わが流浪のバンド「ダンボール・バット」。年末年始のライヴの予定が何一つ入らないこの寒々しい状況、身にこたえます。年越しソバはおろか、電気もガスも水道も止められた4畳半一間の暗がりん中で蝋燭の灯一つだけともしてその灯りでゲーテの格言集をむさぼり読んでいるようななんともやりきれぬ気分。沈みますね。他人を当てにするのはよくないこと。それは十重承知ではありますが、それにしても、ウチのバンド、ライヴハウスやら、よそ様のイヴェントからの誘いというものががめったに来ない。それは、オレがシャイな性格な上に、「いや~、ライヴ最高でしたよ!」なんて作り笑顔で競演したバンドにお世辞の一つも言えないニンゲンであるため他のバンドの人たちとなかなかコミュニケーションが取れずバンドの横のつながりが広がらないからとか、「どういう音のバンドなんですか?」と聞かれて説明するのに最低15分はかってしまうような特定のジャンルに限定できない特殊な音のバンドだったりするが故、誘う方としてもなかなかイヴェントに誘いずらい。そんな要因が考えられるわけですが、ここまで周りから相手にされないとバンドや自分の作った曲はおろか自分までが全否定されているような被害妄想狂時代への幕開けのファンファーレがオレの頭ん中で最近鳴り響いているわけであります。生まれてくる時代が、国が間違っていたのかもしれません。久々のグチり日記になったところで今日はこのへんで。
今夜のBGM■
クルトワイルの名品「三文オペラ」(1928年)より♪<マック・ザ・ナイフ>
イモ欽トリオも好きだしエマーソン・レイク&パマーも好きだけど、クルトワイルも大好き。こんなトンチンカンなオレの趣味は一生治らないと思います。
追伸>ライザ・ミネリが主演したオレの好きな映画「キャバレー」(1971年米国)の日本版ミュージカルのポスターが駅のホームに張ってあった。主演はフジワラノリカだそうで。ム~。かなり微妙だな。
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