▼いよいよ今週金曜日開催!!前売予約¥1500円(別途要ドリンク代500円~)。詳細、予約のお申し込み(当日お昼まで受付中)は本ブログの下です。
この3,4日、鼻水がズルズル。オレもついに「花粉症」デヴューかしら?急になるっていうもんね、花粉症って。しかも、先日やったギックリ腰の具合もまだまだ全快していないしで、鼻水ズルズル腰はイテぇーし、そのうえ連日の残業でヘトヘトでもうなんか死期が近いんじゃないかと思わせられる春爛漫の今日この頃。オレの大嫌いな季節がまた巡って来た。なんで春が嫌いなのか、それを説明するだけで1週間くらいかかりそうなので割愛します。
ええと、さっき昼メシ家で食いながら適当なチャンネルに合わせてTV観ていたら「アポロ13号」(‘95)だかいう映画をやっていた。トム・ハンクスが主演だっていうんだが、大昔の映画しか観ないオレにはトム・ハンクスって役者がどれだか判別不能だった(ひどい!)。当時のアポロ13号の事故を扱ったドキュメタリータッチの映画らしかったが、まあ、勝手に打ち上げて勝手に事故って勝手にドタバタして、結局はアメリカは偉大なり、ゴッド・ブレス・アメリカ!!って、それだけの映画のような気がしてアメリカ人が見れば涙の一つでも流せるってもんなんだろうけど、オレには全然面白くなかったなあ。フツウの人(日本人でも)はやっぱり感動するわけですか?ああいうの観ると。じゃあ、おまえ日本人なんだから「はやぶさ」観たら泣けるかって言われたら、泣く以前に観る気も起こらないですわ。ハハハハハ。だめだこりゃ。
それに比べて、TVでやってるとついつい何度でも観ちゃう映画っていうのが何本かあって、その中の一つがマーティン・スコセッシ監督の有名作「タクシー・ドライバー」(’76)。先日もケーブルでやっていたのだがヤボ用で大半を見逃してしまい、最後のシーン・・・モヒカン頭のデニーロが「武装」して売春宿に踏み込むシーンだけギリギリ観られた。何度観ても手に汗握る素晴らしいシーンだ。そして、ラスト、ドライバーとして復帰したデニーロが再びタクシーに乗って夜のニューヨークを流しそのままエンドロールへと入っていくシーンはバックに流れるあのおなじみのSAXによるアーバンなメロディと相まってふと目を閉じれば窓から入って来るそよそよとした春の夜風がまるでここはニューヨークでオレは今とびっきりの美人の娼婦をのっけてブルックリン橋を通過中なんて妄想の一つもしたくなるってもんでがしょ?ここはニューヨークじゃなくってコテコテの高円寺でウチの前を通ってるのはコテコテの青梅街道だって分かっていてもさ!!男が惚れる男、デニーロ。まいっちゃうね。
さて、実は既にちょこちょことツイッターやフェイスブック等でも告知を始めているのだが、いよいよ我が流浪の無国籍ロックバンド「ダンボール・バット」はニューアルバム(ラストアルバムっていう話も・・・)【壊れたカセットはA.O.R.】(ひどいタイトル!)の制作に突入!!完成予定は一応今年の冬!!いや、出来れば年内ギリギリ、サザンやユーミンやきゃりーぱみゅぱみゅらに対抗したクリスマス商戦に合わせて(?)のリリースを計画しているのだが、う~ん、果たして間にあうのか!?間にあうもクソも全てはオレ次第なんだけどね!!
前作「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」('12)の時は本当に肉体・精神共にズタボロになり死の淵を何度もさまよった約1年間に及ぶ過酷なレコーディングだったわけで、もう、あんな経験は二度と御免こうむりたいと思い、新作のレコーディングをダラダラ後延ばししてきたのだが、メンバーからの激しい突き上げに合い、また、シーンからの孤立をこれ以上深くしないためにも(笑)そろそろ何かしら出さないとマズいだろうという結論に達し、この度、重いギックリ腰を上げ新作のレコーディングを決意した所存。
ただでさえ世間の流行からは100万光年かけ離れた特殊なサウンドの我がダンボール・バット。そのうえ、音楽が売れない売れないと大手レコード会社も所属アーチストのクビを切りつつテメェーんちの社員を守るのが必死のご時勢。どこぞのレーベルがおいそれCD出してあげましょう、なんて甘い言葉を囁きかけてくれることなどあろうハズもなく、今回のニューアルバムも当然自前による自主制作。予算はワラをもつかむ超極貧低予算。当然、録音もミックスも全部オレがやる。自分で手掛ける録音も今度のアルバムが3枚目になる。3枚目ともなれば録音のノウハウも分かるだろう、というのは素人の考えであり、いや、オレ自身が録音のイロハも未だ理解出来ぬ素人同然なわけで、毎回が試行錯誤の連続。残念ながら過去の2枚についてはオレの力不足もあり、正直言って、オレの中の合格ラインにはほど遠い仕上がりとなってしまっている。だから、今回は、やるからには、どうしても過去2作品のクオリティを最低限越えなければならないというのが、来るべき東京オリンピックに向けた自分に課したミッションなんである。
ところで、なんといってもサウンドの一番の要であり難所であるのは「ドラム」。この生のドラムの録音さえ上手く行けば半分完成したようなもんであり、そのアルバムのクオリティが決まってしまうと言っても過言ではない。過去2作品では、こと、このドラムが思うように録音できなかったのがオレの中での合格ラインに届かなかった主たる要因だった。
そして先週。近所のスタジオを6時間借り切ってのドラムの録音を決行。実は、オレの中では録音を始める前から今回の録音は案外上手く行くのではないかと楽観視していたのだ。それは、去年の秋に一足先に録音した「流刑地から」という曲ですでに素晴らしいドラムが録音出来ていたからだ。かの曲は、当初、デモを録音するつもりで録ったのだが本番テイクとしても充分使えるクオリティに録れたので、その音源をそのまま今度のニューアルバムに収録することにしたのだ。だから今回の録音も上手く行く予感がしていたのだ。前2作ではドラムの収録にマイクを8本も立てて録ったのだが、その割りにはショボイ音にしか録れなかった。プロの現場では豪勢にたくさんのマイクを立てて録ることは日常茶飯事のようだが、素人の録音現場では一概にそうとも言えないことを学んだ。「流刑地から」を録った時はたった4本だったからだ。8本で録ったものより4本のほうがイイ音に録れたのである。だから今回も基本的に4本。オマケで天井近くに一本追加で立てたが、これはあくまでオマケ。で、結果は予想通り上々。過去2作を上回る音で収録出来たと思う。高円寺の“コニー・プランク”こと、録音技師としてのオレの面目躍如と言ったところか。いやはや、もうアルバムが完成したような気分である。ドラムさえ録れればあとは何とでもなるのである。なんて悠長なこと言ってるとまたどこで痛い目に合わないとも限らないからな、自嘲します。ハイ。
それにしても今回のドラム録音で学んだことが一つ。阿呆らしいけどとても重要なこと。それは、どんなに一流のスタジオでプロのエンジニアが録音しても、肝心のドラマーがヘッポッコじゃ話にならないってこと!!え?当たり前?まあ、当たり前なんだけどね、今回それを凄く実感したのよ。手数ばっかり多くてフラフラ安定してない奴、曲中の同じ部分の同じフレーズ叩かせても毎回違う叩き方する阿呆・・・エトセトラ。辞めていった過去のメンバーの悪口は言いたくないのだが(許せ!)、基本が出来ていないドラマーにどんな素晴らしいレコーディング環境を用意したってそりゃネコに小判、ミミズにプラチナってもんでがしょ。あん?というこで、結論から言ってしまえば、決してオレの録音技術が優れていたのではなく、ドラマーの安定した技術力があったから上手くいったのである、今回の録音は。ひえ~っ。でもほんとにそういうことなのよ。もうちょっと早く今のドラマーちゃんと出逢っていたら前のアルバムももうちょっとマシに仕上がっていたのではと思う春の朧月夜。
まあ、いずれにせよ、もう後戻りできないところまで来てしまった。レコーディングは開始されたのだ。大菩薩峠の今まさに上り口にオレは立っている心持なのだ。行く手には一面の枯れススキの原っぱが広がり空には暗雲が立ちこめ血の匂いの混じる生ぬるい風がオレの頬を撫でてゆく。何が待ち受けているというのか、この先に!!オレには予想は不可能だが、とにかく一歩一歩この峠を上っていくしかあるまいに、と、オレの傍らに立つ机竜之介を名乗る市川雷蔵のナマっ白い顔が怖かった。
早くもニューアルバムの告知CM第一弾解禁!?(笑)。無理矢理なオレの振り付け。家ん中で独りカメラに向かってナニやってんでしょ?音源はデモ音源なんでショボショボですけどいろいろ妄想して楽しみにしてください!今度のライヴでこの曲の初お披露目です。
アルバム「壊れたカセットはAOR」告知CM/ダンボール・バット(2014年)
※4月11日(金)に開催のライヴイヴェント「ニューウェイヴ天下御免VOL.6」の情報更新しました。詳細は下記をご覧ください。
★オレの写真ギャラリーも地味に更新中
▼「印画都市」こちらから。
http://negative-city.blogspot.jp/
4月11日(金)は「ダンボール・バット」ライヴ”!!
UFO-CLUBから場所を替え渋谷「ラスト・ワルツ」にて雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画によるおなじみのライヴ・イヴェント【ニューウェイヴ天下御免VOL6】 ※詳細は下記
4月16日(水)は高円寺「円盤」にて「TRASH-UP!!」の屑山編集長とオレとによるマニアックな音楽トークショー【今夜は御意見無用VOL.3】 ※詳細は下記
4月27日(日)
「ネオン警察」(AMIソロ)ライヴ!!@神保町「試聴室2」にて。詳細は近日UP!
5月5日(月・祝)
「ダンボール・バット」ライヴ@渋谷「ラストワルツ」!詳細は近日UP!
イヴェントの詳細は順次こちらのブログで更新してまいりますのでお見逃し無く!!
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次回「ダンボール・バット」
ライヴ情報:
おなじみ雑誌「トラッシュ・アップ!!」との共同企画ライヴイヴェントの第6弾!!
4月11日(金)
@渋谷「ラスト・ワルツ」にて
PM6:30開場
PM7:00 DJ スタート
PM10:30頃終演
TRASH-UP!!+DANBALL BAT企画・・・
【ニューウェイヴ天下御免VOL6】
DJ:屑山屑男(TRASH-UP!!編集長)
ライヴ:(以下出演順に)
①BARAMON(バラモン)PM19:30~
②ダンボール・バット PM20:25~
③神さま PM21:25~
オープニングアクト:PM19:00~
こまどり社(ニューウェイヴ獅子舞)
料金:前売:1500円+drink代
当日:1800円+drink代
ご予約・お問い合わせは▼こちらのフォームから
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588
当日:1800円+drink代
ご予約・お問い合わせは▼こちらのフォームから
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588
次回トークショー情報!!
TRASH-UP!!編集長・屑山屑男氏とダンボール・バットのリーダー・AMIの両盟友によるマニアックでしどろもどろな音楽トーク&リスニング・イヴェントの第3弾!!主に70年代~80年代にかけての昭和歌謡・ニューウェイヴ・グラムロックなどを中心にアノ時代のスキマに埋もれたままになっている知られざる名盤(迷盤)を発掘ご紹介するイヴェントです。
AMIのソロユニット「ネオン警察」のミニライヴコーナーも予定。是非!!
※当日券のみです。1500円(1drinkつき)
【屑山屑男とAMIの~
今夜は御意見無用!】VOL.3
4月16日(水)
PM7:30開場/PM8:00開演/PM10:00過ぎ終演
出演:AMI、屑山屑男
ミニライヴ:ネオン警察(AMI:Vo+まり:Piano)
ミニライヴ:ネオン警察(AMI:Vo+まり:Piano)
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【お知らせ】
ダンボール・バットでは女性キーボード奏者急募中(サポートOK)!
お気軽にお問い合わせください。
こちらから▼
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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン
2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))
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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス] ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス] ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326
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▼DANBALL BAT最新PV▼ 「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
▼DANBALL BAT最新PV▼ 「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」 /ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
DANBALL BAT最新PV▼ 「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
▼DANBALL BAT最新PV▼ 「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」 /ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
DANBALL BAT最新PV▼ 「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)
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