2013年12月31日火曜日

さらばシベリア鉄道を熱唱中に3日遅れの便りが届き庭のアンコ椿が咲いた夜。


もうすぐ2013年が暮れようとしている冬の夕暮れ。炭酸の抜け切ったヌルいジンジャエールをすすりながらなにやってんだこんなところでオレ?ええ、誰にも読んでもらえるアテもない今年最後のブログ涙こらえて書いてます。♪あなた変わりはないですかぁ~?と今はなきテレ東の名物番組「演歌の花道」(かの番組の名ナレーターであった来宮良子さんも今年の11月に亡くなられたとか・・・)で都はるみに歌ってもらいたい「北の宿」。変りはないですか?などとオレの身の上を案じてくれるような愛人・妾・人妻・娼婦の類もあいにくいないが、ここ年末に来てカゼをひきただいま鼻の穴にテッィシュを詰め込み滝のように流れ出る鼻水を堰き止め中。
あ、今夜、CSの映画チャンネルで007(ジェームズ・ボンドのね)の吹き替え版をやるんでそれを唯一楽しみにしてるところ。そう、広川太一郎が吹き替えやってるロジャー・ムーアが主演のやつ。やっぱ世代的には007と言えば、ショーン・コネリーかロジャー・ムーアでしょ(それ以降のはなんか中途半端でいけませんや)。それも出来ることなら日本語の吹き替え版で観たい派(ほら、「ダーティー・ハリー」のC.イーストウッドとかだってさ、断然、山田康夫(ルパン三世の声)の吹き替えじゃなきゃ燃えない派ですから・・・)。そして、奇しくもちょうど今夜同じ時間帯の裏番組、別の映画チャンネルではオレの中の数少ない座右の映画の1本でもある香港コメディ映画の傑作「Mr.Boo」がO.A.(!)。それもシリーズ中これまた最高作の“インベーダー作戦”('78)があるのだが、残念なことにこちらは字幕のみの放送。ご存知の方はご存知だろうが、こちらも広川太一郎氏による鉄壁の吹き替え版がファンの間では有名。オリジナルのギャグを10倍も20倍も膨らませて面白くさせちゃう太一郎マジックはある意味「神業」。まあ、吹き替え版が入ったDVD持っているんだけどね、今一度TVで吹き替え版を流してもらってね、あの黄金の広川太一郎ヴァージョンの凄さをね、世間にしらしめてやりたい!って気分なんでゲスよ、わたしゃ。

ところでみなさん忘年会は?夕べはウチのバンド・・・「ダンボール・バット」のささやかな忘年会だったのだ。AYAKOとMARI(まりこふん!)のコーラス二人は忙しいっていうんでヒマなオリジナル・メンバーだけ集まってしんみりと酒を酌み交わした由。まあ、バンドの忘年会に新年会なんて10年以上はやっていなかったわけだけど普通はやるもんなのかしら?(笑)リズム隊の二人が今のメンバーに替わってからのこの2年くらいかな、そういう酒宴を催すようになったのは。「やりましょうよ!」と、かの二人が誘ってくるのでまあ誘われれば断る理由も無ければ悪い気もせず自然の成り行きで恒例行事になりつつあるのだ。昨晩も、ライヴとリハーサル以外はほぼ自宅に引き篭もったままのギターのヤツもなだめすかし引っ張り出しメンバー5人で高円寺界隈の場末の居酒屋にて一年の労をお互いねぎらったり、結局今年もパッとしなかったなクソっ!!などとクダ巻いてみたり、しょーがないから来年は新譜のレコーディングでもやる?と、一応の目標のようなものを立ててみたり、しかし、まあ、オレを含めいくら酒の宴とは言えギャーギャー騒ぐのが嫌いというか苦手なニンゲンばかりが顔付き合わせればお通夜のようなシーンと会話の全く途絶える間も何度となくありこれまた不思議な空間。となりの席の20代とおぼしき会社帰りの頭の悪そうなサラリーマン、OL連中のバカ騒ぎにたびたび会話がかき消されることも。で、オレは居酒屋へ行くと必ずと言っていいほど注文する酒がある。焼酎のお湯割りに梅干をチャポンと沈めたやつ。が、夕べの店で出されたそれは初めて見るものだった。梅干の周囲にコンブがリボンのように巻きつけてあるのだ。これはなにかのマジナイか?!当然、梅干だけよりもそのコンブのダシも染み出しなんとも言えないコクのある焼酎でありやんした。コンブ、コンブ、ヨロコ(喜)ンブ。こりゃ、ちょっとだけ縁起のええ歳の暮れだで。

さて、昼間の奴隷仕事は昨日が仕事収めだったので今日は休日。朝から新宿のディスクユニオンへレコード漁りへといざ直行。いやあ、それにしてもどの売り場行っても見事にオッサンばっかり!(オレもだけど!)これでもかこれでもかってぐらいオッサンだらけ!40代、50代、60代越えも!20代のヤングや婦女子は一人もいない!!オッサン・パラダイス!!ひぇ~!!これが今の日本の(世界の)音楽市場を象徴する光景なのか?!もはや若者はブツは買わないっていいますわな、CDなんて買わないって。あの異様な光景を目の当たりにすればそれも思わず納得。天下のディスクユニオンを支えているのはオッサンの音楽ファンたちだった!!しかも、オッサン、みんな目が血走ってるから怖い。年末のバーゲン期間っていうせいもあるのだろうが、掘り出し物を我先に見つけ出さんとばかりにボケーっとしてると肘鉄を食らうは背後からクサイ息吹きかけられるはでそりゃもう戦場!!もう、なんやの、こいつら!!あっち行け、シッシッ!!ってなもん。何万円もするようなプログレのレコードを手に取りニヤニヤしてるヤツもいれば、「これ、オリジナル盤なん?オリジナルなん?あん?」と必要以上に店員に詰め寄るヤツ、ブツブツ独り言を言ってるヤツ、エトセトラ!!そんな中、大した収穫は無かったがPILのジャー・ウォーブルの1stソロアルバムが安かったんでそれと、他数点を購入。中古本売り場では竹中労の「無頼の点鬼簿」(ちくま文庫)なる文庫を200円で購入したりも。いやまあとにかく疲れましたわ。おつかれさんどす。
と、まあ戦場のような売り場にいながらもずうっと気になっていたのが店内に絶え間なく流れされていた大瀧詠一の一連の歌。別の売り場に移動してもまた大瀧詠一の歌が流れている。なんか新譜でも出たんか?と、ふと売り場の一角に目をやれば「大瀧詠一さんのご冥福をお祈りいたします」の手書きのポップとともに数々の氏のアルバムが陳列されているではないか?!えっ?!マジ?!ホント?!その後一瞬の沈黙。個人的に大瀧詠一氏には特別の思い入れは何もないし、「はっぴいえんど」もどっちかって言うとあまり好みではないのでほとんど聴いていなかったし、唯一ほぼリアルタイムでよく聴いていたのが「ロング・ヴァケイション」ってくらいのただの通りすがりのニンゲンのオレにとっても、「あの大瀧詠一が?!」ってショックはやっぱりあった、そりゃあね。だってついこの前もムーンライダーズのかしぶちさん亡くなったばかりじゃん。切ないね。でも確実に時間だけは流れているって証拠だ。時間だけが川のように流れて行っている。時間というベルトコンベアに乗っかってみんなどんどん死に向かって行進中なのだ。ボクもアナタもカエルもアリさんも!!
それにしても懐かしいな、「ロング・ヴァケイション」。あのレコードを聴くとあの永井博のイラストのジャケを見ると当時確か中学生だったオレが友達と近所の消毒液と小便の匂いの混じる貧相な市営プールへ通っていたあの夏の日を思い出す。施設の屋外スピーカーからは夏の気分を煽るように安易に「ロング・ヴァーケーション」がひっきりなしに流されていた記憶がある。ちょっと、レコード棚の奥から久しぶりにLP引っ張り出して聴いてみようかしら。この晦日に、なにか感慨深いものがありますな。
亡くなったと言えば、ルー・リード。死んだことをいいことに早くも“便乗商品”の類もいくつか出回り始めている模様。ルー・リードの“詞”を一度ちゃんと読んでみたと前々から思っていたのだが、以前出回っていた日本語訳の詩集は既に絶版で希少品な上に法外な値段が付けられている。で、ここへ来て違う訳者による新たな詩集が出版されたとのことで、その新刊本も早速売り場の一角に積んであった。思わせぶりな黒い装丁が気を引くが、値段を見れば3200円!!うへっ、高っ!!足元見るねぇ。ボルねぇ。詩集ってなんでそんなに高いんだろう?出版部数が少ないから?需要が少ないから?まあ、いずれにせよ年中ビンボーなオレにこの時期3200円は出せねぇーな。アマゾンで中古が出るの待つか、廉価版出してくんないかな、文庫サイズの・・・。よろしく岡村詩野やん。

ぐああああ、あと、数時間で今年が終る。世界が終る。人類滅亡や。いや、年が明けたからってナニが変わるわけじゃない。また、ムシのように地べたに這いつくばって這いつくばって泥水すすりながら塩なめながらなんとか生き伸びて行くしか術を持たぬ貧民屈の最下層ロッカーのこのオレに待っているのは一生陽の当たらぬドクダミが生い茂るワイルドサイドのみ。歩いて行こうじゃないのワイルドサイド!歩いて行こうじゃないの修羅の道!歩いて行こうじゃないの畜生道!

都はるみがTVん中で歌ってる。♪「~三日おくれの 便りをのせて 船が行く行く ハブ港~」と拳を握り締め。都はるみの視線はいつも斜め上45度を向く。何を見ているのか?宇宙か?仏か?己の運命の行く先か?あ、あん、あ、あん、アンコ椿は恋の花。春はまだ遠い。いや、春などあっと言う間に来る。季節の巡るのは早いものだ。ただ一生来ぬのは、オレの春、オレの・・・

よいお年を。では。

★「今夜のBGM」は下記イヴェント情報の下です。


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次回「ダンボール・バット」ライヴ情報

1月18日(土)@東高円寺「UFO-CLUB」
http://www.ufoclub.jp/

*U.F.O.CLUB18周年記念*
TRASH-UP!! +ダンボール・バット共同企画
「ニューウェイヴ天下御免!番外編
ニュー・イヤー・トラッシュ・フェスティバル!!」


OPEN/STRAT 17:00~

料金 前2000(+1d)当日2300(+1d)
※前売りチケットは、03-5306-0240(UFO CLUB)で
電話予約開始!
▼お問い合わせはこちらからもどうぞ

【出演(以下、出演順に)】
①こまどり社(獅子舞)
②パリのお茶会
③インセクト・タブー
④ヰタ・セクスアリス(from大阪)
⑤夢幻レジーナ
⑥ダンボール・バット(PM19:45頃~)
⑦Bellring少女ハート
⑧YOU GOT A RADIO!!



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★今夜のBGM★
BGMというか、先日の高円寺「円盤」でのオレと「トラッシュ・アップ!!」の編集長・屑山さんとのトークショー「今夜は御意見無用」の超ダイジェスト映像を編集してUPしましたので、それを今年の締めとしてお送りします。来年もよろしゅうお頼みもうしやす。


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【お知らせ】
ダンボール・バットでは女性キーボード奏者急募中(サポートOK)!
お気軽にお問い合わせください。
こちらから▼
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588


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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DBEFLVK/
▼ディスクユニオン
ttp://diskunion.net/portal/ct/detail/IND12849

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))






◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
 
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』  ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス] ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。 ----------------------------------------------------------------------------------   ■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326  --------------------------------------------------------------------
▼DANBALL BAT最新PV▼   「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)    ▼DANBALL BAT最新PV▼  「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)    ▼DANBALL BAT最新PV▼ 「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)  
 
  

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