2012年2月19日日曜日

酒池肉林の果てに(師・根本敬画伯との邂逅)。


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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM






▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』
▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売
▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲歌と演奏:ダンボール・バット
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付

▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナーノート:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&
イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE)
<以上・敬称略>

▲収録曲
①赤富士(エロチカ・ジャポン)
②馬鹿ヌーヴェルヴァーグ
③ドライ・フルーツ、ドライ・サン
④ファッション革命
⑤滿民の敵
⑥ラスト・カーニヴァル
⑦シュトラウスは夜に殺せ
⑧渚にて
⑨アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ
⑩狩人だから
⑪プレシャス・タイム(L.A.ハード・レイン)

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[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン店頭のインディーズ・コーナー及び、タワーレコード新宿店の店頭等でも販売中。
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  酒池肉林。まさにそんな言葉がピッタリとハマるような一夜でありました。ここは都会の掃き溜めか? はたまた成仏できぬ霊魂がさ迷う恐山? 第二次世界大戦前夜のベルリンならぬ鶯谷のオカマ・バー? ・・・まあ、どれもこれもそう的外れな例えではないでしょう。あ、いえ、先日、16日に東高円寺のUFO-CLUBで開催された当バンド「ダンボール・バット」のニューアルバム【馬鹿ヌーヴェルヴァーグ】発売記念ライヴ・イヴェントの話です。(▲写真:SAX MACHINEと化すオレ&MARI、AYAKO)
  この日お呼びしたゲスト・アーチストは3組。出演順にご紹介。まずは、たるんだ腹に残るパンツのゴムの跡と欲求不満をストック・エイトケン=ウォーターマンばりのギラつくテクノポップで発散する「装置メガネ」。全身黒の網タイツという引田天功もビックリのコスチュームに野太い美声で暗黒的なシャンソンを披露する「蜂鳥アミ太=4号」。足踏みオルガンとハードコアドラムのタガの外れた二重奏によるホロ酔い異種格闘技戦が涼風を呼ぶ「犬彦」(ジョン<犬>+HIKO<fromガーゼ>)。この3組だけでもすでにお腹一杯なのに、さらに各出演陣のステージとステージの合間を埋めるのが、この日のスペシャルゲストDJでもあり日本が世界に誇る特殊漫画の大家・根本敬センセイ選曲による韓国ロックや裏・昭和歌謡を主軸とした濃厚でエキセントリックなBGMセレクションが右翼の宣伝カーよろしく大音響で場内に垂れ流され、それはまるで、乳酸菌の一粒一粒がデカくてノドを通らない、そんなエグいマッコリ酒を飲まされているような錯覚に陥ったのであります。

  「犬彦」のステージが終ると、“ジョン<犬>とAMI(オレ)のデュエット・コーナー”と題して、今回のニューアルバムの中で実際にオレとデュエットしてもらった「滿民の敵」という曲をカラオケを使って二人で再演(左写真)。これはなかなか他では見られない貴重なショットです。デパートの屋上の着ぐるみショーに迷い込んだ原田芳雄の出来損ないといった風情ですが、「犬とタレサン」、そんなユニット名がふと頭に浮かびました。「犬とタレサン」名義でミニアルバムでも作れそうな気になってきましたよ、ジョンちゃん。
  そして、ようやくのトリは我々ダンボール・バットでございます。この日の編成は通常の6人に加えて、コーラス隊として、最近のライヴではおなじみ映画「ピンク・フラミンゴ」のディヴァインばりメイクで花を添えてくれるMARI(from BLACK&BLUE)と「元」ダンボール・バットのコーラス嬢にして4年ぶりに急遽参加してくれたAYAKOの二人を含む8人編成という大所帯で、既に狭いステージ上は超過密地帯。それはそうと、根本センセイにウチのステージを観ていただくのはチッタ川崎での「幻の名盤開放同盟」のイヴェント以来だから約十年以上振り(!)。そんなこんなでオレもちょっとだけ昔に戻った気持ちで、ここ何年も使っていなかったおなじみの「小道具」を持ち出し・・・あ、小道具とは「ブランデーグラス」でありますが、そのブランデーグラスの中に注いだ真緑色の毒々しいカクテルをくゆらせながらステージに登場(昔はいつもこれが登場の際のスタイルだった!)。1曲目はなぜかどうしてもこの日歌いたかったチョー・ヨンピルの♪「釜山港へ帰れ」のカヴァー(ムーグシンセが唸りを上げる初期DISCO風ヴァージョン)でのスタートとなりました。ステージ前に煽った安いワインが効いたのか、オレのテンションも冒頭からいつになく高めで、曲間のMCでの舌のすべりもなかなかよろしく、前半にニューアルバムからの曲を、後半におなじみの曲を中心に、途中、オレのデヴィッド・ボウイ並みの「衣裳チェンジ」サプライズなどを挟みつつ約1時間ほどのステージがあっと言う間に感じられました。コーラス隊が二人加わることにより音に厚みが増し、ヴィジュアルのケバさも最高潮、演奏もノリノリで、ここ数年のうちでも屈指のステージが披露できたのでは?という気がしておりますがいかがだったでしょうか?初期ロキシーミュージック+キッドクレオール&ココナッツ+コントーションズ+近田春夫&ハルヲフォン・・・そんなオレの勝手な妄想ステージでありました。
  さて、イヴェントの最後は、その日の出演者の方も一部ステージにお呼びしてのフィナーレ・コーナー。ダンボ-ル・バットの演奏で、おなじみ♪「コミック雑誌なんかいらない」の乱痴気カヴァーによる大R&R大会でステージ上は見世物小屋と化し、場内騒然のうちに大団円。ちなみにこの曲はオレの大好きな曲でもあり、わが師、内田裕也センセイと頭脳警察に対するオレのリスペクトの表れでもあるわけですが、カヴァーの冒頭、根本センセイが気を利かせて(?)内田裕也が何かのレコードの中でしゃべっているライヴ会場でのMCを突然大音量で流し始め、オレを含め事態が飲み込めないステージ上の一堂が何事かと騒然となるハプニングも。根本センセイの心憎い演出に感激いたしたところであります。(▼写真:根本センセイとオレと)

 というわけで、外では雪もちらつき、けっして満員とはいえなかった会場ですが、中には外国人のお客様も見受けられ、また、雑誌「TRASH-UP!!」の編集長殿もお見えになり、終始静かな熱気に包まれ盛況のうちに終了。ギリギリ赤字も免れ、なんとか無事着地。しかし、この日一日中張り詰めていた「気」が抜けたのか、帰宅した途端、オレのデリケートな腹が悲鳴を上げモーレツな下痢に襲われ・・・そう言えば前回のレコ発の時もピーピーしていたことを思い出し、ナイーヴな虚弱体質ロッカー面目躍如といったところでありましょうか。南無。

 なお、この日のステージの模様の一部は後日、動画にてご報告申し上げるつもりであります。また、この日出演してくださった皆様、及び、極寒の中お越しいただいたお客様方に改めて心よりお礼申し上げます。



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追伸:偉大なるトラッシュカルチャー・マガジン、雑誌「TRASH-UP!!」最新号に『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』のCDレヴューが編集長様のご配慮によりブチ抜きカラー1ページにて掲載されております!(P16)同号のCDレヴューコーナーにはムーンライダーズの新譜がページ半分にモノクロで掲載。ムーンライダーズの新譜を差し置いての快挙というか暴挙。慶一さん御免なさい!!是非、書店にてご確認、震えてください!!
http://www.trash-up.com/store/trash-up_vol11.html




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▼今夜のBGM▼
酸性雨にけぶる100年後の東京の高層ビル群にこだまするのは、ヴァンゲリスの「ブレードランナーのテーマ」ではなく、吉幾三の「北国」だとか、或いは、異国の民によるこんな哀愁の歌謡ナンバーなのかもしれない。新宿しょんべん横丁の公衆便所で拾った伸びたカセットテープの向こうには羊の頭の煮込みスープと更にその向こうにはポンチャックや佐渡おけさ、さらにはホルガー・シューカイのペルシアン・ラヴまでもが見渡せる。血の濃さは旅情をかき立てるのだ。
♪ya litima / KOUIDER BENSAID('84)


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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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