2012年2月27日月曜日

ミンクの毛皮の裏地はユニクロだった。

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM






▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』
▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE)
<以上・敬称略>

▲収録曲
①赤富士(エロチカ・ジャポン)②馬鹿ヌーヴェルヴァーグ
③ドライ・フルーツ、ドライ・サン④ファッション革命
⑤滿民の敵⑥ラスト・カーニヴァル⑦シュトラウスは夜に殺せ
⑧渚にて⑨アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ⑩狩人だから
⑪プレシャス・タイム(L.A.ハード・レイン)

▼下記各オンラインショップにても予約受付中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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先々週のディスク・ユニオンの週間インディーズ・チャートにダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」が8位にランクインしておりました。結局、次の週にはランク外にあっさり消え去ってしまったわけですが、きのう(2/27)の時点でディスク・ユニオンの通販ページを覗いてみたところ、またまた「在庫なし」の表示・・・つまり完売状態になっておりました。これで1月31日発売開始以来早くも3回目の完売であります。さらに他のサイトを覗いてみたのですが、アマゾンも在庫の表示枚数が減っているし、タワーやHMVのオンラインサイトも何度目かの「お取り寄せ(在庫なし)」状態に。地味にしかし確実に売れているのは確かで、なにか目に見えない力、または操作、陰謀の類が後ろで働いているのでは?と、過去のどのCDにおいても経験したことのない「売れ行き」具合にゲスの勘ぐりの一つもしたくなるってもんです。怖いんです、ボク(笑)。なんちゃって。やっぱりジャケの効果なんでしょうか?世界のデザイナー(&フォトグラファー)、常盤響マジックなんでしょうか?まずいな、常盤センセイにろくなお礼もしていないのに。って、常盤センセイだけじゃないな。今回、帯にコピーを書いていただいたローリーさんをはじめ、ライナーやら寄書きを頂戴した著名な諸センセイ&ミュージシャンの方々・・・白井良明さん、サミー前田さん、湯浅学さん、岡村詩野さん・・・にもろくなお礼していない。罰当たりですね、ボク。出世払いでお願いします。お願いしてもいいですか?出世する見込みないですけど。それにしても、普通に考えても豪華メンツですよ。おかげさまで(CDの)中身が薄っぺらい分、外見だけはえらく立派なアルバムになりました。車体はベンツなのにエンジンが自転車のペダルだけっていうか、ミンクの毛皮のくせに裏地がユニクロっていうか、まあ、そんなアルバムでしょうか。それにしても、このペースで売れていけば今回プレスした500枚が完売するのもそう時間もかからないような気もしてきましたがどうなんでしょうか?ちょっと気が早いですか?今回のアルバムとは対照的に、4年前に作ったアルバム「コンピュータ・ベルリン」の鬼のような在庫が肥やしにもならず粗大ゴミとして我が家のかなりのスペースを占領しているという実情はさておき、もし仮にこのペースで売れ続け完売したとして、追加プレスはどうするんでしょうか?見栄張って紙ジャケ(紙ジャケは普通のプラケース仕様より、制作コストが数万円高くなるのです)でフルアルバムのくせに1200円+税という、儲け度外視のおバカな定価設定が、制作費の回収にも暗い影を落とすわけです(笑)。まあ、いざとなったら、借金しかありません。まるで、蒲田あたりの町工場のようです。自転車操業ってやつです。次の製品作るのに、借金ですよ。これじゃ、センセイ方にお礼どころじゃないですね。情けない。せいぜい借金で首吊んないようにします。しかし、いずれにせよ、売れないよりは売れてくれたほうがいいに決っています。コッソリと作って、コッソリとリリースして、コッソリとレコ発やって(当初、レコ発もやらないつもりでした・・・)、コッソリと売れないままコッソリと全てを終わりにしようと思っていた今回のニューアルバム。それなのに今日もコッソリ売れているみたいです、日本のどこかで。コッソリとアリガトウ・・・なんて言ってもいいですか?

さて、レコ発も無事終わり、これで一応一区切り。レコーディングからレコ発までのこの1年と数ヶ月間の地獄のような苦闘を終え、すっかり重荷が降りちまって、今は、ただただ放心状態。もぬけの殻。生きる屍(しかばね)。無気力症候群。ポッカリ心の中心部分に開いた穴にシベリア寒気団からの寒風が吹きすさんでおります。こんな精神状態の時、人は魔が差して死にたくなったり、犯罪に走るのでしょうか?大丈夫オレ?このまま真っ逆さまに強烈な鬱(ウツ)の泥沼に落ち込まぬようただ祈るのみ。飲まなきゃやってられねぇ(飲み友達募集中)。しかし、「終わり」とはまた「新たなる始まり」でもあるわけです。これから何が始まるというのか、何を始めなければならないのか。くそっ!くそっ!くそっ! そして、あの曲が聴こえる。♪「DEATH IS NOT THE END」。思い出せ、死は終わりではない・・・、というリフレインが。オレの耳の一番奥のほうで。

先日のレコ発ん時の動画第一弾UPしました。曲はニューアルバムに収録の「ファッション革命」。 迫力満点!ここをクリック!観ないと死刑なのだ!  



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追伸:偉大なるトラッシュカルチャー・マガジン、雑誌「TRASH-UP!!」最新号に『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』のCDレヴューが編集長様のご配慮によりブチ抜きカラー1ページにて掲載されております!(P16)是非、書店にてご確認を(もちろん買うこと!!)!!
http://www.trash-up.com/store/trash-up_vol11.html

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▼今夜のBGM▼
DEATH IS NOT THE END・・・。わが師、ニック・ケイヴ、それにシェーン(exポーグス)、ブリクサ(ノイバウンテン)という元シャブ中・アル中・壊し屋クセ者3人と、肥溜めに咲いたユリの花・・・カイリー・ミノーグ(←年を重ねてイイ女になりました)が加わってのワケアリ御一行様による地獄の挽歌は二日酔いのディナーショーもしくは頭をかち割られた伊勢海老の如し。死にたくなったら口ずさめ。原曲はご存知ボブ・ディラン。ホフ・ディランじゃねーぞ。
Death is not the end ('95) / Nick Cave, Kylie Minogue, Shane MacGowan,Blixa Bargeld



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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




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