「いやあ、AMI君のバンド面白いのにねぇ~。なんでお客さん来ないんだろうねぇ?」と、古い友人。「なんででしょうね・・・」と、ヘラヘラ笑うしかないオレ。“お客が来ない”・・・それは、もう20年以上もの太古の昔からオレを悩ませてきた永遠にして最大の問題であり謎である(最近のオレの中での謎は、電車ん中でスマホのゲームに鬼のように夢中になってる連中の8割はデブやババアが多いのは何でか?ってこと)。夕べ、渋谷ラストワルツで開催した雑誌「TRASH-UP!!」とわがバンド「ダンボール・バット」との共同イヴェント【ニューウェイヴ天下御免VOL.7】でのライヴ終了後の友人との会話である。ウチのバンドに必要なのは、営業力に長けたマネージャー的な役割を果たしてくれる人間が必要なんじゃないか?と、その友人との会話は結論に至った。まあ、それで全てが解決するとは思わないが、それも解決策の一つであることは間違いないと思う。せめて、メンバーに社交的な人間が一人でもいれば、対バンやその他諸々の機会の折に他のバンドのメンバーやらライヴハウスの店員、関係者などに挨拶を交わし、人脈を増やし、横の繋がりを作り、イヴェントに呼んだり呼ばれたり、やがてそれが集客にも繋がるんじゃないかって、浅はかといわれれば浅はかだがそんな考えもチラっと浮かぶ今日この頃。昔はそんな社交性豊かなメンバーがいた時代もあったが、今のメンツではそれも望み薄。だいたいリーダーのオレがそういうの苦手なんだからダメでしょ。とは言えやってくれる人がいなけりゃ自分でやるしかない。社交性ゼロなオレが、ひきつった笑顔を作り、マネージメントや営業、それに宣伝告知まで実質ほぼ一人でこなしているわけだから、まあ、終ってますわな。それに、時間的、物理的に言ってもオレ一人でこなすのはもう限界。やっぱりここは、豪腕マネージャーの一人でも雇いたいもんだ。多少ハッタリもかませて胡散臭いヤツがいい。できれば当面ボランティアで(笑)。というわけで、当ダンボール・バットでは、マネージャー・・・平成のマルコム・マクラレーン的逸材を募集中!!年齢性別人種宗派容姿不問。夜・露・死・苦。
<夕べのイヴェント、渋谷ラストワルツの楽屋にて、コーラス嬢のアヤコとパチリ。(PHOTO by まり)
さて、「灯台下暗し」・・・とはよく言ったもんだ。テメェーの足元ほど物事ってやつは全く見えていないもんだと痛感させられたのだ、例え落ちている犬のウンコを踏んづけていたとしても!!なんの話しかって?今、まさに四苦八苦した挙句に頓挫したままになってるダンボール・バットのニューアルバムの極貧レコーディングの話。約1ヶ月もかけて修正やミックスを重ねても一向に思うような仕上がりにならない曲に頭悩ませていたのだが、メンバーに聴かせてもラチが明かず、結局、恥を忍んで(?)、全くの第三者・・・楽器やDTMの知識もそれなりにある信頼できる知人にその問題の曲を聴いてもらったのだ。そして、数日後、その知人からの実に簡単明快な指摘にオレは目からウロコを落したのだった。ここで、その内容についてイチイチ書くと長くなるので省かせてもらうが、とにかく、1ヶ月に渡ってオレを悩ませてきたかの曲の問題点が一瞬で吹き飛んだのだ。こんなことならもっと早い段階で他人に聴かせるべきだったと激しく後悔したのだった。しかし、まあ、この地獄のような1ヶ月も全てムダだったかといえばそうでもなく、扱いの難しいコンプレッサーやイコライザー等々のエフェクター類を連日連夜キチガイの様にいじり倒し続けた結果、そこから学んだり得たりしたことは少なくなく、オレの即席エンジニアとしてのコヤシになったし、それらの知識は今後の極貧レコーディングにも充分生かすことが出来ると思うからだ。そして、問題のかの曲は、結局ドラムとベースを初めから全て録音し直すことを決心したのだ。これで3度目のドラム録り直し。狂ってる。時間もカネもムダになるが少しでも自分の理想の音に近づけるためには、これならまあ他人に聴かせても恥ずかしくないだろう・・・というレベルのアルバムにするためにはいたしかたない。どうせなら有終の美を飾りたいもんだ。諦めるなオレ。80歳でエベレストに登ったではないか、三浦雄一郎は(←意味不明)!!
え?前回、前々回のブログよりオレちょっと元気そうに見えるって?明るく見えるって?いやいやとんでもない。無理矢理明るく振舞っているのだ。日々、オレの心は梅雨空の如くどんより沈みきっている。出口なし。NO WAY OUTだ。しかし、そんなどんよりとした梅雨も近いうち明けるだろう。クソのような夏がまた来るかと思うと今からユウウツになる。ユウウツと聞いてジュリー(沢田研二)の「6番目のユウウツ」を歌いそうになったが、つい先日TVのCMで見かけたあの頃とはまるで別人、いや、別の惑星の生物にでもなってしまったかのような「最近」のジュリーの姿を思い出し、また、立ち直れなくなりそうなので思いとどまった。変わり果ててしまったジュリーはさておき、この沈み込むような梅雨の季節、オレは嫌いではない。むしろ、恋しく感じることもある。もしかして、オレが一年のうちで一番好きなのは「梅雨」なのかも知れないとふと今思ったのだ。オレの前世はカタツムリかもしれないな。こういう季節にこそ思わぬイイ曲が書けたりするもんだ。レコーディング中にぶっ壊れ修理に出していたヤマハのハードディスク・レコーダーが無事戻ってきた。お陰さまでサクサク動くようになった。ひさびさにコイツで新曲でも作ろうかと思う。気分的にはセルジュ・ゲンズブールの「くたばれキャベツ野郎」(’76)に入っているようなダルでシュールでちょっと古めかしいアートロック的な曲が作りたい。どうせ、オレの頭ももうじきキャベツになっちまうんだろう。
★今夜のBGM★
未だに宴会芸で東急ハンズとかで買った「モミアゲ」とか付けてプレスリーのモノマネやるビジー・フォーみたいなオッサンとかいるんだろうか?夕べのイヴェントでダンボール・バットのライヴ直後にDJの屑山編集長がかけてくれたのがこのラヴ・ミー・テンダー。もち、プレスリーのオリジナルではなくって、デヴィッド・ボウイの片腕としても当時名を馳せたグラム界の名ギタリスト、ミック・ロンソンのカバーヴァージョン。ぬるい風呂桶につかったままそのまま死んでしまいたくなるような神々しさ。
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ダンボール・バットでは女性キーボード奏者急募中(サポートOK)!
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「ネオン警察」(AMIソロ)
闇のやさぐれピアノ弾き流しユニット「ネオン警察」が
大御所ユニットと共演!
7月21日(月・祝)@神保町「試聴室2」
共演:一色進(ジャック達、シネマ)&大田譲(カーネーション)
ネオン警察:AMI(Vo、Sax、ノイズ)、まりこふん(ピアノ)
PM6:00開場 PM6:30開演
前売予約 2500円(1drink スナック付)
ご予約、お問い合わせは▼こちらのフォームから
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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
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▼ディスクユニオン
2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))
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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス] ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。 ---------------------------------------------------------------------------------- ■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326 --------------------------------------------------------------------
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▼DANBALL BAT最新PV▼ 「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より) ▼DANBALL BAT最新PV▼ 「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」 /ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より) DANBALL BAT最新PV▼ 「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
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