マーティン・デニーと伊福部昭とガレージ・ロックと日活ロマンポルノが邂逅したような無国籍インスト小品♪「赤富士(AKA-FUJI)」。ウチのバンド、ダンボール・バットの只今レコーディング中のニューアルバムの冒頭を飾るナンバーであります。つい先ほどこの曲のオケが完成。これで、バンドで録音した曲全7曲中3曲のオケが完成。残る4曲も5月下旬までにはなんとか片をつけたいもんであります。実際のアルバムには、この他に完全に自分一人で録音した宅録音源の曲を3曲ほど追加収録予定。半年振りのライヴとなる次回6月12日(日)東高円寺UFO-CLUBでのステージを挟み、いよいよ残るメイン・ヴォーカルの収録です。現在「仮歌」で入っているものを本チャンの歌と差し替え、順調に行けば6月末には一応アルバムの原型「らしき」ものが姿を現すはずであります。が、そんな中、この2,3日、再びメインの機材が不調気味!!放射能の影響でしょうか?たまに突然「メルトダウン」を起こすので正に戦々恐々の中での作業です。クソ!!あと、2ヶ月でいいからなんとかもちこたえてくれ!!と、機材にハッパをかけるオレ。かく言うオレ自身、もうメルトダウン寸前です。
さて、かの3月11日の大地震以来ほぼ停止していたバンドのリハを先日再開。メンバー1人が欠席な上に士気も上がらず演奏ズタボロ中学生並みで、これじゃ、リハはリハでもリハビリのリハだな、と、笑うに笑えない有様。6月のライヴに間に合うんですか?!と、まるで他人事。若干の不安要因を抱えながらも、今度のライヴには何か新機軸が欲しいな、と考えていたオレは、ある武器、いや、楽器を「持つ」ことを決意。何でも飽きっぽいオレです。以前の日記に書いた、教則本まで買ってヨダレまみれでドレミの練習をしたトランペットは既に本棚の上の「オブジェ」と化しております。ひとまず、マイルス・デイヴィスには謝っておきました(また、いずれ吹く日が来ようというもの!)。で、今度は何を持つことにしたのかというと、唐突にも「アコーディオン」なんであります!!。あのどうにも場末の哀愁タップリの音色(ねいろ)が、ある曲のイントロを弾くにはピッタリのイメージなのです。当初は「ピアニカ」とも考えたのですが(持ち運びラクですからね)、ステージ上で自分がそれを持って「演奏している図」を想像した時、断然アコーディオンの方が「絵になる」な、という単純な理由からの選択でした。とは言え、肝心のブツ、新品だと一番安い入門機種でも5、6万円前後もしやがるわけです。どうせまた飽きちゃうんだし、とりあえず音さえ鳴れば安くて結構、中古で結構、ボロで結構。鍵盤付いてりゃ結構。重いのもイヤだから出きるだけ小ッさいの希望!ってことで、オレのように1000円以上のCD1枚買うにも躊躇するような万年貧民屈暮らしの下層ミュージシャンが頼るのは毎度毎度のヤフー・オークション。お世話になってます。で、この1週間ほど毎日オークションに並んでるアコーディオンを品定め。結局小型で最安値のモノをソフトケース付き3500円で落札。そのブツが無事昨日我が家へ届いた次第であります。YAMAHA製のグリーンのセルロイド張りボディであります。鍵盤は黒鍵入れて25鍵。伴奏用の左手のベースボタンは12個ポッキリ。オモチャにワキ毛とスネ毛が生えた程度の最少の仕様であります。外見はそうボロくもありませんがネジなどには錆もあり相当な年代ものには違いないようです。早速、バンドの音源に合わせて弾いてみる。初めて弾くアコーディオン。悪くない。チューニングはだいたい合っているみたいなので一安心。「レ」を弾くと虫でも巣喰っているのかたまに微かにゾモゾモと「異音」が(笑)。まあ、許容範囲。蛇腹を左右にフカフカ動かす。こんなデカイ音がするものなのか。出音の馬鹿デカさに驚く。こんなボロでもそこそこの音(専門家が聴いたらお話にならないような音なのでしょうが・・・)。これが40万も50万もするブツだったらどんなに痺れる音で鳴るのだろうか。子供用なのか肩掛けストラップが少々キツい(短い)。鏡の前に立ってポーズをつけて弾いてみる。葉巻なんかも咥えてみる。ニンマリしてみる。悪くない。ここはモンマルトルのカフェかフェリーニのサーカス小屋かはたまた浅草の演芸場か。ケーブルTVの映画チャンネルが朝からゴダールの「勝手にしやがれ」なんか流している。やっぱりつまんない映画だな、と思いTVを消す。また鏡を見る。ポーズを取る。蛇腹の伸び縮み。オレも伸び縮み。外はいい天気。エトセトラ、エトセトラ。とにもかくにも6月のステージで披露できることを!!。これからは、流しのアコーディオニストとして生きていきます、ボク。
夜、TVからは、オサマ・ビンラディン殺害のニュースに狂喜乱舞するアメリカ人たちの映像が。コーラ飲んでチキン喰ってゲップゲップ。そんな単純に浮かれていいんですか?キリスト教VSイスラム教。あんたらの神様って何なんですか?宗教無間地獄。異教徒達のララバイ。
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【ダンボール・バット~プチ情報】
●ダンボール・バットのニューアルバムの地獄のレコーディング続行中!本夏完成予定!乞うご期待!
●ライヴ決定!!・・・と言ってもまだ先ですね!!でも、あっと言う間ですね!!きっと。 6月12日(日)@東京・東高円寺「UFO-CLUB」 ※詳細未定
●ヴァイオリン・プレイヤー、女子コーラス隊、ファン、出演依頼等、随時募集しております。こちらからお気軽に!
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さて、かの3月11日の大地震以来ほぼ停止していたバンドのリハを先日再開。メンバー1人が欠席な上に士気も上がらず演奏ズタボロ中学生並みで、これじゃ、リハはリハでもリハビリのリハだな、と、笑うに笑えない有様。6月のライヴに間に合うんですか?!と、まるで他人事。若干の不安要因を抱えながらも、今度のライヴには何か新機軸が欲しいな、と考えていたオレは、ある武器、いや、楽器を「持つ」ことを決意。何でも飽きっぽいオレです。以前の日記に書いた、教則本まで買ってヨダレまみれでドレミの練習をしたトランペットは既に本棚の上の「オブジェ」と化しております。ひとまず、マイルス・デイヴィスには謝っておきました(また、いずれ吹く日が来ようというもの!)。で、今度は何を持つことにしたのかというと、唐突にも「アコーディオン」なんであります!!。あのどうにも場末の哀愁タップリの音色(ねいろ)が、ある曲のイントロを弾くにはピッタリのイメージなのです。当初は「ピアニカ」とも考えたのですが(持ち運びラクですからね)、ステージ上で自分がそれを持って「演奏している図」を想像した時、断然アコーディオンの方が「絵になる」な、という単純な理由からの選択でした。とは言え、肝心のブツ、新品だと一番安い入門機種でも5、6万円前後もしやがるわけです。どうせまた飽きちゃうんだし、とりあえず音さえ鳴れば安くて結構、中古で結構、ボロで結構。鍵盤付いてりゃ結構。重いのもイヤだから出きるだけ小ッさいの希望!ってことで、オレのように1000円以上のCD1枚買うにも躊躇するような万年貧民屈暮らしの下層ミュージシャンが頼るのは毎度毎度のヤフー・オークション。お世話になってます。で、この1週間ほど毎日オークションに並んでるアコーディオンを品定め。結局小型で最安値のモノをソフトケース付き3500円で落札。そのブツが無事昨日我が家へ届いた次第であります。YAMAHA製のグリーンのセルロイド張りボディであります。鍵盤は黒鍵入れて25鍵。伴奏用の左手のベースボタンは12個ポッキリ。オモチャにワキ毛とスネ毛が生えた程度の最少の仕様であります。外見はそうボロくもありませんがネジなどには錆もあり相当な年代ものには違いないようです。早速、バンドの音源に合わせて弾いてみる。初めて弾くアコーディオン。悪くない。チューニングはだいたい合っているみたいなので一安心。「レ」を弾くと虫でも巣喰っているのかたまに微かにゾモゾモと「異音」が(笑)。まあ、許容範囲。蛇腹を左右にフカフカ動かす。こんなデカイ音がするものなのか。出音の馬鹿デカさに驚く。こんなボロでもそこそこの音(専門家が聴いたらお話にならないような音なのでしょうが・・・)。これが40万も50万もするブツだったらどんなに痺れる音で鳴るのだろうか。子供用なのか肩掛けストラップが少々キツい(短い)。鏡の前に立ってポーズをつけて弾いてみる。葉巻なんかも咥えてみる。ニンマリしてみる。悪くない。ここはモンマルトルのカフェかフェリーニのサーカス小屋かはたまた浅草の演芸場か。ケーブルTVの映画チャンネルが朝からゴダールの「勝手にしやがれ」なんか流している。やっぱりつまんない映画だな、と思いTVを消す。また鏡を見る。ポーズを取る。蛇腹の伸び縮み。オレも伸び縮み。外はいい天気。エトセトラ、エトセトラ。とにもかくにも6月のステージで披露できることを!!。これからは、流しのアコーディオニストとして生きていきます、ボク。
夜、TVからは、オサマ・ビンラディン殺害のニュースに狂喜乱舞するアメリカ人たちの映像が。コーラ飲んでチキン喰ってゲップゲップ。そんな単純に浮かれていいんですか?キリスト教VSイスラム教。あんたらの神様って何なんですか?宗教無間地獄。異教徒達のララバイ。
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【ダンボール・バット~プチ情報】
●ダンボール・バットのニューアルバムの地獄のレコーディング続行中!本夏完成予定!乞うご期待!
●ライヴ決定!!・・・と言ってもまだ先ですね!!でも、あっと言う間ですね!!きっと。 6月12日(日)@東京・東高円寺「UFO-CLUB」 ※詳細未定
●ヴァイオリン・プレイヤー、女子コーラス隊、ファン、出演依頼等、随時募集しております。こちらからお気軽に!
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▼今夜のBGM
ドイツ語の響きってやつはフランス語以上にアコーディオンの音色とよく絡む。気持ちのやり場のない夜はこんな曲でおもてなし。
♪Ganz Leicht/Element of Crime('94)
ドイツ語の響きってやつはフランス語以上にアコーディオンの音色とよく絡む。気持ちのやり場のない夜はこんな曲でおもてなし。
♪Ganz Leicht/Element of Crime('94)
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