最高6億円あたるというビッグとかいう宝くじの電車の車内広告。よく見るとマスクを被った高田純次の右下の方にボクサーの恰好したライオネル・リッチーがなんで?と思いよく見てみれば具志堅用高だちょっちゅねぇ!いやこりゃ、ライオネル・リッチーどころじゃなくてフィル・リノット(70年代を代表するアイルランド産ハードロックバンド「シンリジー」のVo)だよ。やばいなこの黒さは、そのへんのホンモノの黒人を軽く越えちゃってんな。ヤバイぜ具志堅!!
なんて関心しながら車内の反対側を見てみれば、なつかしい外タレが日本人の懐目当てに日々わんさか来日し出演しているビルボードTOKYOとかいうポンギ(六本木)にある気取ったクラブの広告に目が点。5月のライヴスケジュールに「トムトム・クラブ」(中心メンバーはトーキングヘッズのリズム隊)の文字がまず目に入りビッケ!!(ビッケ!=マンガ「マカロニほうれん荘」のトシちゃんのビックリする時の反応参照のこと)。さらに追い討ちをかけるかのようにフュージョンROCK界(そんなジャンルあるのか?)のモンド帝王「デオダート」の文字にビックリマーク10000個。そして留めは、クラフトワークとその道を二分するテクノポップの創始者にしてこのオッサンがいなかったらYMOすら存在しなかったっていうミュンヘンディスコ界の成金おやじ「ジョルジオ・モロダー」の文字で完全失禁。会社出勤途中の朝の大江戸線内で脳内に響くジョルジオ・モロダーの16ビートで刻むシンセベースの波動に反応して失禁しているバカはオレです。まさに「銀河のアトミック」(by ブロンディー)級のビックリです。リンキンパークとかグリーンデイとか(すみません、「最近」のバンドっていうと、それくらいしか名前知らないんです!)に夢中のヤングのみなさんにはなんのこったか全然ピンと来ないでしょうが、オレ的にやばいです、この3つの名前は。私財投げ打ってでも見に行きたいのは山々なんですが、悲しいかな投げ打つ私財もクソもありません。どなたか観に行く予定の方、ぜひライヴの感想などボクに聞かせてやってください。お手紙待ってます。
失禁したズボンをティッシュでぬぐいながらまた別の広告に目をやれば、ペプシの広告。これからのペプシは“健康志向”でいきます!的なコンセプトを前面に打ち出している。どうしちゃったのペプシ?まあ、最近は、コーラに限らず、糖類ゼロだとか、ノンカフェインだとか世間の阿呆な健康志向ブームにすり寄るようなフヌケな商品が蔓延しとりますが、どうなんですかね?わざわざそんなこと前面に押し出してまで広告することなんでしょうか?スタイリッシュなCM(好き嫌いは別として)を展開をしているコカ・コーラと比べるとなんか分が悪いなぁ。確かにオレとかが子供の頃は、コーラばっか飲んでると頭が悪くなるとか、歯が溶けるとか、いわれのない(実際のところはどうなんですか?)悪いイメージがコーラには付きまとっていたのは事実ですがね。いいんじゃないですか?別に。これからも、コーラばっか飲んでると頭悪くなって、歯も溶けますぜ、ってな少々ダーディーなイメージで堂々とやっていってほしいもんです。糖類今までの5倍、カフェインは今までの10倍とかね、逆にそのくらいのジャンキーで大胆な新製品を出してフヌケな世間をアッと言わせてもらいたいです。CMのイメージキャラにはディヴァインとウィリアム・バロウズあたりどうでしょうか?BGMはスーサイドあたりで手を打ちましょうよ。徹底的に不健康!!素晴らしい!!そういえば、以前、家でダイエット・コーラを毎日水代わりに飲んでるって言ったた知人がいたけど元気かな?今頃、頭ん中がスポンジになっていなきゃいいんですが。ちなみにオレはコカ・コーラとペプシならペプシ派ですが、昔、麦茶とコーラが混じった「メッコール」ってな奇っ怪な飲みものがありました。統●教会が作ってんじゃねぇーかってウワサの韓国産の飲みものでしたがコーラの話してたら急に飲みたくなりましたがまだ売っているんでしょうか?南阿佐ヶ谷の駅前の怪しい自販で売っていたんですが自販ごと撤去されてしまいました。ぜひ、まずいメッコール情報お待ちしております。
さて、昨今のニュースの話題といえば、どこぞの暴走した社会主義国から日本やアメリカに向けミサイルが飛んで来るの来ないのでここ数日大騒ぎしております。正直オレも少々不安であります。アベノミクス景気で株が上がった下がったと一喜一憂している金儲けだけが生きがいの小金持ち阿呆も、オレみたく日々カツカツで生きていくのが精一杯の一生うだつの上がらない音楽馬鹿も、みんなひっくるめて、飛んできたミサイルでドッカーんと一瞬にして貧富の差も学歴の差もなんの差もなく公平に死ねるという意味では有難いことなのかもしれません。失うものなどなにもないし、この世に未練もクソもない。地球だってももうじき崩壊(♪「・・・この世はもうじきお終いさ~」と、かの野坂昭如大センセイもン十年前に名曲「マリリンモンロー・ノー・リターン」の中で歌ってらっしゃる!)。こうなったらいつ死んでもかまねぇ!!来たれ、死よ!!なんてセリフを吐いてみたいもんですワンカップあおりながら満開の桜の木の下フンドシ一丁で!!しかし、言えない三島由紀夫センセイ!!フヌケのオレには言えない!!オレなんてこの世に未練タラタラですからね。この世に対して、「未練」という名の1000トンくらいのオモリで常に後ろ髪引っ張られてますから、ボクちん。エヘヘヘヘ。
それにしてもです。常軌を逸したどこぞの一国一城の主の一時の気まぐれや気の迷いやイライラ、欲求不満、被害妄想、etc・・・のせいで簡単にポンっ!とミサイルのボタン押されてもね、それはそれでたまったもんじゃありません。自分んとこの庭で打ち上げて自分とこの庭に落下させて楽しんでいるくらいなら構いませんがこっちまで巻き込むのはやめてほしいものです。まあ、キチ●イとは周りの迷惑などお構いなしで、周りを巻き込んでナンボのもんですからね。それがキチ●イのキっちゃんたる所以なわけで仕方がない(まあ、そんな輩はオレの身の回りや会社にもぎょうさんおりますが・・・)。とはいえ、すっかり平和ボケしている昨今の日本に、ピリリと一服の清涼剤の如くの緊張感を与えてくれたという意味においては多少感謝の余地もないわけではありませんが、でも迷惑には違いありません。だれかキンキンに冷えたメッコールでも飲ませて頭冷やしてやってくれませんか、あの国の大オボッチャンに(テクノカットが似合う二重アゴのナイスガイ)。もしくは最後の頼みはやっぱ刺客「ゴルゴ13」に頼むしかねーべや(高倉健さんヴァージョンで)。
とにかく「ネオン警察」のCD出るまではまだ死ねない!!富士山爆発ももうちょっとだけ待ってて!!ケンチャナヨ~!!
★今夜のBGM★
先日の我が「ネオン警察」のライヴの際、客席で酒を浴びるように飲みながら野次を飛ばしていた若い頃はハードロックのバンドやっていてブイブイ言わせていたっていうイイ顔のオッチャン(54歳)にライヴ後「アンタの歌はピーター・ガブリエルみたいやったな!」と感動されてハグを求められたオレです。そんなピーター・ガブリエルの1stソロB面ラストに収録の本曲は、すでに100万回ほど聴いているが気宇壮大な洪水のその水底に未だに手が触れられないでいる。何が悲しくて洪水なのか。何が辛くて洪水なのか。聴く度に押し寄せては押し寄せてはオレを飲み込んゆく。トチ狂った異国のミサイルで死ぬのか、大地震か、車にはねられてか、カキ喰って食中毒か、鳥インフルエンザか、ガンか、心臓麻痺か、通り魔か、自殺か、etc。いずれオレもミミズやオケラ同然に死ぬわけだが、その瞬間聴こえてくるのはバッハのゴールドベルク組曲かこんな曲なのかもしれないな、と、オレをニヒルな気分にさせる塩っ辛さが十年前の傷跡に沁みるのだ。ヒプノシス作による精気を抜かれたような青ざめたジャケット眺めてると今夜の晩飯のオカズのことなんてどーでもいいやって気分になりますわな。爆音でどうぞ。
♪Here Comes the Flood / Peter Gabriel('77)
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次回「ダンボール・バット」ライヴ情報
2013年5月16日(木)
東高円寺UFO-CLUBにて
雑誌「TRASH-UP!!」+ダンボール・バット共同企画第3弾!!
【ニューウェイヴ天下御免 VOL.3】 ※詳細調整中!
DJ>屑山屑男(編集長)
LIVE>ダンボール・バット、他
PM18:30 OPEN / PM19:15 LIVE START / PM11:00 CLOSED
前売り予約¥2000 当日¥2300
※いずれも別途要ドリンク代500円
お問い合わせは、ここをクリックして専用フォームからどうぞ
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▼ネオン警察1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
2013年6月発売予定/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))
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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>
▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲
▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326
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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)
▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
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