャースじゃなくってもいい。そのへんフラフラしてる黒人連れて来て弾かせようか?黒人というだけで、楽器でも歌でも何でも上手い、と思っちゃうオレは多分ただの阿呆なのだが・・・。
あ、黒人プロデューサーつながりで思い出したんだけど、アナーキーって日本のパンクバンドいたでしょ?昔(今もいたらゴメンなさい)。そのアナーキーのデヴューアルバム『亜無亜奇異都市』をプロデュースしてんのがDUBアルバムとかも結構出してるジャマイカの有名プロデューサーのマイキー・ドレッドだってつい最近知ってちょっとビックリしてたところ(ちなみに同アルバムのエンジニアはJAPANなんか手掛けてるスティーヴ・ナイってんでこれまたビックリ!!)。大昔、ちょろっとだけ聴いた時はあまりピンと来なかったんだけど、今度もう一度ちゃんと聴いてみようと思う、アナーキー。ツタヤで探してみます。
ええと、ダンボール・バットのレコーディングのほうは、オレの歌入れが終ったということで、あとは、コーラスの重ねぐらいかな?ああ、それと、諸々のちょっとしたキーボードや効果音とかの重ねが終れば一応「録り」は全部終了。しかし、ここからの道が険しいわけで、前作での、のべ1年以上を費やした発狂寸前のレコーディングに比べれば、今回のレコーディング、ここまでの道のりは心穏やか、いたって平坦であった。が、ここから先は地獄には変わりがない。まあ、ここまでが平坦であったのだからオレの体力はまだ温存されている(前作では、「録り」が終った段階でオレは既に死んでいた!!)とも言えるが、ここから先の地獄の作業が始まれば、オレのハナクソほどの体力なぞあっと言う間に吹き飛んでしまうだろう。現に、先日録音したギターの微調整・修正・ミックスに手こずっている状態で、連日連夜そのヘッドフォン越しの爆音に鼓膜は破れそうで頭の中はあっちの世界とこっちの世界を行ったり来たりしている始末。
作業が深夜に及べばさすがに昼間の会社での奴隷仕事の疲れとも相まって猛烈な睡魔が襲ってくる。白目むきながらヨダレ垂らしながら朦朧とした意識の中で作業を続けるハメになる。そんな中、半分は夢なのだろうが、頭の中にカレの顔が浮かんでくるのだ。誇らしげなカレの顔が!!誰かって!?そう、オレの永遠のライバル(笑)、SS君である。元、なんとか帝国のSS君である。ダンボール・バットの97年の1枚目のCDのレコ発の時にオープニングアクトとしてソロでギターを弾き語ってくれた坂本慎太郎くんの顔がオレの半分眠っている頭の中に浮かぶのである。無言で笑ってるのである。シド・バレット気取りなんである。そこでオレはハッと我に帰るのだ。クソ!!負けられない!!彼にだけは!!・・・と。そこで手元に置いてあるアイスピックをおもむろに手にとって自分の太ももにグサっと突き立てるのだ。目を覚ませ!!眠っている場合じゃねーそ!!そしてもう一突き!!グサッ!!グッバイ、レム睡眠!!グッバイ、無呼吸症候群!!起きろ!!このへっぴり!!グサッ!!・・・プシューッ!!(血が吹き出る音)
坂本くんの2年ぶりだかのソロアルバムが間もなく発売される由。また売れるんだろうな(エンジニアはこれまたオレも知り合いでもある中村さん)。ディスクユニオンの店の壁にはチラシが貼ってありそこには「問題作完成!!」の文字が。そうか、問題作なのか。「ナマで踊ろう」だもんな。やっぱりナマがいいのか。向こうが問題作ならこっちは「超問題作」を作らねばならないだろう。たとえ明日、地球が二つに割れようとも。
★追伸:旧ソ連製カメラ片手にオレが撮るモノクロームな写真ギャラリー『印画都市』更新しました。こちらから▼
http://negative-city.blogspot.jp/★今夜のBGM★
なぜに今さらとお思いかもしれませんがここ最近、PーMODELの1stばっかよく聴いてます。区役所で会った人だろう・・・じゃなくて美術館で会った人だろうを含む。個人的にはテクノポップ御三家の中では圧倒的に「ヒカシュー」派だったんですけど・・・。改めてその1stの批判性のある歌詞に気付かされたところです。で、これはずっと後のアルバムですが、とくに本曲は1回聴くと入浴中も大便中も2,3日はそのイントロのフレーズが頭ん中で鳴り止まらなくなり困る曲なんです。
♪「サイボーグ」/P-MODEL
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6月15日(日)
@東高円寺UFO-CLUB
【アダルト720】(UFO-CLUB企画)
共演:
銀幕一楼とTIMECAFE/ザ・モーレツアタック40’s/
ぼくら/ゴトー&カメレオンズ
※ダンボール・バットはPM9:00~の登場
開場 18:30 開演 19:00
前売予約¥2000 当日¥2300
(別途ドリンク代500円要)
7月8日(火)
@渋谷ラストワルツ
雑誌「TRASH-UP!!」+ダンボール・バット共同企画イヴェント
【ニューウェイヴ天下御免VOL.7】
DJ:屑山屑男(TRASH-UP!!編集長)
※詳細調整中
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「AMIと屑山屑男の音楽トークショー」
~今夜は御意見無用VOL.4~
6月27日(金)
@高円寺・円盤
出演:AMI、屑山屑男(TRASH-UP!!編集長)
※AMIのソロユニット「ネオン警察」のミニ・ライヴ・コーナーあり
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【お知らせ】
ダンボール・バットでは女性キーボード奏者急募中(サポートOK)!
お気軽にお問い合わせください。
こちらから▼
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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン
2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))
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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス] ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。 ---------------------------------------------------------------------------------- ■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326 --------------------------------------------------------------------
▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス] ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。 ---------------------------------------------------------------------------------- ■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326 --------------------------------------------------------------------
▼DANBALL BAT最新PV▼ 「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より) ▼DANBALL BAT最新PV▼ 「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」 /ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より) DANBALL BAT最新PV▼ 「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)