2011年5月10日火曜日
湿布(Ship) Of Fool ~ 阿呆船。
尻に火が着く夢で目が覚めました。じっとりと寝汗までかいて。それというのも、寝る直前にのぼせるくらい風呂に漬かり、その後すぐに尻に「湿布」を貼って寝たのでした。しかも「温感」湿布だったからたまりません。昼間通っている奴隷農場(=会社)での仕事は一日中ほぼPCの前に鎖でつながれて座りっぱなしの自由のきかないまるでブロイラーの如し。その苦役が終わり家に帰れば帰ったで今度は息つく間もなく連日連夜深夜までのレコーディングの編集作業が待っているわけですが、こちらはこちらであまり座り心地のよろしくない椅子に座っての根詰めた作業になるわけでして、クッションの2,3枚重ねたところであまり座り心地に変化みられず尻への負担は日々増大。最近では尻の周辺が慢性筋肉痛のような様相を呈しております。それにしてもです。尻に湿布貼って寝ている「ロッカー」なんてこの世にいるんでしょうか?プロレスラーやら力士ならいざ知らず、尻が筋肉痛のロッカーなんて世界中見渡したところで果たして存在するのでしょうか?(しかも理由が理由ですから!!)・・・ああ、情けないよオッカサン!!こんな体たらく、ルー・リードには見せられません。ジョー・ストラマーにも顔向けできません。ブライアン・ジョーンズが鼻で笑ってます。せめて尻に貼った湿布にマジックで「SEX&DRUG&ROCK’N ROLL」とか「FU●K!」の文字、もしくは「ピースマーク」でもなぐり書きしておけばロッカーとしてのメンツが少しは保たれるでしょうか?とにもかくにもこうしてオレは尻だけでなく肩やら首やらに日々湿布にまみれながら死んでゆくのでありましょう!!尻に火が着く夢で目が覚めた後、無我夢中で湿布を剥がしたものの寝汗もなかなか引かず寝付かれず気がつけばもう朝の4時過ぎ。そのうち、前の日に観たイタリア製マカロニ・ウェスタン「西部悪人伝」の安っぽいエレキ・ギターのテーマ曲がなぜか突然頭ん中でグルグル鳴りだして収拾つかず、その後なんとかウトウト浅い眠りに着いたもののあっと言う間に奴隷農場への出勤時刻。やり場の無い徒労感、怒り、鬱憤(うっぷん)、もろもろを目覚めの大便と一緒に便器に押し流し、フラフラのまんま、ブロイラーの出動です。
気がつけば、“トッチャン坊や顔”をした新しい上司(恐らく30代)が転属になってきました。腕まくりをし、さっそく朝礼の挨拶で「やる気」をアピール。その上で「1プラス1が3にも4にもなる実力を皆さんは持っている。しかし、やり方を間違えると1プラス1がマイナスになる可能性もあるわけです」と、今時の小学校の校長ですら言わないような薄ら寒さを超えて悪寒に見舞われそうな陳腐な挨拶でダメ押し。それにしてもそういう気の利いたセリフを一体どこで仕入れてくるのか?当然、最近流行りの『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』などというゴミ本とかをこっそりカバンの中に入れて持ち歩いている、そういう手合いでしょう。着任早々自らの底の浅さをオレに露呈してくれたのでありました。しかし、そんなトッチャン坊やも巨大企業の中にあっては一羽のブロイラーに過ぎないのでありました。本人はそれを分かっているのかいないのか?早々に自分をブロイラーと認識してしまっているオレのほうがまだヒトとしてホモサピエンスとして生物学上まっとうなのかもしれないと思ったのです。
追伸:
今日TVを観ていて初めて知りました。かの有名なお線香「青雲」のCMの歌が変わっていました。青雲と言えば子供の頃から、いや、太古の昔から青雲の歌=森田公一(トップ・ギャラン!!)と決っておりました。それが、突如どこの馬の骨ともわからない男性オペラ歌手による朗々とした歌声に差し替えられていたのです!!社長の真意は如何に?なんともけしからんことです。オレがもし青雲のヘヴィー・ユーザーだったとしたら金輪際青雲を買うことはないでしょう。森田公一フォーエヴァー!!
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【ダンボール・バット~プチ情報】
●ダンボール・バットのニューアルバムの地獄のレコーディング続行中!本夏完成予定!乞うご期待!
●ライヴ決定!!・・・と言ってもまだ先ですね!!でも、あっと言う間ですね!!きっと。 6月12日(日)@東京・東高円寺「UFO-CLUB」 ※詳細未定
●ヴァイオリン・プレイヤー、女子コーラス隊、ファン、出演依頼等、随時募集しております。こちらからお気軽に!
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▼今夜のシネマ&BGM
たとえ全身湿布まみれになって皮膚呼吸さえ困難になろうとも最期までやり遂げなければならない。オレには「死ぬ気」が足りないのだ、とこの映画を観るたび奮起させられるのであります。「火力の雨降る街角/なぞの砂嵐にまかれて足とられ/ヤクザいらつく午後の地獄/ふざけた街にこそ家族がいる・・・」とまるで現代詩のような冒頭の歌詞が胸を打つ<泉谷しげる>が歌うエンディング・テーマで感極まれり。
映画「狂い咲きサンダーロード」(1980年・ 監督/石井 聰亙)ラストシーンより
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