2016年12月9日金曜日

崖の上に立ち3玉100円のうどんをすすり冬の戦車を迎え撃つ用意我にありと誓った夜。





 町田康の小説にはよく「うどん」という言葉が出てくるんだとか。オレは町田康の小説をまともに読んだことがないので何とも言えないが町田の本を何冊か読んだことがあるというウチのバンドのメンバーがそう言ってた。あと、「猿股」とかいうのもよく出てくるとか(笑)。そして話の最後はだいたいグチャグチャんなって終わるんだとか(笑)。ほんとかね?
まあ、それはそれとして、最近、昼飯はもっぱらうどんばっかり食べている。それも3玉入って108円の格安麺。無職だからね。金ないからね。一食50円以下で食えるのはありがたい。同じく3玉入って108円のソバもあるのだが、こっちはマズイ。「ソバの形状と色をした何か」を食っているような感じ。うどんはさして気にならないのだが、ソバは不味くて一度買ったきり二度と買っていない。
うどんは近所の100円の品物ばっかり売ってるコンビニで納豆なんかと一緒に買うのだが、この季節になるとレジ横でこれみよがしに石焼いもなどを並べだし、レジで金を払うたびにいちいち「ごいっしょに石焼イモはいかがですか?」などと店員が無表情で勧めてくる。毎回毎回言われるのはウザイものだが夕べはその勧誘に負けてしまった。というか、なぜか無性に焼きイモが食いたかったので店に入る前から焼きイモを買うことを心に決めていたのだ。ワンシーズンのうちに1,2回、無性に焼き芋が食いたくなることがある。それがたまたま夕べだったのだ。もちろん1本100円だ。しかも100円なのにかなりデカい。靖国神社の参道の出店なんかで買ったらいくら取られるだろうか。まあ、どうせ中国産とかの安いイモを使ってるから100円で売れるんだろうが、味はまあ、悪くない。うどんとイモで猛烈に腹いっぱいになる。どっちも炭水化物だ。とりあえず栄養素を満たすことより空腹を満たすことがこの際優先されるべきだろう。だから、よしとする。そして食後30分後にオナラを数発連発。みなさんはどれぐらい長いオナラをしたことがありますか?オレは最長1分間。ほんとに1分間止まらなかったことが一度だけある。トイレの中だったからよかったけど。腸が飛び出るんじゃないかと思った。そういえば、わが師匠、ゲーンズブールが書いた唯一の長編小説の主人公は自分のオナラの勢いを「動力」にして絵を描くという奇妙な画家の話だったっけ。

師走の夕暮れに部屋の灯りもつけずにフォーレのレクイエムなぞ聴きながら今オレは厳かな気分というより放心している。ライオンに首根っこ噛まれ死を覚悟したシマウマの気持とはこんなもんだろうか?いやそんな崇高なものなんかじゃない。ただの社会不適応者の中年男が仕事にあぶれ、おまけにバンド活動もどん詰まりでどーしたらいいのか分からず呆けているだけだ。
尻に火がつくとはこうゆうことか。常に崖っぷちのオレだが、今まさにガケの先端のさらに先端分部につま先立ちしている状態だ。定職が決まらぬまま、ついに12月の声を聞く。このまま富士の樹海にでも行けというのか。CDやレコードや本もだいぶ処分した。たいした価値のあるものなど元々我が家にはなかったが、それでもだいぶ処分した。先日もディスユニオンにいくつか売りに行った。昔、300円で拾ったスロッビング・グリッスルの帯付きレコードが1500円(サンプル盤じゃなかったらもっと高値になったかもしれぬ)になった。他にもゲンズブールのレコードだの(すまぬ、わが師よ!)、アラーキーの本だの(すまぬ、アラーキー!)を渋々手放した。それら一つ一つはたいした額にもならないが塵も積もればなんとやらでまとめて処分すればちょっとした臨時収入程度にはなる。背に腹は代えられない。
すでに両方の手の指の数×数倍ほどの求人に応募しているが見事全滅。こんな国早く滅びればいいのに、と腹立たしくなる。いや、国を恨むのはお門違いか。自業自得の結果ではないか。仕事を選ぶ余裕なんてないはずなのにこの期に及んでまだ選んでいるオレにも非があるのは分かっている。最近はパソコンに向かって一日のその大半を職探しに費やしてしまうこともあり気が付いたら外が真っ暗になっていた、なんてこともしばしば。夕方きっかり5時になると区が設置している屋外のスピーカーから「夕焼け小焼け」のメロディが風に乗って聞こえてくる。あの瞬間が一日のうちでもっとも凹む瞬間だ。「今日もオマエの負けだ」、と、夕焼け小焼けの郷愁たっぷりのメロディが鋭利な刃物のようになってオレの胸を突き刺してくる。そして、オレは自分の「負け」を認め、6時を回った頃こそこそと家を抜け出しあてどなく高円寺の商店街をふらふらと歩く。それが日課のようになってしまった。何をやっているのだろうか、オレは。
一時期は頻繁に通っていた喫茶店へも金がないので行く回数も激減した。コーヒーも4~500円するからね、馬鹿にならない。そこで、高円寺駅前にある某カフェが平日の夕方から9時までハッピー・アワーと称してジョッキ・ビールとグラス・ワインがそれぞれ1杯180円で飲める(何杯でも)サービスをやっているので最近はその店によく出没する。この季節、本当はキンキンに冷えたビールやワインより熱いコーヒーで体を温めたいものだが一杯180円というコスパの誘惑にはかなわない。少々こじゃれた店なんだが結構歴史のある店でインテリアなどもほどよく年季が入っていてそんな嫌味な感じはしない。夜になると照明の明るさはぐっと落とされ各テーブルの上に蝋燭が灯される。ビルの2階にあるこの店の窓際の席に座れば、ロータリーを挟んで正面の高架になっているJR高円寺駅のホームがよく見える。黄色い総武線の電車や銀のボディにブルーのラインの東西線の電車がひっきりなしに入って来てはまた出て行く。乗客を吐き出し、乗客を運んでゆく。タバコをくゆらせながら何をするでもなくその様子を見ているだけでなぜか気分が落ち着いてくる。仕事もせずこんなところでビールなど舐めて呆けている自分に酔っているのかもしれない。オレってほんとダメなヤツ、と。そう、ハイネケンのコクのないビールにではなく自分に酔っているんだよ、きっと。どこまで阿呆なんだろうか。
昔よく一緒にこの店に来た友人のことが頭を過ることもある。その友人とは最後は気まずくなりいつのまにか音信不通になり既にしばらくたつ。その原因を作ったのはオレなのであって、それが今も心残りだったりする。元気でやっていてくれればいいのだが・・・。
カバンに入れて持ってきた本を開くこともある。文庫本ぐらいにしておけばいいものをなにを思ったかこの前は埴谷雄高のごっついハードカバー本など持っていった。難解な文章で知られる埴谷雄高など読んでもオレの8ビットの脳みそでは理解できるわけもなく文字を必死で追いかけても目からその先に入ってゆかない。だけど、たまに無性にその手のわけが分からない難解な本が読みたくなることがある(ありませんか?)。結局、その時も短編を読みだしたものの2,3ページも進まないうちに集中力が萎え、また高円寺駅のホームに視線を戻しタバコに火を点け昔の思い出にふけってみたりする。で、そんなときに限ってタイミングよく店のスピーカーからチェット・ベイカーなんかが流れてくるんだよ。例の病人みたいな青ざめた声でマイ・ファニー・ヴァレンタインとかがさ。オレに、どーしろと?!やんなっちゃうよ、もう。


話変わってダンボール・バットの30周年記念限定シングルレコードの件。結局発売を来春4月に決めた。それは毎年4月に世界規模で展開されるイベント、「レコード・ストア・デイズ」にウチも便乗しようという狙いから(レコード・ストア・デイズが分からない方はググッてください)。レコード・ストア・デイズに絡めてリリースすると販売店のほうでも通常の時よりも念入りに宣伝してくれるのだ。イベントに合わせて店側のほうでチラシを作ったり、店のサイトに専用のページが開設されそこにジャケット写真を掲載してくれる。もちろん店頭でもレコード・ストア・デイズ参加作品として専用のステッカーを貼られきっちり棚に面出ししてくれる。まあ、だからといってそれしきのことでウチのレコードがバカ売れするわけもないのは重々承知だが、まったく宣伝してくれないよりは宣伝してもらえるほうが有り難いしね。
で、肝心のブツのほうは、まさにきのう、プレス代行会社へ代金の入金と音源の入稿が無事完了したところ。ひとまずやれやれといったところ。当初は100枚だけの予定だったが、結局200枚発注した。300枚いってしまおうかととも考えたがなにせ予算がないので200枚でやめておいた。冷静に考えれば200枚も売れるのか?と、少々心配になる。逆に言えば、結成30周年記念なのにたった200枚かよ・・・いや、30年もやっていてたかが200枚もさばけないのかよ、と、少々情けない気持ちにもなる。まあ、なんとかなるだろう。レコードが聴けない人のためにネットから音源を落とせるようダウンロード・コードも付ける予定だし。余ったらフリスビーにして飛ばして遊べばよいし、どうそご自由にお持ち下さいと近所の古着屋の店頭にでも置いてもらえばよい。
今回発注したプレス業者は海外でのプレスを代行している会社。国内唯一のかの有名な某プレス会社に頼もうかと当初は計画して見積もりまで頼んだが、そのあとに今回頼んだ業者の見積もりを見たら圧倒的に安かったので迷う理由はなにもなかった。同じ発注枚数でも4万円ほどの違いが出る。極貧バンドにとって4万円の差はデカい。納期も早いと聞く。それに国内某プレス会社へ電話した時の担当者の態度が横柄だったのにカチっと来た、っていうのもある(昨今のレコード・ブームで工場もフル回転で大忙しでたかが200枚程度の小口の客の問い合わせの電話にいちいち出ているヒマなどないわいなっていうのも分からないではないけどね!)。
ただ、海外プレスと聞くと、品質は本当に大丈夫なんだろうか?という一抹の不安がないわけではない。メジャーからインディーまで創業以来何十年という歴史の中で数多のレコードを世に送り出してきた実績、そして安定した評価を持つ国内某工場。それに比べて・・・。しかし、ヨーロッパの工場でのプレスと聞いてなぜかちょっと安心した。それも東欧のチェコにある工場だという。いや、安心を越え、なんというか逆にへんな期待を抱かせる。おれのまったく勝手なイメージだが、「東欧」、「チェコ」というその少し固くて奥ゆかしい言葉、国名の響きを耳にしただけでなぜか高品質のレコードを思い浮かべた。職人が一枚一枚丁寧に焼き上げる古風な焼き菓子、あるいは鈍色の屋根瓦のような重みのあるみっちりと何か思想のようなものが高密度に詰まった黒々とした塩化ビニール盤をオレにイメージさせる。妄想とは恐ろしいものだね。海外など一度も行ったことがないオレの妄想などあてになるはずもないのだが。
2月上旬には完成品が我が家に届く手筈。なんとしてでも年を越さねばならぬ。

さて、今夜はバンドのリハである。年内のライブは早くも全て終わってしまい、年明けのライヴも今のところ2月25日の大久保ひかりのうまでの恒例の自主イベントまでまるで予定がない。予定がないがリハだけはきっちりやる、というのがダンボール・バット流(笑)。過去には1年に2回しかライヴがないという年もあったがそれでもほぼ毎週リハをきっちりやり新曲を作り続けていたのである。おかしなバンドである。
今日のリハではちょっと古い曲を引っ張り出してやろうと思っている。そして、新曲。「冬の戦車」という新曲。たぶん、無意識のうちに戸川純がYAPOOS時代に書いた「赤い戦車」(名曲!)という曲のタイトルが頭のどっかにあってオレに戦車というモチーフで詞を書かせたのだと思う。先週からやり始めたのだが果たして形になるのかちょっと壁にぶち当たっているところ。しかし、だいたいいつも新曲を初めてやる時、壁にぶち当たる。壁が突き破れずそのままお蔵入りになった曲も何曲かある。なんとか形にしたいもんだ。

「冬の戦車」

白いゴースト
凍てつく磁石
ほら、光る

昂るエモーション
調子外れのマーチングバンド

雪原に描く、キャタピラの筆で
素描画のヴィナス
踏みつけろ
時代を・・・

-----------------------------------------------------------------



▽ダンボール・バットの新作Tシャツ販売開始!(画:福沢光成子さん)
当面はライヴ会場のみの販売です。各種サイズあり。
色:生成り。¥2000。ぜひ。



---------------------------------------------

今夜のBGM


制作費三千円!我が家の台所と新宿のアルタで撮影!

ダンボール・バットの最新PVは来春発売のシングルレコードの告知CM!!


---------------------------------------------

【ダンボール・バット】ライヴ情報
2017年・・・
2月25日(土)@大久保ひかりのうま

[DANBALL BAT企画]
★爆裂土曜音楽館VOL.4★
PM7:00 OPEN/PM7:30 START

出演(出演順に)
①わたりどり(こまどり社)
②キンキーサロン
③ダンボール・バット
※SPゲスト予定

※前売り予約はございません。
当日券のみのイベントです。

チケット¥2000+1d代


---------------------------------------------



---------------------------------------------
ダンボール・バットの最新アルバム
「壊れたカセットはAOR」
お求めは下記の各サイト、店頭にてどうぞ。
店頭になき場合は通販もいたしますので
お問合せください。

デイスクユニオン
アマゾン
タワーレコード
名古屋市今池「ワイルドハニー」
京都市「100000tアローントコ」
沖縄「CD屋」の店頭&通販
京都「トランスポップ・ギャラリー」
東京・中野の「タコシェ」
高円寺「円盤」
JET SET RECORDHMV、他でも販売中!



    「壊れたカセットはAOR」/
ダンボール・バット
発売中!(2015.6.25発売)
全14曲(約1時間収録)/1500円+税/見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI
ジャケ画:逆柱いみり
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫
解説:岡村詩野、湯浅学
寄せ書き:
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)、
大田譲(カーネーション)、ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:
蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donutfromアメリコ)<敬称略>


-----------------------------------------------------------------------

▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


---------------------------------------------------------------------------------- 
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから

2016年11月11日金曜日

サメのエサにもなる資格なしとヘミングウェイにどやされ高円寺フェスでピンクフロイド気分に酔った夜。



何と多くの人が財布の中身を考え、
他人の思惑を考え、
家庭を考えて、
つまらない人生に甘んじてしまうことか。
くよくよ考える人間は、
はじめから運に見放されており、
勇気なんて滑稽にしか思えず、
才能があっても活用されずに終わるのだろう。
挙げ句のはては、
不平不満の虜になるのがオチである。

by ヘミングウェイ




 どうせ、クヨクヨ考える人間だよ、不平不満の虜だよ。まいったな。オレのことではないか。ヘミングウェイはお見通しなのだ。ヘミングウェイなんて「老人と海」と短編2,3個しか読んだことがないが、ヘミングウェイの名言みたいのを集めたサイトがあって、それ見てみたらけっこうイイこと言ってるんだよね。あの顔(世間一般に知られたヒゲ面の写真です)で、こんなセリフ吐かれたら、一生付いてゆきますって気持ちにもなるだろう。早速アマゾンに「ヘミングウェイの言葉」なる新書が中古で50円で売ってたんで注文したバカです。そんなもん注文している時点で終わってるってことだろう。ヘミングウェイにぶん殴られて海に突き落とされてサメのエサになる資格さえないのかもしれん、オレには。

 それにしても、寒い。秋はどこへすっ飛んでいったのか。家のベランダから見えるちょっと離れた先にある寺の境内の木立がすっかり紅葉している。夏の間中、ジージー泣きわめく数千のセミたちの声があの辺りからうるさいくらい風に乗って聞こえてきたもんだが、そのセミたちも役目を終えみんな土に還っていった。しかし、オレはなんの役目も見いだせぬまま土にも還れず半分腐ったまま今日もこうして府抜けている。
今日のブログで今年は最後しようかな。もう書く気力も起きん。バンドのほうも、来週17日に吉祥寺のマンダラでやるライヴが今年最後だしな。
そういえば、ちょっと前に出演した例の「高円寺フェス」。意外に面白かったな、あれは。ステージの途中でゆるキャラが乱入したりして(笑)。なにせバンド30年目にして初の屋外ステージ体験。しかも、高円寺駅の真ん前。すでに高円寺に移り住んでほぼバンド活動歴と同じぐらいの年月になるが、まさか駅前でライヴをやる日が来ることになるとはね。当初、マイクもないかもしれない、なんて話も飛び出し、最悪の状況を予想して覚悟していたのだが、いざフタを開けてみればPAの業者が入り思いのほかしっかりした音だった。
それよりも、ウチらのような不健全なバンドが真っ昼間からお日様の下で、善良な一般市民の皆さん方の前でライヴなんてやっていいのか、それよりなにより太陽の光で俺なんてバターみたく溶けちゃうんじゃないかって心配をしていたんだが、その日は今にも泣きだしそうなどんよりとした曇り空。たしか朝まで雨が降っていなかったか?時折吹く風もけっこう強くてオレにしてみればそう悪くないシチュエーションだった。それこそ、ピンクフロイドの「吹けよ風、呼べよ嵐」のイントロの不穏なベースがどこからともなく聴こえてきそうなあの日の天候は、ダンボール・バットが奏でるサウンドには案外似合っていたんじゃなかろうか、と思う。
屋外ライヴ。意外と味をしめると面白いのかもしれないなぁ。いずれにせよ、いい経験になった。高円寺フェスにこっそり応募していたウチのドラマーが、次は来年のフジロックの公募枠に応募するっていって張り切ってる。まあいいよ、ニューオーダーの前座ぐらい、いつでも。
最悪の状況を覚悟して腹くくってた高円寺フェスがイイ意味で意外な結果だったのに対して、その翌週(先週)に同じ高円寺の某ハコでやった自主企画ライヴが最悪だった。バンド30年続けてきた中でもワースト3に入る酷さだった。もちろん、演奏がとか、対バンがどか、そっちの問題ではなくて、店の設備、店の対応がってこと。あまりの酷さにリハの段階からオレの心はすでに折れてしまっていたし、サジもとっくに投げてしまっていた。この件に関しての文句を書きたてれば原稿用紙30枚くらい書く自信があるが阿呆らしいし、ヘミングウェイにも怒られるのでやめにする。条件がいいし(お金の面でという意味で)なにより駅からも家からも近いから一度やって良かったら定期的に使わせてもらおうかと思っていたのだがもう二度と出ることはない。残念だ。この日の唯一の救いは対バンの「ジョージア・オン・マイ・マインド」のファンキーでホットなステージだった。オレの折れた心をライヴ本番前までになんとか奮い立たせてくれた彼らに、この場を借りて再度礼を言わせていただきたい。
さて、ダンボール・バットの30周年記念限定シングルレコード発売の計画はどーなってるんだってことよね?上記ライヴの件のほかにも日々心折れることばっかりで悶々としている。やらなきゃいけないことは山積しているのに思考が体が動かない。やれやれ。
ところで今年が30周年なの?いや、たぶん来年が30周年なんだよ。1987年に結成ってことになってるからオレの中の年表だと(笑)。まあ、1,2年の誤差なんてどうでもよくなってくるよな、30年もやってると。
音源自体はもう出来上がったの。で、再来週にマスタリングの予約を取ったところ。どの曲を入れるのかで二転三転してたけど、ようやく決まった。A面には「秋は北京で」を。そして問題のB面には、やはり新曲の「BAD CITY」を入れることにした。もう、これ確定。テレックスの<モスコウ・ディスコウ>をサミュエル・ホイが香港歌謡化したような哀愁のオリエンタル風味ディスコ「秋は北京で」と、79年頃のストラングラーズをバックに歌う近田春夫をジェフ・リン(エレクトリック・ライト・オーケストラ)がオーバープロデュースしたような「BAD CITY」。え?何言ってるかわかんないって?例えがマニアックですまんね(笑)。何言ってんだか分かんないってヤングはウィキってください。
いずれの曲も非常にシングル・レコードに相応しいサウンドに仕上がったのではないかと、そんな自負はあり。レコードのプロモーション用のCMも鋭意制作中。実際レコードが完成すんのはいつ頃かな?遅くとも3月頭までには・・・と思ってはいるのだけれど、はて。
今、猫も杓子もレコード作ろうぜ!!ってなっているからね、工場もプレスの予約でギュウギュウらしい。レコードに触ったことすらないような、どうやってレコードを再生するのかも分からないような若者までもがレコードだ、カセットテープだのと騒ぎ立てているヘンな状況。日本で唯一のかの有名プレス会社も対応が追い付かず嬉しい悲鳴で相当ウハウハらしい。問い合わせの電話したら高飛車な対応されてちょっとカチっと来た(笑)。だからというわけではないが、今回ウチが頼むのは海外プレスを代行している会社。そっちのほうが2,3万は安い計算。そのうえすでに何度か問い合わせをしているのだが、対応が早いしジェントルなのだ。東欧の工場でプレスするらしい。
さて、それはそうと、レコード云々以前に歳越せるのかって問題がある。おいしく年越しそばを食いたいもんだよ。たとえそれがマルちゃんのカップ麺だとしても。毎年この時期おんなじことほざいてるけど、今年はほんとに危機だよ。だって無職なんだもん。この際個人事業主にでもなってなんか始めるべきか、という選択肢もなくはないが、オレにそんな勇気と決断力と冒険心があったらとっくにやっていただろうし、とっくに戦場やらアフリカの草原やらキリマンジャロを目指していただろうよ、ヘミングウェイみたいに。2回の飛行機事故にあいながらも奇跡的に生還したというヘミングウェイ。実際、肉体は相当強靭だったらしい(もちろん精神的にも)。しかし、そんなタフなヘミングウェイも、最期はライフルぶっ放して自殺してるんだよ。水鉄砲で頭撃ち抜くことすらできないオレのようなフヌケはどうしたらいいのか、ヘミングウェイさんよ。
そしてオレは今日も場末の喫茶店のテーブルがぶっ壊れた麻雀ゲーム機の席に腰かけてお湯の味しかしない珈琲すすりながらうつろな目をしてタバコくわえて呆けている。
まだ11月だっつうのにこの寒さはなんなんだよ。アメリカ大統領はトランプかよ。もう第三次世界大戦だな。


釣れないときは、
魚が考える時間を
与えてくれたと思えばいい。

by ヘミングウェイ




追伸:11月17日のライヴをもって本年のダンボール・バットのライヴの予定は終了です。コーラスのアヤコも参加します。ぜひ、本年の見納めとしてお越しいただければなによりです。出番はトリですので9時少し回ったあたりかと思います。料金は予約も当日も共通となります。詳細はこの下に。


▽ダンボール・バットの新作Tシャツ販売開始!(画:福沢光成子さん)
当面はライヴ会場のみの販売です。各種サイズあり。
色:生成り。¥2000。ぜひ。



---------------------------------------------

今夜のBGM


かつてヘミングウェイをテーマにしたアルバムを発表した加藤和彦も、最期は自殺だったからね。やりきれんね。それにしても凄い映像だな、これは。初めて観た。失禁ものです。合掌。
どうか安らかに。


---------------------------------------------

【ダンボール・バット】ライヴ情報
11月17日(木)@吉祥寺・曼荼羅

[曼荼羅企画・SAZANAMI]
PM7:00 OPEN/PM7:30 START

※ダンボール・バットはPM9:00過ぎ
本年最後のライヴとなります。
コーラスのアヤコも参加します。

出演:
神様クラブ、ジギジギボーイズ、他
※予約&当日券共通料金
¥2000+1d代(一般)
¥1500+1d代(専門・大学生)
¥600+1d代(高校生)
http://www.mandala-1.com/

---------------------------------------------



---------------------------------------------
ダンボール・バットの最新アルバム
「壊れたカセットはAOR」
お求めは下記の各サイト、店頭にてどうぞ。
店頭になき場合は通販もいたしますので
お問合せください。

デイスクユニオン
アマゾン
タワーレコード
名古屋市今池「ワイルドハニー」
京都市「100000tアローントコ」
沖縄「CD屋」の店頭&通販
京都「トランスポップ・ギャラリー」
東京・中野の「タコシェ」
高円寺「円盤」
JET SET RECORDHMV、他でも販売中!



    「壊れたカセットはAOR」/
ダンボール・バット
発売中!(2015.6.25発売)
全14曲(約1時間収録)/1500円+税/見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI
ジャケ画:逆柱いみり
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫
解説:岡村詩野、湯浅学
寄せ書き:
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)、
大田譲(カーネーション)、ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:
蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donutfromアメリコ)<敬称略>


-----------------------------------------------------------------------

▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


---------------------------------------------------------------------------------- 
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから

2016年10月26日水曜日

爆死、火だるま、自律神経不調で風水にも見放され高円寺の駅前でサイケなマイルス・デイヴィスとダンスするのを夢想した夜。


▲11月5日(土)ダンボール・バット企画ライヴ!!
詳細ブログの下です。



 顔にダイナマイト巻き付けて吹っ飛んだジャン・ポール・ベルモントのことを考えていた、柿の種ボリボリ食いながら。宇都宮で自爆して死んだ元自衛官の爆弾男の話がニュースのTOPを飾っていた。なんでも家庭内にトラブルがあったらしいが、そのへんの経緯はニュースをちゃんと聞いていなかったのでよく知らない。ただ自暴自棄の果ての凶行らしいというのは確かなようだ。普段は非常に温厚でまじめな男だったらしいが、そういう手合いのほうが自暴自棄になるとブレーキが利かなくなるんだろうか。
ちょっと前に新幹線で灯油かぶって火だるまになって焼け死んだ男しかり。そういう自暴自棄の阿呆を見るとけして他人事のように思えない。まるで自分の行く末を見せられているようで一方的に連中を責めることが出来ない。苦いツバが口の中にこみあげてくる。巻き添えを食った被害者や遺族には申し訳ないと思うが・・・。

季節の変わり目になると体調がおかしくなる。こと、秋から冬にかけての今頃の時期。体調というか自律神経がおかしくなる。ノドからアゴにかけての筋肉がこわばり「意識しない」とツバが飲み込めなくなるというおかしな症状に見舞われる。前に医者でもらった柴朴湯なる漢方が残っていたんでこの数日飲んでいる。あとは頭のてっぺんのツボを押すと自律神経にイイらしいっていうんで気休めでたまにペコペコ押したりしている。少しはその効き目があるのかどうか知らぬが今日は症状がいくぶん落ち着いている。シゴトが決まらないとか、30周年を迎えるというのにバンド活動になんの明るい話題もないだの、その他もろもろの漠然とした不安がストレスになってそれが季節の変わり目の気候の変化とも重なりオレのヤワな神経を圧迫しているらしい。
今日も大量のスパムのように送られてくる求人サイトからのメールをチェック。1時間も見てるとぐったりしてくる。チェックするのがシゴトだと割り切ってみても疲れる。ムダだと分かっていながらとりあえず1、2件、応募してみる。応募ったってただボタンをポチっと押すだけ。そうするとあらかじめ登録しておいたオレの履歴書だの職務経歴書だのが先方に送られるって仕組み。なんだか虚しい。
うす曇りの窓の外をぼーっと見る。さっきから部屋ん中には小さくマイルス・ディヴィスの「GET UP WITH IT」が流れている。もう、これはジャズではない。サイケデリックだ。いや、ここではないどこか遠い世界、あるいは地底の音楽。非常に混沌としているが妙に落ち着く。こんなの聴いてたらシゴト探しなんて余計どーでもよくなってくる。いや、どーでもよくなっちゃ困るんだけど。
手元にあった先日古本屋でなぜか買ってしまったアラーキーの古い本「男と女の間には写真機がある」などをパラパラめくる。縛られた妊婦の写真だの目の周りが真っ黒の鈴木いづみだのストリップ劇場の踊り子だの天皇陛下の写真などがランダムに目に飛び込んでくる。

突然ですが、風水とか信じますか?ウチのドラマーが風水にはまっていてね、Dr.コパの本とか読んじゃったりしてるのよ。胡散臭いじゃんDr.コパなんて。板東英二と区別つかないもん(笑)。で、ドラムが言うにはこの秋から来年の春にかけてオレの運勢は凄くいいんだっていうのよ、風水的に。ちょっと待ってよ、今、もうどん底なんですけど(笑)。仕事も決まらず年越せるかの瀬戸際なのに。っていうかもともと運勢なんてまったく信じていないし。仮に運勢なんてあったとしても、とうに運から見放されているよ。
なんでも「風水シール」なるものがあるらしい。それを家の中の「鬼門」とされる場所・・・トイレだのベットだのにペタペタ貼っているんだってよ、ドラムのヤツ。そんなんで御利益があるとも思えないけどね。事実、毎週のように「ロト7」を買っているんだけどこれが全く当たんないらしい。前は株もやってたみたいけどこれもダメ(笑)。キャリーオーバーの8億円もいらないからさ、1億円、いや5千万でいいからさ、早いとこ当ててバンド専用のスタジオ建ててくれって言ってんだけど、千円当てるのも大変らしい。神頼みならぬDr.コパ頼みもアテにならぬか。

 
 相変わらず日々ヘンな人々からイイネされたりフォローされたりしているインスタグラム(ちなみに今日のブログに貼ってある写真はオレのインスタ写真です)。自分ちの弁当の写真ばっかりUPされてもなぁ。ヒトんちの弁当の中身とか全然興味ないし。あと、コーヒーの表面に絵を描くのあるでしょ?ラテアートっていうの?それ自体まったく意味不明の行為だけどオレに言わせれば。そんなコーヒーの表面に書かれたハートの模様だとかスヌーピーの絵だとかの写真がダーッと並んでたり。それから、スタバのコーヒーの物撮りばっかしてる奴いるでしょう?(スタバの店員かね?)いちいち「構図」とか考えて撮ってるのが余計イラっとするね(笑)。たかがスタバのコーヒー写すのに構図とか考えないでいいから。で、そんな写真にまたイイネが100個も200個も付くんだよ。ちゃんちゃらおかしな世界でしょ?もうね、そんなんばっか、インスタ。気持ち悪いを通り越しておかしくなってきた。
 なので基本的にあんまり他人のは見ない。辛くなるだけだもん。本当に面白い画像上げてる人ってほんのわずかしかいない。そういう人に出会いたいと思ってたまに探索するんだけど結局出会えたためしがない。焼肉のアップだとか唐揚げだらけの真っ茶色の写真見て気持ち悪くなって止める(笑)。
 かつてこれほどまでに世界中の人々が写真をバシャバシャ撮る時代もなかったわけで・・・と、今のこの時代の流れ、インスタ・ブームを肯定的に言う人もいるけど、ただゴミのような写真が日々量産されるようになっただけというか、勘違い自称・写真家の大量発生を助長しただけのような気がするけど。
 あ、でも今日ね、坂本龍一とかアート・リンゼイなんかとも交流のある人にフォローされたんだよ。何かの間違えだと思うけど(笑)。恐らくこの動画▼をインスタにUPしたんで、それをたまたまその人が観て面白がってフォローしてくれたんだろうね。これ、坂本龍一のジャケのパクリだからさ。なので「フォローありがとございます。by 高円寺の坂本龍一より」って、メッセージ送っておいた(笑)


 そういえば、上の動画でも告知しているダンボール・バット結成30周年記念限定シングルレコードの発売計画はどーなってんだよってことよね?2017年発売ってなってるけど、2017年のいつよ?ってことよね。たしかに資金面で苦しいのは事実。なんせビンボーバンドなうえにオレ無職だし、他のメンバーだって正社員で働いてるやつ誰もいなしどーやって食ってんだか未だ分かんないやつもいるし(笑)、とにかく金がない。最近、10円玉落ちていないか下向いて道路歩いてるもん。歩きスマホならぬ歩き小銭拾い(笑)。まったくバンド30年もやってるのにたかがシングルレコードの2~300枚程度作る金もない。協力してくれるレーベルもスポンサーもいない。情けなくて涙も出ない。孤高のバンドは辛いよ。
 まあ、資金はサラ金で借りるなりしてなんとかするとして、実は収録する曲をどーするか未だ踏ん切りがつかず悩んでいる。なにせA面、B面で2曲しか入らんからね。ちょっと前のブログでは、A面に新曲「秋は北京で」を入れて、B面には同じく新曲の「ロンサム・カウボーイOK?」を入れようと思っていたのだが、録音のクオリティがイマイチだったので、その代わりに去年出したアルバムのタイトルトラックである「壊れたカセットはAOR」のミックス違いを収録することに変更した、と書いた。もう告知CMも作っちゃったしA面に「秋は北京で」を入れることは確定しているのだが、問題はB面。
 実は、去年の暮ぐらいにドラムとベースだけ録って放置していた音源がある。最近ライヴでやっている「BAD CITY」という3分ちょっとのまさにシングルB面的なコンパクトにまとまった曲で、1980年前後のストラングラーズをバックに歌う近田春夫っていう(笑)、また、オレのマニアックで分かりづらいコンセプトのもとに書いた曲なのだが。で、当初それをレコードに入れる案もあったのだが、素の状態でのドラムとベースを聴いた段階ではそれを音源化するにはちょっとプレーが荒過ぎるのでは?という判断から放置したままだったのだ。が、先日久々にそれを引っ張り出してきて聴いてみたら悪くないのよ。気になっていた「荒さ」もなんだかいい意味で「勢い」につながっているように感じて。まさに1979年頃のパンク・ニューウェイヴ期のレコードの風合いなのだ。これはこれでアリなんじゃないかって急に気が変わり、急きょ、シンセやギターを重ねた。歌もリハなし編集なしの一発録りで重ねた。そうしたら、なんかめちゃくちゃチャーミングな音に仕上がったのだ。
 ドラムのヤツは自分のプレーがやっぱりちょっと荒いと気にしているが、ベースのヤツに至っては今まで録音したベースの中では最高のデキだと言って気に入ってる。うむ、オレもこれをレコードで聴きたい欲求がムクムク沸き上がってきたのだ、先週あたりから。さあ、どうしよう。B面はこっちでいくか。「壊れた・・・」もレコードで聴いてみたいけどやっぱり気分的には両面新曲でイキたいっていう思いが強い。そう、オレは優柔不断な男なのだ。二者選択が決められない。昼飯何食うかっていう日常のささいなことから恋愛まで(笑)。もうちょっとだけ悩ませてくれ。いずれにせよレコードにはダウンロードコードを付けてネットからDL出来るような仕様にしようと思っているんで、「壊れた・・・」は、ボーナストラックとして別枠でダウンロードできるようにしておく、っていう手もあるしね。

 最後にライヴの告知を。

来週の土曜日11月5日に、JR高円寺の駅のそばのグレインって店でダンボール・バット企画のライヴがあるんだけど(詳細はブログの下)、なんとその前に高円寺駅前での屋外ライヴがあるんだよ、しかも真っ昼間に。今度の土曜日29日。毎年この時期開催される「高円寺フェス」って商店街のイヴェント。今年が十周年なんだそうだ。オレは別に出たくもないんだけど決まっちゃったからやるだけ。こんなこと高円寺フェスの実行委員会が読んだら怒るだろうね。だって本当のことだもん(笑)。PA設備が最悪なんだよ。音楽のことなんにもわかってないヤツが担当者らしく、当初、マイクも無いかもとか言い出す始末で、大槻ケンヂだのみうらじゅん(同じ日に別会場でトークイヴェントがあるらしい)にはマイクあるけどウチらみたいな下っ端にはマイクも無いのかと腹立ったんだけど、まあマイクはなんとか用意したみたい。でもアンプもドラムも無いらしく全部持ってゆかなきゃならない。そのうえ、あんまりデカイ音出されちゃ困るみたいなことまで言うからね、それまでしてやる意味があるのかとも思うのだが、こっそりフェスに応募したウチのドラム曰く「フジロックへの布石としてやりましょう!」とヘラヘラ笑ってる。分かったような分からないような理屈だな(笑)。バンド結成30周年にして初の「屋外ライヴ」は今から波乱の予感。「じゃがたら」の横浜寿町(日雇い労働者の街)での伝説の屋外フリーライヴの混沌とした映像が脳裏をよぎる。今週の週間天気予報によれば午前中まで「雨」の予報。さすが雨男だよ、オレ。ウチの出番は14時からだそう。高円寺駅南口駅前ロータリーだよ。興味のある方はこっそり覗きに来てヤジ飛ばすのもアリ。素っ裸で踊ってくれるのもアリ。だが、できれば翌週の11月5日(土)のライヴのほうに来ていただきたい。音もそっちのほうがイイに決まっているし、新作Tシャツや、新作CD-R、オレのデザインしたポストカードなどの販売もある。最新の新曲もやるし、新たな珍カバーにも挑戦なのだ。まあ、ヒマな人は両方来てくれても有り難い。




▽ダンボール・バットの新作Tシャツ販売開始!(画:福沢光成子さん)
当面はライヴ会場のみの販売です。各種サイズあり。
色:生成り。¥2000。ぜひ。



---------------------------------------------

今夜のBGM


Bill Bruford - Back to the Beginning. Vocals: Annette Peacock(’79)
プログレ界のツワモノどもをバックに物怖じせずクールに歌うアーネット・ピーコックの知的なエロ可愛さにハートを撃ち抜かれました。ジェーン・バーキンなんて目じゃないッス。悪戯されたい。

---------------------------------------------

【ダンボール・バット】ライヴ

10月29日(土)@JR高円寺駅前南口広場
          「高円寺フェス」 PM14時~
http://koenjifes.jp/
毎年恒例の高円寺フェスに初参戦!!
ダンボール・バット初の屋外イヴェント!!
たぶんヘロヘロなステージを予想!!

---------------------------------------------

11月5日(土)@高円寺GRAIN
※JR高円寺駅より徒歩2分。仲通り商店街入ってスグ右手。
1Fが「成都」という中華屋の2Fです。
http://grain-kouenji.jp/

DANBALL BAT企画
「爆裂!土曜音楽館3」
~香港とジョージアから来た男たち女たち~

※ダンボール・バット新作Tシャツ、新作レアCD-R、ポストカード等販売あり。
新曲、新カバー投入。ぜひ。

共演:GEORGIA ON MY MINDS(Vo:コン カオリ)

開場PM7:00 開演PM7:30
料金:当日券のみ¥2000+drink代



---------------------------------------------



---------------------------------------------
ダンボール・バットの最新アルバム
「壊れたカセットはAOR」
お求めは下記の各サイト、店頭にてどうぞ。
店頭になき場合は通販もいたしますので
お問合せください。

デイスクユニオン
アマゾン
タワーレコード
名古屋市今池「ワイルドハニー」
京都市「100000tアローントコ」
沖縄「CD屋」の店頭&通販
京都「トランスポップ・ギャラリー」
東京・中野の「タコシェ」
高円寺「円盤」
JET SET RECORDHMV、他でも販売中!



    「壊れたカセットはAOR」/
ダンボール・バット
発売中!(2015.6.25発売)
全14曲(約1時間収録)/1500円+税/見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI
ジャケ画:逆柱いみり
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫
解説:岡村詩野、湯浅学
寄せ書き:
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)、
大田譲(カーネーション)、ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:
蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donutfromアメリコ)<敬称略>


-----------------------------------------------------------------------

▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


---------------------------------------------------------------------------------- 
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから

2016年10月14日金曜日

ダシの効きすぎた「ラジオスターの悲劇」を聴きながら今日も喫茶店で死んでるオレがインスタで胸焼けを起こした夜。


▲エセ・グラフィックデザイナーのAMIです。
チラシつくりました。
今年最後のライヴです、多分。
ダンボール・バット企画!ぜひ!
※当日券のみのイベントです。詳細はブログの下に。





 
 寒空の下、西荻窪のケモノ道を徘徊中に得体の知れぬ強力な磁場に引き寄せられその店内に瞬く間に吸い込まれてしまった俺は誘蛾灯に捕らえられた一匹の蛾。店の名は「ビーイン」。この凶悪なまでの場末感を俺の拙い写真でお伝えできないのが口惜しい。喫茶店の本来あるべき姿とはこういう空間のことじゃなかったのか。スタバ?そんな府抜けた名前出さないでくれ。とにもかくにもここはまるで墓場のような空間だが妙に心落ち着くのはどうしてか?俺がすでに死んだ人間だからだろうか?すきま風に乗ってユパンキの爪弾く枯れたギターが聴こえてきそうな、それこそアンデス山脈の山腹とかに建っていてもおかしくないようなこの1972年の開店以来この地で風雨にさらされ続けた建物の醸し出すどーにも人間臭い佇まい。時間はとっくの昔に止まったままだ。この空間に時間の概念は無い、というか不要。偶然遭遇してしまった西荻窪の露地裏の魔窟で小倉久寛を更に小型化したような頑固そうな店主がいれてくれた炭火焼コーヒー(席まで店主自らがサイフォンを持ってきてカップに注いでくれるという本格派)をすすってみれば、もはやロシア・アヴァンギャルドと化した壁のポスターの原色がむせび泣く。俺は今、茶色の壁と同化しつつある。ピラフを炒める匂いとタバコのケムリと埃臭いような温かい湿り気に包まれて。そして、TVの音にかき消されそうに小さく流れる店内のBGMは今まさに「ボーン・イン・ザ・USA」。なぜにこのタイミングで?(笑)さらに、プリンス「レッツ・ゴー・クレイジー」、バグルズ「ラジオスターの悲劇」と80sクラシックが続く。「ラジオスターの悲劇」といえば元々が名曲であるが、この曲がこんなに心に染みたのは人生において今日が一番だったかもしれぬ。この墓場には、どんな歌をも許容し、さらに歌のコクを倍加させる魔力があるのかもしれぬ。ごちそうさまでした。心の洗濯完了。

というわけで、いまだシゴト決まらずうらぶれた喫茶店なぞをまっ昼間っからほっつき歩いている。7月末からシゴトを探し出して今のところ20数件の求人に応募したが箸にも棒にも引っ掛からぬ。なめられたものだ。一応、グラフィック・ソフトが使える仕事でさらに未経験OKと書かれた求人を中心に応募してはいるのだが、実務経験もないこんなオッサンにシゴトなんかねぇーとよ。未経験OKってぇのはあくまで若者に対してのことであってオッサンならそれ相応の経験があってしかるべきってことなんだろう。そのほとんどが面接にすら辿りつけぬ。人も見ずに年齢だの上っ面の経験だけで切り捨てにかかる。それがこの社会の現実だ。
おまけに求人サイトに4つも5つも登録したもんだから毎日数十数百の求人情報が嫌がらせのようにメールで送られてくる。全部見ていたら多分1日がかりの量だ。目ぼしそうなものだけに当たりをつけてパッパッと見てゆくのだがこれが結構な根気がいる。そしてだいたいが徒労に終わる。ちょっと良さそうだなと思うと勤務地が地の果てのような場所だったり、実務経験何年以上とか、聞いたことも触ったこともないソフトのスキルを要求されたり、残業時間が月30時間だとか(月30時間なんて残業のうちに入らねぇよとおっしゃる向きもあろうが・・・)、20代から30代前半の若いスタッフが活躍中の職場でぇ~すなどとあからさまにオッサンを排除しているのが見え見えだったり・・・エトセトラ。そんな中から応募できそうなものを探し出すのだが、それはまさにスモーキーマウンテン(ゴミの山)の中から落してしまったコンタクトレンズを探し出すような試練である。最近それがなんだか非常に無駄な時間に思えてきた。もちろんシゴトは探さなきゃまずいんだが。
 さらにオレを苦しめるのが、そんな悶々とした気分でインスタだのフェイスブックなどを見てると常盤(響)さんが今日もキレイなデルモのチャンネェにキワドイ水着を着せてエロっちいポーズとらせて撮った写真が流れてくる。やりきれんわ、もう!!(笑)と、ちゃぶ台をひっくり返す。まあ、響(呼び捨て!)・・・金持ってんだろうしモテるんだろうしな、比べるだけ阿呆と分かってはいるのだが、虚しさだけがオレの中で風船のようにどんどん膨らんでゆく。
 ああ、オレはどーなるんだろうか。シゴトが決まって歳を越せるんだろうか?(働かなくていいんならもちろん一生働きたくなどないが!!) 世の中、クリスマスケーキの予約だのオセチがどーしただの、なんだか早くも年末のそわそわ感が漂い始めている。そろそろ職種を選んでいる時間の余裕もなくなってきた。ああ、オレにあと少しの才能と運があったら、音楽で、文章で、写真で、少しは生活の糧の足しになるぐらいのいくばくかの銭ぐらい得られたかもしれぬ。が、なにを言っても負け犬の遠吠えにしか聞こえぬ。川谷拓三が歌うセンチメンタルな「負け犬のブルース」がオレの耳の奥で静かに鳴っている。
 
 仕事も決まらないのに、喫茶店などで呆けている場合いではないが、シゴト探しの合間になぜか喫茶店巡りが日課のようになってしまった・・・いや、逆か(笑)。喫茶店巡りの間にシゴト探ししてるんか?いや、別に日課というほど行ってはいないよ。マックやコンビニでなら100円で飲めるものを無職の身でコーヒー1杯500円はけして安くないし、ちょっと遠征するとなれば電車賃もかかるしね。でもたしかに以前に比べればここ最近オレの喫茶店探訪率が上がっているのは確か。せいぜい近所の名曲喫茶にたまに行くぐらいだったオレが、なんで喫茶店へ通うようになったかっていえば、そうね、今年の7月まで通っていた例のWEBの訓練校の友達連中と学校帰りに喫茶店に通うようになったのがきっかけだろうね。わざわざネットで場末な店を探してコーヒーを飲みに行ってた。で、その時の様子をいろいろ写真に撮ってインスタにUPすんのが楽しくなってね(笑)。それまではレストランとかでいちいち出てきた食べ物の写真撮ってるヤツを横目で見ながら馬鹿じゃないの?なんてずっと小馬鹿にしてたんだけどいざ自分がやってみると楽しくて(笑)。撮りたくなる気持ち、わかるよ。などと共感する始末。学校帰りに行くのはいつも男だけのチームだったけど、ケーキセットなんてのを頼んでね、それぞれ種類の違うケーキを頼んでちょっとづつ交換したりして、それを写真撮って、もう、女子会みたいな(笑)。完全に馬鹿。
で、撮った写真の色味だとか構図なんかをちょっと調整して、それからその場でキャプションを考えるのがまた楽しい。オレは写真よりもキャプションを考えることに力を注ぐ(笑)。文章を考える鍛錬にもなるしね。
それはそうと、見ず知らずの他人のインスタ眺めてもなんか心にガツンと来る写真がほとんどない。綺麗な写真はあってもなんか薄っぺらいんだよ。偽善っぽいっていうか。ロクでもない写真ばっかだよ、9割は。インスタにそこまで求めるほうが間違っているんだろうけど、「いい意味でのロクでもない」じゃなくて「悪い意味でのロクでもない」写真ばっか。ただ単にオレの趣味嗜好や価値観やセンスと合わないだけなんだろうけど、インスタの写真見てると世の中の大半の人間とオレはやっぱりウマが合わないんだな、やっぱハグレ者なんだなってのを実感する。
毎年この時期になるとノーベル文学賞を今年こそ村上春樹がとっちまうんじゃないかと文学好きの友人と戦々恐々としているわけだけど、今年はまさかのボブ・ディランが受賞ってことで(直枝さんおめでとうございます!!笑)、ボブ・ディランが受賞したという意外性に対する驚きよりも村上春樹が今年も無事に賞を逃してくれたことへの安堵でその友人とそっと胸をなでおろしたところなんだけど、こともあろうに、夕べオレのインスタをフォローしてきたヤツのプロフィール見たら村上春樹の大ファンの文字が目に入り(笑)ガックリしたのを思い出した。オレが毎年ノーベル賞の時期にそんなことを考えているなんていうことをそいつは当然知る由もないんだろうが、しかし、なんでそんな奴にフォローされるのか理由が分からない。まあ、勝手にしてくれ。
とにかくヘンなヤツだらけだよ、インスタ(笑)。空だの花の写真に自己啓発的な言葉を合成した写真ばっかり連投してる奴とか、胸焼けするような料理の写真で埋め尽くしてる奴とか、副業で何百万稼ぎましたとかのたまう起業家とか、イルミネーションの夜景ばっか撮って悦に入ってるプロカメラマン気取りの勘違い野郎に、東野圭吾の大ファン、国籍不明の外国人、スタバのコーヒーばっか物撮りしてる阿呆とかエトセトラ。そんなけったいな人たち、というか、オレの趣味趣向と鼻毛ほどの接点も見いだせないような人たちからフォローされたりイイネ!されたりして薄気味悪くも可笑しな素晴らしいインスタグラムの世界。あなたも覗いてみませんか?
ちなみにオレの写真は少々しょっぱ目。キャプションも普通の人はせいぜい一言二言なのに、長文(笑)。だから、覗きに来た奴からすればヘンな奴に思われているんだろうね。写真投稿数の割にはイイネもほとんどされないし。まあ、いいよ、あんまりおかしな連中と関わりたくないし。一般ピープルが一番ヘンっていうのがインスタを始めて一番オレが実感したこと。オレの「ヘンさ」の比じゃない。

 
 さて、喫茶店に話を戻す。オレが訪ねるのはいわゆる純喫茶と呼ばれる類の店だ。ただの喫茶店と純喫茶の正確な線引きはオレにははっきりわからぬが、うらぶれてて場末感が高くて銀の皿に乗ったナポリタンだのメロンソーダが出てくるような昭和の遺構のような店を称して純喫茶と言うのだとオレの中では理解している。うらぶれ具合、場末感が高ければ高いほど有難いしオレの琴線を震わす(笑)。メニューの味は二の次だ。美味い店もあるし、激マズの店にも遭遇したが、そのマズさも含めてが純喫茶の存在意義だと思う。すでに絶滅危惧種のこれらの店。消滅する前にもう少し訪ねて歩きたいと思う。世の中ひょっとして純喫茶がプチ・ブームなのだろうか?それらの店をレポートしたブログや本がけっこう散見される。が、だいたいが上っ面のコクも面白味も無い文章のものが多い。オレもそんな本を出せればいいな、などと、夢想するも、たぶんオレの汚い文章、出版社がOK出すハズがないな、と、苦笑い。まあ、いいさ。自分が本を出したらという想定で架空の表紙を作ってみた(上の写真)。発売は「主婦の友社」から(笑)。
 最後に、先日行った名曲喫茶レポートで今日のブログを閉じる。

初上陸、本郷三丁目の名曲喫茶「麦」。地下に広がる昭和の遺構、阿片窟。ヤニ茶けた空間に、所望したメロンソーダ(400)の緑が映えるもソーダ感(炭酸感)ゼロでひたすらに甘ったるい。名曲喫茶とうたってはいるが誰も音楽に耳を傾けている者なし。かかっている曲もクラシックには違いないが節操がない。大声で競馬の話に興じるジジイ二人連れ。ロレツの回らないままキャバクラの話で盛り上がる眼光鋭いオッサン。それに対してケラケラと素っ頓狂な声でひたすら笑って女の口説き方を講釈する阿呆。 巨大な虫眼鏡で新聞を隅々まで喰い入るように読み続けるくたびれたサラリーマン風、etc。この雑多な感じが、このやさぐれ感が本郷なのか?高円寺の名曲喫茶とは明らかに空気が違う。色あせた油絵。顔を見ても誰だか判別できぬ作曲家の肖像画。小学校の時の音楽室を思い出す。そんな阿片窟に似つかわしくない若いウェイトレスのおネェちゃんのピチピチのジーンズのお尻を天井からぶら下がる玉暖簾(たまのれん)越しにチラ見しながらソーダに浮かんたチェリーの赤が目に染みたのであった。帰りに粋なデザインのマッチをいただき店を後にした。






▽ダンボール・バットの新作Tシャツ販売開始!(画:福沢光成子さん)
当面はライヴ会場のみの販売です。各種サイズあり。
色:生成り。¥2000。ぜひ。



---------------------------------------------

今夜のBGM


ディスコ3000って(笑)。78年という時代を考えればかのサン・ラがディスコに触発されたしてもおかしくはないがやっぱりそこはサン・ラ。ぜんぜん踊れないディスコだよ。ピラミッドのてっぺんで踊るタコ踊り。夜明けは遠い。




---------------------------------------------

【ダンボール・バット】ライヴ

10月29日(土)@JR高円寺駅前南口広場
          「高円寺フェス」 PM14時~
http://koenjifes.jp/
毎年恒例の高円寺フェスに初参戦!!
ダンボール・バット初の屋外イヴェント!!
たぶんヘロヘロなステージを予想!!

---------------------------------------------

11月5日(土)@高円寺GRAIN
※JR高円寺駅より徒歩2分。仲通り商店街入ってスグ右手。
1Fが「成都」という中華屋の2Fです。
http://grain-kouenji.jp/

DANBALL BAT企画
「爆裂!土曜音楽館3」
~香港とジョージアから来た男たち女たち~

共演:GEORGIA ON MY MINDS(Vo:コン カオリ)

開場PM7:00 開演PM7:30
料金:当日券のみ¥2000+drink代



---------------------------------------------



---------------------------------------------
ダンボール・バットの最新アルバム
「壊れたカセットはAOR」
お求めは下記の各サイト、店頭にてどうぞ。
店頭になき場合は通販もいたしますので
お問合せください。

デイスクユニオン
アマゾン
タワーレコード
名古屋市今池「ワイルドハニー」
京都市「100000tアローントコ」
沖縄「CD屋」の店頭&通販
京都「トランスポップ・ギャラリー」
東京・中野の「タコシェ」
高円寺「円盤」
JET SET RECORDHMV、他でも販売中!



    「壊れたカセットはAOR」/
ダンボール・バット
発売中!(2015.6.25発売)
全14曲(約1時間収録)/1500円+税/見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI
ジャケ画:逆柱いみり
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫
解説:岡村詩野、湯浅学
寄せ書き:
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)、
大田譲(カーネーション)、ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:
蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donutfromアメリコ)<敬称略>


-----------------------------------------------------------------------

▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


---------------------------------------------------------------------------------- 
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから