マズイなあ。なんの準備もできていません。あ、オレの初のトークショー(?)が今度の月曜日、11月12日に迫ってまいりました(詳細は下記に)。一体、ななななににににいしゃべればいいいいいいいの?慣れないことをやらねばならないプレッシャーから早くもドモってまいりました。ハイ、今度の月曜日はJR高円寺駅すぐ近くのマニアックなCDショップ「円盤」のイヴェントスペースにて『ダンボール・バット結成25周年でスミマセン・ナイト』やります。PM7:30開場でPM8:00ぐらいからダラダラ始めます(PM10:00には終ります)。当日券のみで1500円(1ドリンク付)だそうです。ヒマな方は是非冷やかしにいらしてください。オレが普段好んで聴いているアレレなレコードや影響を受けたであろうトホホなレコードなんかを回しつつゲストでお呼びしている雑誌「TRASH-UP!!」の編集長・屑山さんなんかと慣れない息の合わないチグハグなトークで脂汗を流そうっていう企画です。それに加えて、12月22日に控えている、オレのソロユニット「ネオン警察」のプレ生ライヴと称して2曲程度お披露目させていただく予定です。さらに、余力があれば、ダンボール・バットの曲などを一人カラオケで淋しく歌おうかとも思っていたんですが、なんかヒネリがないんで、なんか違う曲・・・とっておきの秘蔵ナンバー(?)をカラオケで歌うかもしれません。そしてですね、せっかく“結成25周年”とイヴェントタイトルに謳っているので、それにちなんで、そして、恥を忍んで、20年以上も前のダンボール・バットの秘蔵デモ音源をお聴かせしちゃおうかとも画策中。現在のウチのメンバーにも聴かせたことのない超ブートなデモです。25年もやっていますと、過去の遺物といいますか、当時の空気とともに封印された様々な音源が相当数残っております。当然カセットテープで、です。けしてこの先も陽の目を見ることはないであろうそれらのカセットテープたち。まるで、成仏できずにいる地縛霊のような怨念のようなものが未だそのカセットテープの山からは立ち昇っております。何年ぶりかでそれらの何本かを埃だらけのWカセットデッキ(昔は、Wカセットデッキで1本1本カセットテープをダビングしてそれを売っていたものです)にセットし聴いた休日の夕暮れ、鼓膜に流し込まれる時空を越えた音塊に、赤面と戦慄と悪寒と苦笑いと絶句と嘔吐を繰り返しながら思わず時の経つのも忘れて聴き入ったのでございます。約20年前ぐらいのライヴを収録した音源なども聴いてみました。ちょうどその頃は今のダンボール・バットのサウンドからは想像できないかもしれませんが、当時のアメリカのインディーズ、とりわけ「グランジ」だとか「ジャンク」などと呼ばれた激しい音楽に影響を受けたサウンドに転換しつつあった時期であります。オレがソニック・ユースだのバット・ホール・サファーズだのにハマっていたんであります。スティーヴ・アルビニがプロデュースしたレコードだっていうだけで片っ端から聴いていたような輩です。と、同時に、関西のアルケミー・レコード(ボアダムズ、想い出波止場、花電車・・・)などにもハマっておりました。というわけで、当時のライヴ音源からは若気の至りも甚だしく、演奏の一部分だけ切り取ればどこぞのノイズ・バンドですか?と眉をしかめるような場面もチラホラと(笑)。思い返せば、当時はオレもステージではギターを片手に歌っていたものですが、ギターを歯で弾いたり、ステージに叩きつけたりとバカをやっていたことが思い出されます。しかし、ノイジーな曲ばかりかといえばそうではなくて、激しい曲の次の曲では妙に昭和チックなムーディなナンバーをやったり、終いには、浅川マキのカヴァーだの、大島渚が監督した映画「新宿泥棒日記」の中で若き日の状況劇場時代の唐十郎がポロロロンとギター片手に歌った「アリババのうた」のカヴァーをやったりと、すでに分裂症的なステージを行っていたことが赤裸々に明らかになったのであります。だからなんだって言われればそれまでですが、人に歴史あり、バンドにも歴史ありってことでしょうか?と強引なまとめ方であいスミマセン。いつかこれらの報われない音源たちをまとめて「ダンボール・バット・アーカイブス」としてカセット・テープ(!)で発売してやろうかと思い立ったところでございます。しかし、カセットテープも今じゃなかなか入手困難。できればマクセルのUD-Ⅱあたりで販売したいところでありますが・・・。
ええと、何話していたんでしたっけ?逸れちゃいましたね、話が。とにかく12日は「円盤」に来てください。1曲目にかけるレコードだけは決っているんですよ。このまえ、ヤフーのオークションで決死のバトルの末に落札したとあるレコード(笑)!あとは、今から、レコード棚ひっくり返して何かけるか考えます。常盤響サンちみたくレコードだけで「3万枚」(ひぇ~!!)もあるんじゃ選ぶのも大変でしょうが、ウチはせいぜい数百枚しかありませんからね、その点はラクですが、セイラーの「二人のシャンペングラス」のシングルが先週から探しているんですけど見つかりません。売っちゃったんだっけな?
ええと、話し替わって、昨晩はスタジオでリハでございました。リハといってもダンボール・バットのほうではなくて、12月に正式な(?)デヴュー・ライヴ控えているオレのソロユニット「ネオン警察」のリハでした。今回、ピアノを担当してくれるマリコビッチ・マリコフスキー女史と二人で2時間ばかりスタジオに篭っての猛特訓を行ってまいりました。中でも難関だったのは10分近い大曲で、12月のライヴの目玉曲の一つでもある「キャバレーは雪国」です。これは、敬愛する故・浅川マキさんへのオレの勝手なオマージュ・ソングでもあります。中近東風の妖しげなムードで幕を開け、闇の中で語っているような淡々とした歌が続き、途中、ピアノとオレのSAXによるフリーキーなバトルを挟みつつの約10分間のちょっとしたサウンド・トリップを楽しんでいただきたいナンバーなのですが、歌、ピアノともに、「間」の取り方がべらぼーに難しいということが、昨晩、初めてスタジオで音合わせをしてみて判ったのです。これは一瞬たりとも気が抜けません。気を抜いたら最期、その瞬間ガードレール飛び越してガケ下に転落しかねないといった具合です。しかし、マキさんなら、こんな屁のような曲、鼻でタバコふかしながら軽々と歌えそうです。「どうでしょう?オレが作ったんですけど、この曲」「フ~ン。ま、悪くないわね。」なんて、黒いサングラスに上から下まで黒尽くめの衣裳で今夜あたりオレの夢枕にマキさんが現れてくれたらと願うばかりです。さて、そんな「ネオン警察」の曲もアルバム1枚だせるぐらいの曲が溜まってきました(実は先日もまた1曲出来まして・・・)。ぜひとも来年前半にも、借金してでもアルバム出しちゃおうかな~なんて売れる見込みも全く無いクセに考えておるところであります。
では、月曜日、「円盤」でお逢いしましょう。
■緊急募集中!
ダンボール・バットではサポート・キーボーディストを大募集中。
お気軽にお問い合わせください。
▼今夜のBGM▼
ということで、雪国がキャバレーだったのか?キャバレーが雪国だったのか?それが問題だ。
♪キャバレーは雪国/ネオン警察(2012)
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【イヴェント情報】
11月12日(月)高円寺「円盤」にて
「ダンボール・バット結成25周年でスミマセン・ナイト」
~ダンボール・バットのリーダーAMIの音楽趣味トークとミニライヴ
(ニューウェイヴ、グラムロック、B級C級レコードを肴に・・・)
ネオン警察のプレ生ミニ・ライヴも予定
ゲスト:屑山屑男さん(TRASH-UP!!編集長)、嶋田真由美さん(TRASH-UP!!デザイナー)
MARI(ネオン警察/BLACK&BLUE)
開場 PM7:30
開演 PM8:00~
(CLOSE PM10:00頃)
料金¥1500(1drinkつき)※本イヴェントは「当日券」のみとなっております。「前売り予約」のご用意はありません。
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【NEXTライヴ情報】
ネオン警察(リーダーAMIのソロユニット)
~初ライヴ決定!!
『ネオン警察・初出動!クリスマスを阻止せよ!』
■12月22日(土)新宿<カールモール>にて
PM19:00 OPEN / PM19:30 START
【出演】
ネオン警察:AMI(Vo、SAX、テルミン) with MARI(PIANO)from Black&Blue
【ゲスト】
蜂鳥あみ太=4号(網タイツ刑事)、ししはら慎太郎(テクノ獅子舞)
■料金:¥2500+1drink
※本イヴェントは「当日券」のみとなっております。「前売り予約」のご用意はありません。比較的小さな会場ですので、開場時間に合わせて余裕をもってご来場ください
※ご来場の方に漏れなく粗品を進呈。
▼ライヴ告知PV
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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。 http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101
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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>
▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲
▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326
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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)
▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
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