2010年11月12日金曜日

空からフンの雨が降る。

 

 つい3日ほど前の朝、オレが一奴隷として働いている会社へ行く途中、道を歩いているとジャンパーの右胸の辺りを抹茶とバニラアイスが混ざりあって半分溶けたようなユルイ液状のものがタラ~と流れるのに気付き唖然!また今日も一日始まるゾンビたちとの奴隷農場での過酷な労働を前にただでさえブルーになってる通勤途中のこの時間に事もあろうか鳥の奴にフンの爆撃をお見舞いされるハメになるとは!それもかなり巨大!ハトか?カラスか?アホウドリか?シット!まさにクソ!あと数センチずれていたら間違いなく頭に直撃!。これ何かの暗示なの?!ウン(運)が付くってこと?!神よ、天からフンの雨を降らせ給うな!!アッラー!!

 その翌々日、今度はドラマーが空から降って来ました。先日のライヴをもって突如ウチのバンドからドラムが脱退してしまったわけですが、それと入れ替わるかのようにしてあっさりニュー・ドラマーが決定。実は今回、突然ドラムが抜けてしまった事に関して焦る気持ちはゼロでした。それはライヴの予定も入っていないし、当面はレコーディング作業で忙しくバンドのリハどころぢゃないだろうし、前任のドラム脱退間際の色々なゴタゴタ事に疲れてしまったってことが、オレに焦る気持ちを起こさせない理由でした。見つかんなきゃそれはそれでいいや、と。ところが、予期もせず早々に見つかってしまったわけです(笑)。振り返ってみれば、この約20年余りの間、メンバーの入れ替わりは何回かあったわけですが、欠員ができてもその都度割とスムーズに次のメンバーが見つかっていたことに改めて気付き、それが幸か不幸か、このバンドの寿命を無駄にズルズルと今日まで延命させてしまった原因の一つなのかもしれない、と、思ったりするわけです。そして、どうやら今後またしばらくは無駄な命をつないでゆくことになりそうです。世知辛い世の中、無駄な命の一つや二つあってもいいでしょう。まるでこの世は雑草の如し。ああ、無限地獄。死ぬな生きろ。

 ところで、今回急遽決ったニュー・ドラマーさん、先日ダンボール・バットへ参加後初のライヴをやったばかりのニュー・ベーシスト、NEU!(ノイ)君の紹介でして、なんとも女の子であります。そうです、3年前まで、ダンボール・バットのドラムを長きに渡り担当していたのも女子でしたが、再び女子ドラマーの登場です。さっそく先日ドラマー不在のダンボール・バットのリハに遊びに来たカノジョに2曲ばかりお手合わせをお願いしたわけです。そのプレイを聴くまでは、日記冒頭に書いた理由や個人的な心情もあり、なにも今すぐ無理してまで参加をお願いしなくても、という気持ちもあったわけですが、その小柄で華奢な体から叩き出される奥ゆかしくも実に誠実で的確、無駄の無いシンプルなドラミングに好感、否、目からウロコ。こりゃ、是非、ウチで叩いていただきましょう!・・・ってことで、翌日参加を要請したわけであります。彼女のほうも是非やりたいと言ってくれているみたいでしたので、じゃあ、決りぢゃないですか。しいて例えるなら鈴木さえ子(元・鈴木慶一夫人)がダンボール・バットに入って叩いたらこんな音。・・・みたいな感じでしょうか?あん?待てよ。オレ、鈴木さえ子のドラムまともに聴いた記憶ないんですけどなんでか知りませんがそんな勝手なイメージが彼女のドラムを聴いていて思い浮かんだのです。WHY?。じゃ、シーラE聴いてから寝ます。


▼今夜のBGM

最近見つけた‘70sイギリスのB級バンド。<デカメロン>ってバンド名にジャケのセンスがオレのツボに入り、音聴いたらこれまたグッと来て早速アマゾンに注文。

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