2014年12月2日火曜日

巻上公一さんとのヒカシュー・ナンバー共演にそそうがないようにと「一番星」に願いをかけ爆走した夜。

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 菅原文太が死んだ。朝のワイドショー観てたら無性に悲しくなった。とくに大のファンってわけでもなんでもないのに。「仁義なき戦い」だって1本も観た事ない。菅原文太=(イコール)オレん中では「トラック野郎」の一番星こと星桃次郎以外の何者でもない(ジュリーと共演した「太陽を盗んだ男」は別格だが!)。「トラック野郎」は大好きなシリーズだ。もう一度観たい。あのトルコ風呂のシーンが観たい!!食堂での大乱闘シーンが観たい!!ボルサリーノ2(田中邦衛)との激走シーンが観たい!!できることなら映画館のデッカいスクリーンで!!パソコンのモニターだとかウチのオンボロ14型ブラウン管TVの画面でちまちまDVDなんて観てもその良さの半分も伝わらない。やっぱり場末(別に場末でなくてもいいが)の映画館のデカいスクリーンであの勇姿を、あの大活劇を、飛び散る汗を、血を、ツバを、男気を拝みたい。
さっきペヤングソース焼きそば喰いながらTV観ていたら「徹子の部屋」が始まって追悼番組とか称して菅原文太が80年代に出演した回の放送を再放送していた。普段は無口だという文太が黒柳徹子のマシンガンのような質問と突っ込みに何度も押し黙り客席から笑いの起こるシーンが印象的だった。黒柳徹子がまだ若くて元気で異常に浮かれていて失礼な質問をするので首を絞めて黙らせたい衝動に駆られた。それにしても、なんで悲しいのか。なんで切ないのか。先日、高倉健が死んだときはこんなんじゃなかったのに。やっぱりトラック野郎への思い入れのせいなのか。やもめのジョナサン(愛川欽也)も今頃男泣きしてるんだろうな。幻のトラック野郎第11作目とやらも観たかった是。amazonで桃次郎が乗っていたデコトラ、「一番星号」のプラモを見つけた。1万も2万もする。けっこう高いんだな。今夜あたりから冷え込みが厳しくなると朝の天気予報が伝えていた。しばれる夜に「一番星ブルース」でも口ずさみながらぬる燗とスルメでしみじみ一杯、そんな気分です。衆議院選挙の投票日が近づく中、ウチの前の青梅街道を朝からひっきりなしに愚劣な選挙カーどもが走り過ぎてゆく。「石原のぶてるをどうかよろしくお願いします!!」。何をよろしくされたいのか。「比例区は公明党と!!」。なんで宗教団体に投票しなければならないのか。あんなチンケな選挙カーなぞ一番星号で粉砕してくれるは、桃さんが!!演技もプライベートも最後まで硬派な方でした。嗚呼、星に願いを。涙を拭いて爆走しやがれ!!桃さぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!!!!!!!!!!!


 会社の昼飯時。TVをみればチャラチャラした芸能人がただメシ喰ってるだけの番組、ただ買い物しているだけの番組、ただブラブラそのへん歩いてるだけの番組。いや、この場合「芸能人」とは芸の能力を有する人を指すのであってこの類のTVに出ている連中の大半は芸能人でもなんでもない人たちなのであった(中には新興宗教の“広告塔”もいらっしゃる)。それにしてもこんなくだらないTVを電波にのせて垂れ流すためにも貴重な電気・・・その中には原子力発電による電気も含まれているかもしれない・・・が使われるのかと思うと虚しくなる。
 仕事帰り、ディスクユニオンへ立ち寄ると店内では薄ら寒い日本語の「ロック」が大音量で垂れ流されていた。<情熱さえあればどんな壁でも乗り越えられる>・・・といったありがちな、すでに九官鳥すら歌わないような陳腐な歌を歌っていた。その手のメッセージを果たしてメロディにわざわざ乗せて歌うことの意味がわからないが需要と供給、世の中にはそういう歌を欲しているひとたちがいっぱいいるってことだろう。ロックと宗教は紙一重ってわけですか。店内で流されていたCDがレジ横に飾ってあった。オレでも知っているメジャーのバンドだった。説教とロック(ンロール)を履き違えた阿呆者とあえて言いたい。しかし、重ねて言うがこういう死んだ魚の目のような宗教ロックが売れるのだ、今の時代。
 また、先日入った韓国料理屋では巨大な液晶TV画面の中で、これまた有名な日本の某アーチストが屋外のステージで数千人の観客を前に「レヴォリューション」などと腑抜けた歌を歌っていた。そこでもまた、空しい絵に描いた餅のような革命(レヴォリューション)が繰り広げられていたのだった。キムチをつまんだ鉄箸をTV画面に突き刺したい衝動にかられたのは言うまでもないが、それをぐっとこらえ、舌の先が発酵する泡でチリチリする生マッコリで胃袋の奥へと流し込んだのであった。ああ、この世はちゃんちゃらおかしいねぇ。

 
 いよいよ!!今度の日曜日、12月7日は渋谷「ラストワルツ」にて、おなじみ雑誌「トラッシュ・アップ!!」と我がバンド、ダンボール・バットとの共同企画ライヴイヴェント【ニューウェイヴ天下御免・年末SP】開催!!しかもSPゲストにヒカシューの巻上公一さんをお迎えするのである。一度過去に共演経験があるとはいえやはり自分の敬愛するシンガーには違いはなく、その偉大さを思えば今から失禁してしまいそうなのでオムツ準備中!!約4年ほど前に自分企画のイヴェントにお越しいただいた際には、「スイカの行進」というヒカシューの2ndアルバム「夏」に収録の曲で共演させていただいたのだが、今回も、巻上先生のソロステージの後に僭越ながら手前どものバンドと共にヒカシューのとあるナンバーを共演させていただくことになっており、くれぐれも本番で失礼のないようにと、只今、食うや食わずの猛特訓の真っ最中なのであります。身体のごく一部、その局部を隠すあるモノを「装着」しての共演となる予定。ああ、このヒントでどの曲かもうお分かりの方はピンと来たかしらん?この日は、巻上先生、ダンボール・バットのほかにも、前衛獅子舞からアイドルまで年の瀬を賑々しく飾るニューウェイヴな出演者、バンドらがスタンバイ。ぜひ、お誘い合わせの上おこしください。ご来場の方には、ウチのバンドからの粗品という名のゴミ・・・非売品CD-R差し上げます。来年発売のニューアルバムのタイトル・トラック「壊れたカセットはAOR」のオルタネイト(仮MIX)ヴァージョンが入っております。これは見逃せませんね!!
▼前売りのご予約は、こちらから。当日のお昼12時頃まで受け付けております。お気軽に。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588










★今夜のBGM★
年内完成が絶望になったダンボール・バットのニューアルバム「壊れたカセットはAOR」から今回の録音でもっとも難産であったこのナンバー・・・♪「イージーリスニング/ハードリスニング」のショートPV完成しました。少々荒っぽいニューウェイヴ風味のガレージロックといった趣。ペラッペラのミックスは、ブリキの太鼓ならぬアルミの太鼓の行進か。さて、いかがでしょうか?もうしばらくはこれ観て我慢しておいてください。アルバムの進行状況はまた次回ご報告いたします。



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▼今後のイヴェント予定▼

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【ダンボール・バット】ライヴ
12月7日(日)@渋谷「ラストワルツ」
雑誌TRASH-UP!!+DANBALL BAT企画
「ニューウェイヴ天下御免VOL.9年末SP」
出演:巻上公一(fromヒカシュー)、
ダンボール・バット、こまどり社(前衛獅子舞)、
JUBIOTTO(シンセ・ライオット・パンク)、曇の原(プログレシッヴ・ハード・フォーク)、パンタンシノワ(アイドル・ユニット)

PM5:30 OPEN / PM6:00 START

前売予約¥2300 当日¥2500 (+各drink代500円~)

※巻上さんとダンボール・バットの共演コーナーも予定

タイムテーブル▼
18:00 DJ
18:10 こまどり社(前衛獅子舞)
18:20 雲ケ原(プログレシッヴ・フォーク)
18:50 DJ
19:00 パンタンシノワ(女子二人組アイドル・ユニット)
19:20 DJ
19:30 JEBIOTTO (シンセ・ライオット・パンク)
20:00 DJ
20:15 巻上公一さんソロ
20:45 巻上公一さん+ダンボール・バット
20:55 DJ
21:05 ダンボール・バット(無国籍ニューウェイヴ)

ライヴのご予約、お問い合わせは▼こちらのフォームから





【ネオン警察(リーダーAMIのソロユニット)】ライヴ
12月28日@新宿カールモール

カールモール企画・歳忘れライヴ!
※詳細確認中

ライヴのご予約、お問い合わせは▼こちらのフォームから






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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト


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▼現在発売中のダンボール・バットのアルバム
 
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』  ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]  ※タコシェ(中野ブロードウェイ内)、高円寺「円盤」等の店頭でも販売中。 ---------------------------------------------------------------------------------- ■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326    --------------------------------------------------------------------
  DANBALL BAT PV▼ 「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)  
 
  

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